雑記 | 22:51 | 子供の頃に流行っていたJ-POPを小耳に挟むと、「あの頃は全然わかってなかったけど、大人の気持ちを見事に歌った曲だったんだなー…いまさら痛い程わかる…」などグっときてしまうことが多々ある。セカンドまでのglobeとか、大黒摩季のヒット曲とか、いよいよ妙齢な社会人女性である私には生理食塩水ばりの浸透圧である。こうやって私も年を取り、懐かしいヒット曲をなつかしみ、J-POPな日常に染まってゆくのか、と神妙なのか滑稽なのかよくわからない気分になって道端で独りちょっと笑った。青臭くせつないロックは、まるで青春時代の思い出のシンボルだ。過去の記憶とともに、たまに夜中、自転車を全速力で漕ぎながら小さく(だけどゼーゼーしながら)歌って家まで帰ったりする。家に着くころには、どんなセンチメンタルに浸っていたのかスッカリ忘れていたりもする。ロックはあくまでリアルタイムで感じるもので、