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culturenight.hatenablog.com
こんばんは。もう年の瀬ですね。 ネタ番組をたくさん見られる楽しい季節に、衝撃のニュースが飛び込んできた。 キングオブコメディ及び高橋健一に関しまして (人力舎オフィシャルサイトより) 被害者のことを思うといたたまれない。罪は償わなくてはならない。それが大前提だ。 パーケンこと高橋さんは、大好きな芸人のひとりだ。 KOCで優勝し、エレ片やバナナマンのラジオで、その面白さを知ってファンになった。またモノノフとしても彼を尊敬している。 芸人らしい、クレイジーエピソードには事欠かない。旅行中、皆の残した海老味噌やお味噌汁を盗み食いするくらい食べ物に執着したり、「ももクリ2011」に*1に今までのライブグッズをでっかいバックに詰め込んで現れ、「こいつらにも(ハレの日の)空気を吸わせてやりたい」と言ったり。危うさは魅力でもあり、ネタにも反映していた。 性犯罪、との報道が多いけど、厳密には違うと思う。窃
あけましておめでとうございます。久々の長い休みを前にわたくし、年末は「義理を果たした後はあそぶぞう、くるったようにあそんでやる」などと浮かれておりました。しかし結局は、読書とテレビに明け暮れる、足も萎え気味の引きこもり正月をおくっております。そこらの病人よりも安静に過ごしているので、来週からちゃんと社会復帰できるのか心配です。しかしこれが俺にとっての至福。なんてエコなんでしょう。というわけで、2015年は「地球にやさしい」をモットーに、息をひそめて過ごしていきたいと思います。相変わらずの支離滅裂ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 さてさて、昨夜(2015年1月2日)放送のNHK Eテレ「100分de日本人論」、むちゃくちゃ面白かったです。 (画像は公式サイトより) 「100分de名著」のスペシャルバージョン。お正月にちなんだ「日本人論」は、図らずもすべての論者が「日本人の無意識
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 ………… 溜まっているネタをすっとばして書きます。2013年「第64回NHK紅白歌合戦」、近年稀に見る面白さでした。 何と言っても「あまちゃんスペシャル」!これが本当の最終回でしたね。だってユイちゃんが、あのユイちゃんが、東京に来られたんだもの。それだけで感涙です。「トンネルを抜けてもそこは北三陸だった」で終わった本編ですが、クドカンは少しだけ間を開け「トンネルを抜けたらそこはNHKホールだった」とおまけをつけてくれました。 GMTとアメ女…シャドウもセンターも一体になった「暦の上ではディセンバー」、 アキちゃんとついに上京できたユイちゃんの「潮騒のメモリーズ」 からの、影武者だった春子さん、そして鈴鹿ひろ美さんのリレーによる「潮騒のメモリー」。 出演者全員での「地元に帰ろう」。(ヒビキの激写) 全てが最高でした。 きっとあ
前回の記事の続きです。 何故、マツコさんが「女子テニスプレーヤー」や「最大8人の女性の人生」を、仔細に妄想できたのか。 ご本人は、おそらく文筆家としてフリーで活動を始めた際、仕事がほとんどなくて時間だけがあったから、と理由を語っていますが、それだけではないと感じます。 「ほんまでっか?!TV」で共演している、池田清彦さんとの共著「マツ☆キヨ」より。 (池田さんの「性同一性障害」にまつわる話を受けて) マツコ 「アタシは性同一性障害ではなくて、同性愛者で女装癖の持ち主なんだよね。 でも、たしかに、だからこそ厄介だと思ったことは大人になってからある。 たとえば、はるな愛ちゃんのような人だと、相手に伝わりやすいでしょ? 『アタシは心が女の子だったから、それに身体を合わせただけよ』という明快な説明がつく。 あるいは、同性愛だけなら『アタシは男なんだけど男が好きなだけなのよね』という話で済む。 とこ
2012年10月3日放送の「マツコ&有吉の怒り新党」で、紹介された怒りメールのひとつに、マツコ・デラックスさんは大きく反応しました。 「私は、啓発本のようなものに腹が立ちます」(24歳 会社員 男性) いわゆる、経済的・社会的な成功を目指す人への「how to 本」は本当に役に立つのか、という怒りに対し、 「ないって、そんなの(成功法則は)」と前置きをしつつ、マツコさんならではの意見が展開されました。 マツコ 「自分がこれからたどっていく道すら分からないときにさ、人様の話とはいえ、 『こういうことをして、ここにたどり着いて、ここに行って、こうなりました』 ってのを見ていると、それだけで安心できるんだと思うのよね。 目の前に、何も光明がない場合はさ」 そして、御自身が「光明がない」折にしていたのは、「妄想」。 マツコ 「別に自分が具体的に『この人になりたい』とかっていうんじゃないんだけど。
もう、かなり前になりますが、小田嶋隆さんが現代のバラエティ番組について批判的に語ったブログは、随分話題になりました。 「偉愚庵亭憮録」 コラムニスト小田嶋隆の日録ページ 2012.9.2.「お笑いについて」 http://takoashi.air-nifty.com/diary/2012/09/post-d92e.html 彼はこのエントリで、ドリフなど、過去のお笑い番組を今の番組を比較し、当時の手法や本人のノスタルジーも含めて 「昔はよかった」「良質で高揚する番組が多かった」「現代のお笑い番組はレベルが低下している」というようなことを主観的に書いています。 もう復帰していますが、発端はスギちゃんが(おそらく)「Qさま!!」の特番で「10mの高飛び込み台から何分で飛び降りれるか?」という企画で起きた事故について 「いじめを助長するもの」だとtwitterで語りました。*1 その内容を補完
先日、この本を再読しました。 現代霊性論 作者: 内田樹,釈徹宗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 88回この商品を含むブログ (48件) を見る (装画は井上雄彦さん) タイトルからして、一見、怪しげに感じられるかもしれません。 しかし、内容は宗教前史論・民俗学、埋葬史、それから日本の現代宗教観に渡るまでを分かりやすく語った、対談形式の思想本です。 この中の一節に、心が揺さぶられました。 内田 「『クローサー』という映画で、新聞記者(ジュード・ロウ)がロンドンの街で出会った少女(ナタリー・ポートマン)に、「仕事は何やってるの?」と訊かれる場面があります。 「新聞記者」と答える。 「何を書いているの?」「死亡欄」。 で、そんな仕事が面白いのかと聞かれると、こう答えるんです。 「僕はほんとうは作家になりたいいんだ
今日から、バナナマン単独ライブが始まります。 bananaman live 2012「TURQUOISE MANIA」 8月2日(木)〜8月5日(日) 六本木 俳優座劇場 http://com.horipro.co.jp/talent/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8A%E3%83%9E%E3%83%B3/index.html 4月から「ノンストップ!」も始まり、それでなくとも多忙を極めるお二人ですが、毎年ライブを欠かさずやる姿勢は、本当に称賛に値するものです。 成功を心からお祈りしています。 観に行かれる方は、存分に楽しんでください。 さて、以前の「設楽統が見つけた居場所」というエントリで触れましたが、設楽さんは秩父盆地の出身です。 そして内村さん・バカリズム升野さんも盆地出身。 この三人には何か共通点があるように感じます。 メモ程度の考察ですが、簡単にまとめてみまし
2012年7月21−22日、フジテレビ恒例の27時間テレビが放映されました。 FNS27時間テレビ 笑っていいとも! 真夏の超団結特大号!! 徹夜でがんばっちゃってもいいかな? http://www.fujitv.co.jp/27h/index.html 今年は「笑っていいとも!」を中心とした構成で、タモリさんが司会となって27時間を駆け抜けるということから、随分と注目度が高かったようです。 タモリさんは、今年で67歳。失礼ながら、「徹夜で頑張る」との謳い文句が少々心配になる年齢です。 しかし、いつもの通り淡々と司会やコーナーをこなし、深夜の「さんま&中居の今夜も眠れない」では、さんまさん、たけしさんとともに久々のBIG3対談が行われました。 周囲の昂揚に時折合わせつつも、あくまでマイペースに、飄々と出続けるその姿には、いつも静かな品位が湛えられていたように思います。 最後のマラソン、ゴー
「第3のバナナマン」こと、売れっ子放送作家のオークラさん。 私は大ファンで、以前も彼に関するエントリを書いています。 オークラさんのエピソードは、「金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」のPodcastやその他の媒体にて、朋友バナナマンやおぎやはぎなどから語られています。 もれ聞こえてくるさまざまな話を、古いものを中心にざっとまとめてみました。 …………………… オークラ(本名:河野良) 1973年12月10日生まれ、群馬県出身。 4人姉弟の長男。(1人姉、2人妹) 実家は建築会社経営。 1981年 (小2)頃 誕生日プレゼントに忍者の頭巾をねだる。 それをかぶり、毎日忍者ごっこをして遊びふける。 1985〜88年 中学時代(13〜15歳) 「性春」期、気持ちが高じて新聞紙でラブドールをつくる。 しかし、本人曰く「がさがさしてちっとも気持ち良くなかった」らしい。 (後に2011年
先日、ジャルジャルの単独ライブ『ジャルっ10じゃねぇよ!』へ行ってきました。 ジャルジャル・コンビ結成10年目で初の全国ツアー!!「ジャルっ10じゃねぇよ!」(7/1〜7/29) http://yoshimotonews.laff.jp/mailmag/2012/04/10-d0ad.html まだ、ツアーのまっただ中ですので、感想のみに留めます。 結成10年目にして、大小の紆余曲折がありつつも、売れっ子街道をひた走るジャルジャル。 彼らの織りなすネタは、「いたずらっ子」と称したくなるような、茶目っ気とユーモアに満ちています。 その代表的なものは、キングオブコントでも披露された、 鮨屋の大将と見習いが、雑談の遊びの中で、同じ語尾のループにはまってしまう「しりとり」 小学生が中年女性を、「おばはん」のひと言でいじり続ける「オバハン」 などが挙げられるでしょう。 ジャルジャルの特徴は、 子ども
前エントリの拙文ですが、何となく消化不良というか、うまく書けなかったことを言葉の力でごまかしてしまったなあ、という感がありました。 鬱々としていたところ「探検バクモンSP」のくだりを、てれびのスキマさんがとても魅力的に取り扱っておられました。 てれびのスキマ 「社会風刺と笑い」(2012.6.24) 先日放送された『探検バクモンSP』は「沖縄入門」と題して「知っていそうで知らない沖縄」を特集。 バラエティ番組として初めて米軍嘉手納基地に潜入したりと… http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20120624 スキマさんの紹介は、いつも端的でいて、対象を差し出す手に知性と温もりがあります。唸りました。 その中で彼が紡いだ言葉の、 「社会風刺の笑いの本質」という表現に心を惹かれました。 当該番組で紹介されていた「沖縄基地問題」を揶揄するコントを作り、発表している「お笑い
2012年6月15日深夜、「TBS JUNK バナナマンのバナナムーンゴールド」はスペシャルウィークということで、ゲストにFUJIWARAの藤本敏史さんが招かれました。 「2012年 下半期バラエティー作戦会議」と題した、今の芸能界で活躍する芸人たちや笑いについて語る、バナナマン恒例の「熱き芸人トーク」の回でした。 その際、おそらくバナナマンとオークラさんで作ったと思われる「芸人勢力構造」について。 超大御所=BIG3(タモリ、ビートたけし、明石家さんま)、笑福亭鶴瓶 など バラエティプレジデント=とんねるず ウッチャンナンチャン ダウンタウン (お笑い第3世代) 特殊プレジデント=ダチョウ倶楽部 出川哲朗 ビック中堅=今田 耕司 東野 幸治 ナインティナイン 雨上がり決死隊 さまぁ〜ず 千原ジュニア 等 特殊中堅=江頭2:50 スーパーミドル=バナナマン おぎやはぎ 有吉 弘行 ブラック
2012年6月10日放送の「ボクらの時代」は、設楽統×若林正泰×星野源の3人による、「“品”のある男たち」でした。 お笑いナタリー「ボクらの時代」にバナナマン設楽、オードリー若林、星野源 http://natalie.mu/owarai/news/70799 「ボクらの時代」公式HP http://www.fujitv.co.jp/b_hp/jidai/index.html 番組冒頭で、設楽さんが語ったこと。 設楽「憧れてんだよ、俺は。常に、何かに。 (中略) 本当のことをいうと、俺、日村さんに憧れている部分あんのよね。 いや、バカにしている部分もいっぱいあるよ。 だけど、何が憧れているかっていうと、あの人は 『楽しい』とか『むかつく』とか、結構全面的に(出す)、そういう人間なのよ。出すのよ。 俺は、一回、こう、(胸を押さえて上半身を引く動作をして) 『ぎゅっ』とやっちゃうのよ。 で、引い
先日、お笑いファンのtwitterの中で、ちょっとした物議がかもされた。 現在、笑いを享受できるメディアはテレビ、ラジオ、ネット、舞台などがあるが、 その一部を取り上げて、「お笑い」という概念の総意とすることへの違和感が、端緒だった。 それは、さまざまな人の考えを通過し、「テレビ派かライブ派か」という議論にも発展した。 ライブ通いを続けるには、ある程度、環境が整っていないと難しい。そのため、ライブ・舞台の笑いに重点をおくタイプの考え方が、多くの人を傷つけたように思う。 このことを考えるにあたっては、出来るだけ感情を排した。個人的にひとつの結論に達したので、書き記しておく。 ………………………… ピースは、長らく若手を中心としたライブで人気を博していたが、2010年ころからテレビでも活躍するようになった。 「新潮 2012年1月号 古井由吉×又吉直樹対談『災害の後に笑う』」の中で、又吉さんは
先日、ツイッターでこんなつぶやきをしました。 @yuchimr …って言うか、「オークラ戯曲集」出ないかなあ。バナナマンや東京03、チョコレイトハンターなどユニットもの、ウレロ☆とかのテレビコントも含めて。あるいは、できる範囲のちょっとずつでも。どこに言えば実現するのかな。 これが結構、反響をいただきました。 オークラ(1973年12月10日 - )は、群馬県出身の日本の男性放送作家。プロダクション人力舎所属。本名は河野良(かわの りょう)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9 「第3のバナナマン」と呼ばれ、おぎやはぎや東京03、キングオブコメディ、ラーメンズ、その他多くの芸人と親交があり、現在10本以上ものレギュラー番組を抱える売れっ子放送作家にして、超一流のコント作家、それがオークラです。
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