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coinandpeace.hatenablog.com
さて、ご存知の通り暗号通貨マーケットが死んでますね(今年何度目でしょうか) 年始の時点で一回BTCの価格が5000ドルくらいまで落ちるのではないか、と言っていたので、5000を切るのは特に驚かなかったのですが、4000ドルを切って今3700ドルくらいです。さらに、ここからもしかしたらさらにもう一段階落としていく様相を見せています。関係者の想定より下げ圧力が強かったのと、厳しい相場が少し長引きそうです。 アルトコインに至ってはビットコインよりさらにひどい状態で、17年に国内外で大きく盛り上がった「仮想通貨」市場ですが、昔はあんなに盛り上がっていたアフィリエイトやブロガーも息をひそめ、仮想通貨はオワコン、とか言われていますね。(これも今年何度目か) (Coingeckoで一覧を見てみると惨状がわかります…) ただし、残っている人はまだうろうろ残っていますし、今年に入ってからの下落局面で仮想通貨
今週まで中国(香港、深圳)に滞在して、現地の業界の様子を探ったり、関係者と会ったりしてきました。 その内容は通常通りコインストリートの方で、動画で今月放送する予定ですが、かなり謎に包まれていた中国の暗号通貨事情が、おぼろげながら少しづつ見えてきた感じがします。まだちょっと自分の中でも情報の整理、仮説を考えたりしている部分もありますが、今まで見てきた国とはまた全然違う雰囲気でかなり面白かったです。 その中でも今日は、深圳で見たマイニング市場について先に少しだけ紹介します。 「中国のシリコンバレー」深圳 これはかなり有名で今更説明する必要はないかもしれないですが、深圳は中国のシリコンバレーとか呼ばれることもあり、中国のテクノジー業界、特にハードウェア製造を支える特別な場所です。 香港の北隣に位置し、香港から比較的簡単にアクセスできます。すでに行ったことある人も多いんじゃないでしょうか。(ちなみ
先日ビットコイナー反省会の方で、メジャーなハードウェアウォレットの一つ、Ledger Nano Sの使い方パート①動画を公開しました! www.youtube.com すでに「助かった」「分からなくて困ってたのでありがたい」というようなコメントも来ているようで、非常に励みになりますし、是非もし使い方がわからない、という人がいたら紹介してあげてください。 さて、今回の動画は基本的に全てビールさんにお願いしたのですが、ただし初心者がどこでつまづいているのか、セキュリティーの面に関してもっと強調しないと絶対パスフレーズをメモらない人も出てくるよね、など内容に関しては自分の方でもコメントしたりしましたし、正直最初想定したよりかなりてこずりました(まあ主にビールさんにやってもらってるだけだけどw) 今回改めて思ったのは、日本では仮想通貨がかなり一般化してきているものの、安全に仮想通貨を扱うためのハー
さて、何が起きたかなどをこのブログで繰り返しで説明する必要はないと思いますが、昨日1月26日日本で最も多くのユーザーを抱えるとされていた仮想通貨取引所coincheckから、時価で500億円相当以上のXEMが盗まれるという非常に深刻な事件が起きました。 ちなみに昨日の深夜に行われた緊急会見の直前に、ビットコイナー反省会の方で自分の所感や感想も動画で公開していました。かなりテンション低いです。 www.youtube.com 他にもこの件は色々事件をまとめていたりするメディアやサイトはあるので、それは他の媒体に任せるとして、気になったポイントや所感について何点か準速報的に追記しておきます。 今回のハック事件とマルチシグの使用について 今回なぜか記者からの取材でも「マルチシグ」「マルチシグ」という単語が連発されて、正直これ聞いてる方も何聞いてるかわかってないでしょ、という印象を受けました。自分
もう年始感はすっかりないですが…、一応今月頭に今年の業界の動向に関する予想を自分でもしておきました。 ビットコインに関する予想はビットコイナー反省会の方で動画で、またそれ以外の分野やその他の識者の予想も含めたものは、ビットコイン研究所のサロンの方で公開しています。 さて、ビットコイナー反省会の方の予想の一つで、「中国でマイニングが禁止され、マイニングの本場が中国から北欧に移る」というちょっと大胆な予想をしていたのですが、その直後に、本当に中国政府はマイニングを禁止しようとしているという報道が出たり(中国関連の報道なのでどこまで信ぴょう性が高いのかわからない部分もまだありますが)、すでに一部予言が的中しそうなものもあります。 そこでせっかくなので、他にも当たるかどうかは微妙だけど、あえていくつか大胆予想をしておきます。自分が起こって欲しいと思っていることでも、起こる確率が高いわけでもないけど
気づいてなかったのですが、ポインさんのブログで日本でICOをやったプロジェクト「Alis」に関する記事が先日書かれており、自分のツイートも引用されていました。 ツイートが引用されること自体は別に問題ではないですが、一部文脈が抜け落ちていて自分が特に意図してなかったことに捉えられるかもと思ったので、一部補足と、プロダクトのないICOについてこちらのブログで改めて考察してみます。(ICOに関する記事は久しぶりな気がしますね) ICOプロジェクトが過大評価され、プロダクトをリリースできない理由 btcnews.jp 自分が考えるICOの構造的な問題点とプロダクト開発の不在の理由については、数か月以上前にBTCNに寄稿したこちらの記事で比較的上手くまとめられたのではないかと思います。 記事としてはもう古くなってきてますが、ICOの問題点の指摘としてはまだ成立していますし、未だにプロダクトが存在して
ビットコインの混雑。相変わらずまたひどいことになってましたね。 ここ2日くらいで少しずつ混雑はまた解消の方向に向かっていますが、数日前に過去最高レベルの17万5000トランザクションがMempoolに未承認のまま滞留している状態になっていました。 実験的に数日前に100円相当分の手数料でSegWitトランザクションを自分で送金したのですが、まだ5日間ほど未承認で浮いたままです。ある程度慣れてしまっている部分もありますが、手数料が数千円レベルで高騰したり、数日以上もトランザクションが承認されないのは中々辛いです。 まあこの時点で「だからオンチェーンスケーリングだろ」とか息を巻いている人たちもいると思いますが(笑)、オンチェーンスケーリングどうの、オフチェーンスケーリングどうのの議論は別として、この混雑にも関連して個人的にはSegWit(SW)トランザクションの浸透率が未だに低いことを懸念し始
日本語でも紹介記事が出てましたが、2週間くらい前に公開されたBraveの新しい機能を試してみました。簡単に言えば、Braveを通してYoutuberに簡単に寄付が出来るようになるという機能なのですが、すでに自分も設定済みなので「ビットコイナー反省会」にBrave(Basic Attention Token)を通して寄付できるようになっています。是非Braveユーザーの方がいたら試してみてください!少額で大丈夫なんですが、本当に上手く機能するか気になります。(実際はニュースがあった直後にセットアップしたんですが、記事を書くのが永遠に遅くなってしまいました笑) japan.cnet.com 今回Brave Paymentをいじりながら気づいたこと、Braveの取り組みや類似サービスに関しての感想がいくつかあるので、簡単に共有しておきます。 BraveのBasic Attention Token
いやー、すごいことが起きてますね。 現在進行形でこの数日でBitcoin Cash(BCH)の価格が数倍に爆上がりし、ハッシュレートでは現時点でBTCのハッシュレートを逆転しています。 結構前からSegWit2xのシナリオに関わらずビッグブロッカーはBCHに移っていくというシナリオをこのブログや、ビットコイナー反省会 でもしており、この動き自体はある程度事態を把握している人たちであればそこまでこの動きは予想の範囲内と思いますが、ハッシュレートの逆転も含め想定していたより一気に来たような印象です。同時にBTCは価格的にもハッシュレート的にも厳しい状態になってます。 SegWit2x中止後、今回の一連の騒動はどのような意義があるのか、そして今のBCHの価格上昇(とBTCの下落)の理由とハードフォークや企業の動きなど短中期的にはどのようなことが想定されるかは、ビットコイン研究所のサロンの方で昨日
先日SegWit2xの最新状況に関して動画で解説したのですが、一部補足とまたさらに新しい情報がいくつか入ってきているのでブログの方でも一部アップデートします。 www.youtube.com 上記の内容の要点ですが、 SegWitx2xが予定している「オプトインリプレイプロテクション」は、ユーザーや事業者に能動的な行動を強制するようなメソッドで、ユーザーの資金喪失リスクや取引所もGox、訴訟リスクなどにさらされ、批判が多い(技術的詳細についても二転三転しているような状況) リプレイプロテクションの不在もあり、取引所や事業者の中にはSegWit2xに反対するところが出てきており、BitfinexはBTCというティッカーは2xには使わないことを発表すると同時に、2xコインの先物市場を導入。 これが一種の予測市場のような機能を果たしており、2xコインの市場の支持率を図る一つの指標となっている。(
ここ数日でモナコインが爆上げしているようで。すごい勢いですね。裏でビットコインも一応ATH(All time high)しているのですが、完全にモナの勢いにかき消されています。 というわけでこのビッグウェーブに便乗してモナコインについて自分も(多分初めて)ブログ記事を書いてみます。自分がビットコインにのめりこむ時にはすでにモナコインは存在しており、自分より早い時期で暗号通貨業界に入っていたモナコイナーも結構多いと思うのですが、自分は特にモナコインに関して深く関わったことはないです。 が、ずっとある程度距離を置いてモナコインの浮き沈みを見てきたとも言えるので、今回の爆上げにもある種感慨深いというか、思うところもあります。 自分が思うモナコインのすごいところ bitFlyerで最近モナコインが買えるようになったこともあるのか、最近モナコインのすごさを見直す人たち、そういう記事も多いと思うので、
正直言うとICOについて書くのは段々疲れてきているんですが(笑)、昨日「スキャムICOの見分け方」について書いたら面白いんじゃないかとふと思いました。 スキャムICOの見分け方、ていう記事書くか。半分ネタだけど(笑) — Koji Higashi (@Coin_and_Peace) September 27, 2017 というわけで、書いてみます。 実際「このICOは大丈夫でしょうか?」とか聞かれることも少なからずあるのですが、自分も一部実践しているスキャムICOを見分ける方法について紹介します。 これはあくまで着眼点の一例で(+一部ちょっとネタ的ですが)当然全ての事例に完璧に当てはまるわけではないですし、科学的ではなく経験的なものが多いのです。ただし、細かい技術的な話や英語でホワイトペーパーを読んだりするのは苦手という人でも、スキャムICOに騙されないような予防や、時間をかけて調べるべき
さて、「やるやる」「Soon tm」と言って結局全然やれてなかったのですが、とうとう観念してSegWit2xについて少し考えてみたので、現在時点での自分の考えと見通しを簡潔に共有しておきます。(中国の状況がより明確になったり、新たな動きが出てきた時点でおそらくまた別に記事を書きます) 時間がかかった背景に中国でのゴタゴタに大分意識をとらていたのと、まだ不確定要素が多く、ある程度自信のあるレベルで状況を読み切れないというのがあったんですが、一応今のうちでの予想と自分の考えを書いておきます。 (8月1日にフォークがあったと思ったら、また11月にもフォーク可能性ありという…) 以下が今のところの自分の予想です。 11月のSegWit2xのハードフォークは起こらない。SegWit2xのハードフォークブロックサイズ引き上げを強力にプッシュしている陣営はBitcoin Cashに流れる。 以下にポイン
8月の頭に韓国の仮想通貨業界の事情を説明する中々興味深い記事が出ていたので、動画で簡単に概要を説明して、印象や今後の展望について話しました。 www.youtube.com 動画の方では基本的にEthereumやRippleなどが韓国で人気の理由や、日本との類似点などについて話していますが、こちらの記事でも一部内容の補足をしておきます。今後は動画の方で概要や印象、ニュアンスを出来るだけ説明するようにして細かい話などは記事の方でカバーするスタイルで行くことにします。 韓国はEtherの取引量世界1位 Coinmarketcapの内訳によれば、韓国の3大取引所だけで世界のEther取引量の三分の1相当を誇っているようです。Etherの取引量は最近日常的にビットコインの取引量を上回っているのですが、韓国からの需要が大きな役割を果たしているのは間違いなさそうです。日本でもEthereum好きはいま
ビットコイナー反省会のチャンネルの方で、ビットコインキャッシュの最新状況と私見、今後の展望などを説明してみました。記事でも一部内容の紹介と動画で話せなかった部分の補足をします。 www.youtube.com ビットコインキャッシュの現在の状況 ビットコインキャッシュの最新の価格、ブロック承認時間、難易度、ハッシュパワーとそれらのビットコインとの比較をするにはBitinfochartsというサイトが超便利です。 こんな感じで横並びでそれぞれの統計が比較できます。 これによると現在Bitcoin Cashの価格はBTCのちょうど10%ほど。ブロック承認時間も分裂直後の8時間~12時間などから大分改善し、現在20分に一回ブロックが発見される位のペースまで来ています。 難易度はBTCの17%まで落ちており、この難易度調整のからくりとマイナーの反応などについては動画で詳しく話しています。 その他の
昨日同名の動画をYoutubeチャンネルの方でアップして、ビットコイン分裂問題のアップデートと、8月1日のビットコインキャッシュのハードフォークについて解説しました。 www.youtube.com 基本的にはこちらを見てもらえれば、現状の最新アップデート、Bitcoin Cashとは何か、Bitcoin Cashの入手方法、今後予想されるシナリオ、など、必要十分な情報は入ると思いますが、動画でカバーしきれなかったポイントをいくつかこちらのブログでも補足しておきます。 ・ビットコイン分裂危機の煽りが正確ではないこと これは他の記事や界隈の人からもすでに指摘されていますが、一般メディアなどで今回の分裂問題を根本的に勘違いしているケースがよく見られます。 元々「分裂危機」として、自分が最も懸念していたのは8月1日に予定されていたBIP148/UASFまでにコミュニティー内の同意が形成できず、ネ
もうこの議論正直飽き飽きしてしまって、SegWitやスケールの話、いわゆる8/1ビットコイン分裂問題などについてしばらくスルーしてました。が、さすがにそろそろ無視できないところまで目前に迫ってますし、注目や不安も高まってきているのでついに腹をくくり、改めて先週末色々考えてみました。 特に、田中硬貨研究所のこちらの8/1予想記事はかなり突っ込んでUASFが起きた後の過激な展開を予想をしており面白かったのですが、自分の感覚や視点とは違う部分も多かったので、自分でも今のうちに今後の展開予想をしておきます。なお、今回の記事はわかりやすさは重視しないで、ある程度の予備知識を必要とするどちらかといえば玄人向けに書いておきます。 結論から言えば、「8月1日以前にSegWit2x(BIP91)が発動してUASFは起きない。SegWitが既存のブロックチェーンでも発動し8月中にビットコインが分裂することはな
今年に入ってから日本では特により一般層に近い人たちが、大量に取引所に登録して暗号通貨を購入しているようですが、かなり意識や文化が違うと感じています。中にはアカウントをハックされてお金を盗られてしまうような人たちも少なからずいるようですが、一般的な常識はこの業界の非常識で、初心者が当たり前のことを言ってると思ってたのに、なぜか馬鹿にされたり笑われたりすることもあるという「非常識」なケースをいくつか紹介します。ただし、注意喚起の狙いもありますが、大体ネタなのであまり真に受け過ぎない方がいいかもしれません笑 1.ハック被害者のはずが、自己責任だと周りから非難 最近よくあるのが、取引所のアカウントに不正アクセスされ(おそらく複数サイトで同じパスワードを使い回しているため)取引所のアカウントからハッカーに勝手にコインを引き出される、という事故です。 これに対して取引所に補償などを求めても相手にしてく
ICO(Initial Coin Offerings)のハイプが少し前からブロックチェーン界隈以外にも本格的に広がっており、日本のVC、起業家なども大きく興味を持ち始めているようです。懐疑的な人もいますが、多くはシリコンバレーのVCなどに影響され、ICOは未来の資金調達方法だ、今までのVC業界などの常識が変わる可能性がある、などとポジティブにとらえている人が多い印象です。 この見方は必ずしも間違いではないですし、やり方と今後の展開次第ではICOは確かに企業やオープンソースプロジェクトの資金調達方法の一つとして定着する可能性もあると自分も思うのですが、同時にICOの夢物語解説では説明されないICOの「ひどい」「汚い」世界が実際は広がっているというのも事実です。 今日はICOの光と闇シリーズ②ということで、ICOのポテンシャルと現状の問題について説明し、最近ICOに夢を見始めたVCや企業がまだ
ここ1、2か月で大きな変化が暗号通貨業界で起こっています。 ビットコインのスケール問題はすでに耳にタコが出来るくらい聞いている読者も多いと思いますが、イーサリアムの躍進、特にEther価格の急騰とビットコインへ迫る勢いのEtherの市場規模は今最もホットなトピックでしょう。 btcnews.jp すでにFlippening Watchというサイトまで用意され、ビットコインとイーサリアムの市場規模、トランザクション数などを比較して、イーサリアムがビットコインを抜かすのをカウントダウンしている人たちもいるような状況になっています。 なぜここまでEtherの価格は急騰しているのか、今のトレンドは持続可能なものなのか、この後どのような展開になることが予想されるか、などの疑問について今回は考えてみます。 結論から言えば、ICOの熱狂が続く限りEtherの価格は上がり続けるが、同時にそれは自分たちで深
前々から言っていたICOに関する考察シリーズをいよいよ始めました! 最初は記事一つ、動画一つくらいでまとめるつもりだったんですが、特にここ1、2か月くらいの間でICOに関連する情報、データ、オピニオンなどが爆発的に増えており、せっかくなので何回かに分けて期待できるところ懸念すべきこと、その他の視点からICOについて斬ってみることにしました。 今回は特にICOを投資手段として見た時に、果たしてICOは魅力的な手段なのか、という点に関してです。 今回の話はほぼ完全に自分が調べたり考えたりしたことではなく、5月10日にRicky Tanさんという人が公開した記事とリサーチに関して、日本語で要点を説明する形になっています。 (ちなみに自分個人としてのスタンスとしては現在のICOの状況は健全なものとは思っておらず、いずれ崩壊劇、悲劇などが続くと思っているのですが、それの根拠については次回以降で説明し
DAppsという単語を見たり聞いたりしたことはありますか? Decentralized Appsの略で、分散型のサービスやアプリのことを指します。それだけでは説明にはなっていないので、今回はcoindeskが上手くDappについてまとめてくれた記事を参考に、Dappとは何か、どんなサービスがあるのか、今後の展望は、などについて考えてみます。 Decentralised Apps Promise New Way of Doing Business Online Web2.0との違いは Web2.0はFacebookやGoogleに代表されるような、いわゆるただで使えるサービスです。 ただし、タダより高いものはないと言われるように、もちろんそれらのサービスも本当に完全無料で善意でサービスを提供しているわけではありません。 登録されている個人情報などを企業に売ることで、利益を出しているわけです。
タイトルの通り、仮想通貨のバブルと言っても問題ないくらいの、短期間での急激な仮想通貨全般の価格上昇は、日本人の投資家層が引き起こしている、もしくは最低でも日本人がトレンドをリードしているのではないか、という話をMediumの方で二つ記事にしました(英文) medium.com medium.com こちらの記事を書いた狙いとしては、海外のコミュニティー内で日本で今起きていることを理解している人はほとんどおらず、今回の仮想通貨バブル(特にアルトコイン)の要因に関してもかなりずれた議論をしている人が多いという印象があったので、情報提供という意味でまとめました。想定してたより中々反響あったので、やはり同じようなことを疑問に思っている人は多かったようです。 日本人のトレーダー、業界関係者の人たちはすでにどんな現象が起きていて、どんな空気感なのか、というのはすでにわかっていると思うので日本語では書い
前回祭りムードに便乗して書いた記事が想定以上に反響があったので、せっかくなのでこのタイミングでもう動画をアップしました。(段々ビデオダイアリーみたいになってきてる笑) www.youtube.com さて、前回のビデオでは全ての仮想通貨がバブル状態にある、という話をしましたが、今回の要旨をまとめるなら以下のようなものです。 今回のバブルは日本市場がリードしているようだ(XRP、XEMなどの価格変動) 今後価格がどう動くかは当然自分にはわからないが、少しづつ空気は抜け始めているのは感じる。(海外のトレーダーでは爆下げ刈り取り宣告みたいなのしてる人たちもいる笑) 取引所の事故などはまだまだよくある。(今回はCoincheck、Poloniex。他の取引所も色々過去にやらかしている)価格下落の多くは取引所のトラブルが発端。そしてこういうタイミングこそハック事件が起きたりしやすい。 「規制が入った
いやー、この記事を書きながら、「頼むからまだ終わらないでくれ」とかなり焦り気味なのですが、ビットコインと主要アルトコインの価格の爆上げ、史上最高値更新など、相場的にものすごいことになっていますね。このおかげで「〇日で資産が〇倍に~」という感じで歓喜の声が上がったり、最近入ってきた新規参入者が盛り上がってたり、逆に不安視している人たちもいたり、一種のお祭り状態になっていますね。 で、クリプトチューバーとしてこのお祭りに便乗しようと(決してハイプに乗ったアクセス目当てではありません)、「現在の仮想通貨の状況はバブルなのか?」という感じのテーマで、割と中立な視点から、過去にあった仮想通貨バブルの歴史、事例などを見るみたいな動画をやろうと思ったのですが、自分が投資家的な視点からビットコインなどを見てないこともあり、衝撃的に話が盛り上がらず無念にも途中で撮影をやめました笑 普通に事実まとめを話しても
4月24日に始まるGnosisのICOが色んな意味ですごいことになっているという噂を聞いて調べてみました。 そもそもGnosisトークンの存在意義とか割と複雑な2重トークンの仕組みなども突っ込んでみたい気もしましたが、この記事はとりあえずICOのトークン販売スキームにのみフォーカスしてみます。 「これは新しい」とか「もはやスキャム」とか色々な意見がありましたが、果たしてどうなんでしょうか…。 (※どうでもいいですが、Gnosisの読み方は「ノーシス」的な感じです。Gの発音は落とす。「Know」みたいな感じでKの発音が入らないのと同じ英語の謎パターンです) ICOトークン販売スキームの問題点 GnosisのICOスキームの説明の前に、そもそもなぜ新しい仕組みを考えたのか?既存のICOの設計でもっとも一般的なものは「1か月間の限定販売」「キャップ(購入可能限度額)あり」「先に購入した人にボーナ
つい先日ビックカメラでビットコインでの支払いが始まったというニュースや、Airレジがビットコイン支払い対応、など一般層でもビットコインの認知がさらに広がり、支払い手段としてのビットコインへの注目も集まっています。個人的にもこれは非常に素晴らしいことだと思っており、ビットコインの一般への浸透、イメージ向上などにも大きな一歩でした。業界関係者の人たちも多数受付開始日にビックカメラに集結し、記念にSNSなどで報告している人も多数いました。 (本人たちの許可をとらず勝手に掲載!問題あれば後で取り除きます…) ただし一方で、実際にビットコインを使ったことのある人ならわかると思いますが、ビットコインを日常的な支払い手段として使うというのは今の時点ではあまり現実的ではありません。テレビの特集などでビットコインで送金が安くて早い、という説明が繰り替しされていますが、ネットワークの状況次第では一回の送金に数
このブログの読者の方なら、現在ビットコインが置かれている状況、スケーラビリティと開発の主導権などを巡ってCore派とBU派がやりあって、ビットコインが分裂の危機にさらされている「ビットコイン内戦」はすでにある程度把握してと思います。(一般の人にとってはビットコインすら何?って話なのに、分裂?Unlimited?とか言われても謎だと思いますが笑) 一応ですが、ハードフォークの危機の背景などはこちらの記事と、大石さんが書いたフォーク時のQ&Aの記事も参考にしてください。 さて、自分は先日書いた記事でも言った通り、この件についてかなり消耗してましたし、もう必要十分考えたかな、と思ったので、最近はもはや現実逃避してアルトコイン調べて使ってみたり、Pepeのトレードとかを活発にしてました笑 しかし実は、消耗してた状態からここ数日はむしろ開き直りというか、ビットコイナー的に言うとポップコーン状態に入っ
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