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今年の「#文学」
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2月に入って、音楽・エンターテイメント領域での幅広い事業展開を行なうフェイス・グループとの資本・業務提携や、yappliで有名な庵原さんのファストメディアとの業務提携など、コラボワークに勤しんできたリボルバーなんですが、やはり僕らの本道はソーシャルテクノロジーベースのサービス開発と提供にあるわけです。 だから、もちろんその事業の軸になるところは同時並行で進めてきていましたよ、それが今日発表した新しいUIなんです。 ちょっと前だと、スマートフォンでの閲覧を最優先したWebアプリ開発は、Twitterが公開しているTwitter BootstrapというCSSフレームークを使うことが多く、どのサイトを見ても黒いヘッダーにメニューが並ぶデザインばかりでした。(そう、RevolverもTwitter Boostrapを使っていることが一目で分かるデザインなのでした) ところが最近では、レスポンシブ
最近のスタートアップの起業家とは、もしかしたら意見が合わないかもしれないが、僕は会社名とメインの事業のサービス名は一致している方がいいと考えている。そもそも、プロダクト志向のテックベンチャーとしては、まずサービスを考えてから起業するわけで、するとサービス名と会社名を一致させることになるのが自然の流れのように思う。というか、IPOにしてもバイアウトにしても、イグジットを最短で狙うためにも、その方がシンプルだ。サービス名と会社名が違えば、その分投資家にもユーザーにも余分にブランド名を覚えさせることになるしね。ゲームメーカーならしょうがないけど、スタートアップはたいてい起業当初はワンプロダクトに賭けているはずだ、ならば社名とサービス名が一致している方が、わかりやすいし、一所懸命な気分にもなるだろう。 例えばGoogleの検索エンジンはGoogleだ。それ以外のサービスや商品は後からつけたしたもの
僕は最近二つのコンセプトを重要視している。 それは「ソーシャルファースト(Social First)」と「ファストWeb(FastWeb)」だ。 まず前者を説明する。 ソーシャルファーストとは、モバイルファーストと語義は近い。モバイルファーストとは、単にスマートフォンやタブレットのWebサイトから作っていくという順番の話ではなく、いまやアプリだろうがブラウザー経由だろうが消費者のネット利用がモバイルに完全にシフトしていることを念頭に置いて、デザインもコンテンツも利用シーンもまずモバイルを中心に設計し、そのうえでPCなど他のデバイスへと対応させていく考え方だ。 同じように、ソーシャルファーストとは、2010年代の消費者がモバイルを中心に最も利用しているのがソーシャルメディアであり、ソーシャルメディアからの影響を受けることでトラフィックの発生や実際の消費行動を起こしていることを理解したうえで、
若者、特に中高生くらいにはFacebookは難しすぎるし、おっさんくさくてクールじゃない。お父さんのお気に入りの酒とかゴルフクラブの話をみても面白いわけがないよね。 刺激的なパーティに出ていても悪さをしているとは限らない、なのにタグ付けされた写真をネタに親に叱られるのもかなわない。ネイルやカラコンを愛して茶髪にするからといってイコール不良ってわけでもないことは、ほんとはみんな分かっているはずだよね。だから子供達は自分たちだけで楽しめる空間を欲するわけ。 至極当たり前の話でしょう? つまり、興味関心だけで結ばれる、異なるジェネレーションやリアルな知人があまり入ってこない、インタレストグラフによるSNSの需要があることは間違いがない。Revolverはそこを抑えていきたいんだな。 ティーンエージャーは、親や先生などの大人の監視を避けて自分たちの楽しみを享受できる場所が欲しい。自分の胸に聞いてみ
■ メガSNS全盛に翳り 日本国内においてFacebookのアクティブユーザー数が激減しているというニュースが流れている。実際のところはPCからモバイルへのシフトを勘定に入れていないためでは?という気がしないでもないが、発展途上国ではユーザー数を伸ばすFacebookも、先進国では飽和状態から減少気味、少なくとも失速気味へと傾向が変わったのは間違いないようだ。 実名制はいいとしても、全世代に行き渡ってしまったがゆえに、背徳&退廃的な刺激を求める若者にとっては窮屈な空間にFacebookはなってしまった。急成長と引き換えにFacebookは学生だけという排他性を捨て去り、結果としてクールさを失いつつある。 Twitterもまた、マネタイズを急ぐあまりに存在意義を一般ユーザー同士のリアルタイムコミュニケーションプラットフォームという立ち位置から、メディアプラットフォームへの舵の転換を行い、複雑
映画『ソーシャルネットワーク』を見れば分かるように、Faceboookは最初はハーバード大学専用のSNSとしてデビューした。 作中何度もでてくる重要なキーワードが「排他性」。誰もが入れる開かれたコミュニティではなく、資格が必要である、という高飛車な態度が実はキモなのだった。 映画の中ではボストン大学に通う元恋人がFacebookのことを知らないことに傷ついたマーク・ザッカーバーグが、他の大学にも広げてやる!と思いついて、やがて大学生専用のSNSへと拡大するという展開。ただ、同時期にたくさん生まれた大学専用コミュニティ達の中で、マークはアイビーリーグに代表される、比較的エリート校を中心に攻めたことが勝因につながったらしい。ここでもやはり、エリート大学生という排他性が効いている。 やがてFacebookは他の英語圏にも広がるけれど、大学生相手だと限りがあるので、高校生にも範囲を広げ、やがてはビ
ちょっと感傷的な告白からはじめよう。 僕は子供の頃親の仕事の都合で転校を繰り返し、小学校4つ、中学校3つに通った。 あまり深い付き合いを考えても、すぐに別れが来ることを子供ながらに理解するから、自然に表面だけのつきあいをするようになった。最初の頃こそ文通をしたりと、仲良くなった友達や気になる異性との交流を続けていく気にもなれたが、すぐにそういう面倒くさいことはしなくなった。仲良くなっても、人を家に招くようなこともなくなった。 今なら、スマホがあってメールがあって、LINEでもSNSでもなんでもいいから離れていても友情を育む、もしくは維持することは簡単だろうが、当時はそんなものはない。高校に入る直前に横浜から横須賀に移り住んだが、高校は横浜。同じ中学の友人とは当然断絶されるし、片道1時間半かかるうえに全く方向違いに帰るから、通学時間も誰とも共有できない。大学は高田馬場だったが通学時間2時間半
Facebookが、自社サービスの若者離れを告白したらしい。 Facebookがクールだったのは、大学生、それもアイビーリーグやスタンフォードなどの有名校を中心にサービスを広げたからであり、それ以外の利用者の入会を認めないという排他性があったからだ。排他性とは、厳しければ厳しいほど、メンバー同士のロイヤルティも高まるし、部外者からの羨望も集まる。排他性とはブランドを維持する最大のDNAだ。 事業規模を追いだすと、誰もがブランド拡張や分裂の誘惑に駆られてしまいがちだが、ありとあらゆる世代や性別の差を超えるサービスや製品を作ることは非常に難しい。たいていはオトナ向けに作ったサービスはコドモには向かない。考えれば当たり前の話なのに、どうしても老若男女に最適化すると思ってしまう。 例えば、Red Bull やモンスターエナジーのようなエナジードリンクと、リポビタンDなどの健康ドリンクの成分はほとん
セレブ中心に提供している、写真共有型ソーシャルネットワークサービスのOEMプラットフォームのRevolverに、重要なアップデートを行なった。 大きな機能としては、 非ログインのビジターにも全てのコンテンツを閲覧してもらう(ただしポストやコメントなどのアクティビティはログイン必要)パブリックバージョンの公開 コンテンツのポストを運営者側だけに許可するポスト制限機能 ヘッダーのメニュー名の日本語|英語切り分け RSS/APIからのコンテンツの自動投稿 APIによるコンテンツの配信 などを中心に、20項目近いアップデートを公開した。 このアップデートは、SEO効果を高くして自社ECなどへの送客効果を期待するクライアントに向いている。従来の完全会員制SNSはユーザーとのエンゲージメントを高める効果は高いが、そもそも知名度の低い新人タレントや新興ブランドの場合、SNSへの集客に苦労する場合が多い。
全日本国民的美少女コンテスト 第13回ファイナリストの21名がアイドルユニット X21を結成。 同時にRevolver Communityに参加いただきました。 今回、初めて複数人数をオーナーとするコミュニティを作成。FacebookページやTwitterとの連携もしていく予定。 「X21 ソーシャル」http://x21.jp.net です。 ぜひ登録して、平均年齢14歳の彼女達を応援お願いします。
本日プレスリリースを配信させていただいたのだが、僕が新たなチャレンジとして興したリボルバーが第三者割当増資を行い、当面の開発資金を調達した。 スタートアップは何より成長を優先する遺伝子を持つベンチャー企業のことだ。成長をあきらめたり目先の利益を優先して受託に走ったりすれば、自家中毒を起こしてスタートアップは単なる中小企業となる。成長を促進するには十二分な資金が必要だ(十分なではない、十二分な、だ)。だからFacebookでもTwitterでもSquareでも数回にわたって資金調達をしてきたし、回を重ねるごとにその額が大きくなる。 スタートアップを興す起業家にとって、新しい市場を作ろうとしたり既存の市場に他とは異なる角度から侵入しようとするため、そこには見えない分厚いガラスの壁が存在するように感じるものだ。そのガラスの向こうには彼にしか見えない”何か素晴らしいもの”がある。スタートアップがま
新年明けて既に二週間が過ぎた。 当Blogを再開するにあたって、オルタナティブブログ事務局にお願いして、少しだけ見た目もリニューアルしましたw。 ヘッダー部分をみていただけると分かると思うが、元々Speed Feedの由来となっていた、”RSS Feed”という一文を消し、モバイルとソーシャルという2010年代最大のコンピューティングのトレンドに関する雑感を軸にさせていただくことにもしている。 僕は昨年 2012年の1月に起業家として大きな転機を迎え、そのことについてここで書きもしたのだが、実は2012年は1年を通して激動の日々で、独楽のようにくるくると回転し続けたことを告白する。そのあたりのことはおいおい書いていくとして(独楽とは独り楽しむと書く。本にでも書きたいくらいの闘争の経緯については、当分は胸に秘めることをお許しください) ソーシャル時代にあって、Blogは唯一のネット上の自己表
去年まではCD販売力、という点でみると、AKB48 vs 嵐、の図式だったけれど、今年はどうやらだいぶAKBにジャニーズは差をつけられてしまったようだ。 とはいえ、他のアーティストのCDセールスは目を覆うばかりなので、依然AKBとジャニーズの戦略行動の巧みさが光っているのが現状だ。 この二つのアイドルグループ群のマーケティング戦略を簡単に説明すると以下の通りになる。 共通点は以下のようなものだ。 ・若年層からオトナにまでアピールできる、ビジュアル重視のティーンエイジャーを商品化 ・セクシーさよりは親しみやすさ、中性的であったりロリータ的な世界観 ・似たようなグループを量産し、少しずつテイストを変えることでファンを分別しつつ、クロスさせる ・楽曲はあまり凝らず、シンプルなメロディ・リズム、分かりやすい歌詞を使う 両者が異なるのは、AKB系はネット媒体への露出に積極的であるのに対し、ジャニーズ
本紙の囲み記事は、それほどGREEおよびソーシャルゲーム業界を悪く言っている印象は受けなかったが、多少の悪意はやはり感じた。 確かにコンプガチャは社会悪と言える悪質な手法だったが、始めた時点で違法と断じることは誰にもできなかった。結果的に、はまりすぎた青少年が正常な判断力の欠如からお金を使い過ぎ、それが問題視されたということだけ。 一時的にダークサイドに落ちてしまったといって、業界全体を叩くというのは、他の業界からの嫉妬の産物にすぎない。それにソーシャルゲーム自体はケータイやスマートフォンという、やや脆弱なプラットフォーム上にあって、まだまだプアなクリエイティブにとどまるが、やがてはPSPやDSを間違いなく駆逐する成長分野だ。彼らはゲームという遊びをオンライン化、ポータブル化、ソーシャル化(ここはまだまだだけど)したと言える。 僕には僕の使命があって、直接ゲームに手を出すことはないが、他の
ロングテール理論とは、Eコマースにおいては、在庫リスクをあまり負わずに多くの商品を扱うことが可能になるので、多品種少量販売でも採算を取ることができるという考え方です。その結果、あまり売れないようなニッチな商品群からも大きな収益を上げることができるという考え方のことです。縦軸に販売数量、横軸に商品を置き、販売数量の多い順に並べたグラフを描いた場合に、販売数量の少ない商品を示す部分が長く伸びることになるので、それを長いしっぽ、すなわちロングテールと呼ぶのです。Web2.0というバズワードが流行したときに、Eコマースが流通革命を起こしていく可能性を論じるための根拠として脚光を浴びました。ロングテールは、GoogleのアドセンスやAmazonのアフィリエイトなど、無数のWebサイトによる少ないページビューをかき集めて巨大な収益にまとめあげているビジネスモデルにも適用される考え方です。 しかし、スタ
社会がソーシャル化していく流れの中で、消費者をとみればTwitterなりFacebookなりmixiなりでつながっている人の実数は3000万人くらいになっていると思う。(数年以内に2倍程度にはなると考える) 米国では、政治活動の基盤がソーシャルメディアになっている。つまり消費者がソーシャル化し、政治がソーシャル化し、経済がソーシャル化しているわけで、社会生活全般がソーシャル化されるのも時間の問題だ。 米国と日本は、個々のサービサーの違いはありこそすれ、社会現象としての傾向は常に雁行しているから、結局2-3年の遅れはありこそすれ、日本の社会全体もソーシャル化していく。 となれば、マーケティングやセールスといった分野もソーシャル化する、つまりソーシャルメディアマーケティングとはマーケティング全体のソーシャル化という最終形態への過渡期の呼称である。 だから、僕はこの分野の先駆者になるという野心は
映画『ソーシャル・ネットワーク』では、ジャスティン・ティンバレイク扮するショーン・パーカーが、年若い創業起業家を軽視し、経験豊かなプロの経営者をCEOに据えようとすることに対する不満をぶちまけていました。会社を興すのは金儲けのためだけではなく、社会を変える試みを自分自身で実行したいからです。 起業家は創業者(ファウンダー)としての地位だけではなく、自身が経営者でありたい。つまり、CEOでいたいのです。 それがこの映画で教条のように繰り返される、「I am CEO, bitch」というキーワードに込められた”起業家の気分”です。 ところが、ショーンが言うように、実際にはある程度成長して企業価値があがると投資家が群がり、”大人の論理”が入り込む。そしてある程度の企業規模になると、起業家は追い出されたり経営の前線から外されてしまうわけです。日本では起業家がそのまま創業社長として経営の舵取りをまか
久しぶりのエントリー。 最近はオガワカズヒロブログ、アゴラなどのBlogや、その他の連載や書籍の執筆などで本来は僕の主筆BlogであるべきSpeed Feedがおろそかになっていました。 モディファイはオプトグループ入りして以来(2010年)ソーシャルメディアマーケティング事業にフォーカスしてきました。2009年〜2010年はソーシャルメディアマーケティング=Twitterマーケティングであり、市場が爆発的に発展していくには役者不足でしたが、2011年に入りFacebookが主役に躍り出た上に、その躍進に焦りを感じたmixiも本気でこの領域でのビジネスプラットフォームサービス参入を検討し始めたことで、今後数年間に巨大市場化する可能性が出てきています。 先行する米国のソーシャルメディアマーケティングは ・FacebookやYouTubeなどが、2008年のオバマ大統領誕生の原動力となったこと
米国ではFacebookが1.5億人、すなわち国内人口の50%以上が使っています。もはやメールと同様に普遍的なコミュニケーションプラットフォームです。 だから米国でソーシャルメディアマーケティングといえば、それはイコールFacebookマーケティングであり、Facebookページを中心においたキャンペーンに、クチコミ拡散用のTwitterとリッチコンテンツの置き場所としてのYouTubeを組み合わせることで、ほぼ定石となるわけです。 ところが日本国内では話が違う。 Facebookはまだまだマイナーだし、mixiでさえ人口の6分の1にリーチできるに過ぎません。従って、日本国内では、Facebook、mixi、Twitter、YouTube、ニコニコ動画、Blogなどを上手に組み合わせて、延べ数で勝負する必要があります。これをソーシャルメディアミックスと呼びます。 このソーシャルメディアミッ
フィードパスがYahoo!の傘下になったと発表があった。 (参考:Techcrunch Japan) 社長の津幡さん、CTOの後藤さんを始め、関係者にはおめでとうと言いたい。 ご存じの方もだいぶ減ったように思うが、フィードパスはWeb2.0Bookの共著者でもある後藤康成さんと僕とで立ち上げたプロジェクトだ。母体となったブログエンジンという会社自体、僕が日立時代に後藤さんと組んで作ったイントラブログエンジンを商材にネットエイジが作った会社だし、サイボウズ側で僕が考案したFeedpathというWeb2.0型のWebアプリケーション群(RSSリーダーとマルチポスト型のBlogエディタ)を社名にもしている。 僕はちなみに、Feedpathは未既読管理を行わないRSSリーダーであり、今のTwitterの発想に酷似したものだった。さらにBlogエディタは主要なBlogとmixiにも投稿できる、今のH
Facebookは2011年に入り、日本国内でも急成長している。 大きな特長はビジネスユースとしての注目も集めているということだ。 Twitterと比べると、(Facebookもmixiも)会員制のSNSは、市場調査のユーザーベッドとしての役割は見えていても、なかなかマーケティング用途には使いづらかった。しかし、FacebookにはFacebookページという、ネットユーザー全体にみてもらえるサイトを構築する機能がある。しかも、Twitterのフォロー|アンフォロー関係に近い、一方的な購読が可能な構造を持っている。 このFacebookページに加えて、ソーシャルプラグインという、Facebookのソーシャルグラフと外部の通常のWebサイトをひもづけるサービスがあり、多くの企業が自社Webサイトのソーシャル化とFacebookページの連携という黄金律をソーシャルメディアマーケティングの中核と
2011年1月11日、株式会社モディファイ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 小川浩、以下モディファイ)は、大手芸能プロダクションの株式会社ホリプロ(本社:東京、代表取締役会長兼社長 堀義貴)に委託を受け、同プロダクション所属のアーティスト 板野友美のソーシャルメディアマーケティングのため、板野友美公式サイトを製作し、運営支援を行うと発表いたしました。
Googleはデータを共有する。Twitterは事件を共有する。Facebookは人間関係を共有する。 インターネットの本質は情報の公開と共有の最良の方法です。 例えば世界最大のネット企業と言えばGoogleですが、彼らは汎用データを共有するサービスであると僕は考えます。 現在、外交文書の違法な?漏洩サイトとして、WikiLeaksが話題になっていますが、何かを公開し、共有するためのメディアがインターネットであるならば、これはまさしくいつか来た道です。 Napsterは音楽を共有するサービスでした。Napsterから違法性を巧妙に除去して有料化したサービスがiTunesです。 Wikipediaは知識を共有しています。同じWikiというツールを使いながら外交文書を共有してしまったのがWikiLeaksです。WikiLeaksに対するバッシングと創業者への強烈な毀誉褒貶は、まさしく10年前の
2011年4月の新卒を数名募集します。 能力や条件次第で契約社員もしくはインターン扱いからもあり得ますが、もちろん正社員が基本です。 (ちなみに、大学生1-3年のインターンも数名募集します) ・ソーシャルメディアに興味がある ・マーケティングに興味がある ・プログラムができる、もしくはプログラムされたWebサービスに興味がある ・クリエイティブな仕事がしたい ・体力もしくはガッツには自信がある ・地アタマはよいと思う ・性格もいいはず? こうした条件に当てはまるのに、まだ就職先が決まっていない大学生4年生の皆さん。 自分に自信があるのに、運がなかったと嘆く前に、いちどモディファイにコンタクトしてみてください。 ただし、僕をTwitterかFacebookで探して、直接コンタクトしてみてください。それさえできないひとなら、まあ、ネット業界では生きられないので。 お待ちしております。
iPhone 4 のCMを見たことがあるだろうか。 Appleは、テレビCMにおいて言葉や仕様上の情報の羅列で製品をプッシュするようなことは絶対にしない。 常に、一つか二つの特長の紹介に絞り込み、しかもそれを言葉ではなく映像のクリエイティブで表現する。彼らにとってCMもまた製品であり、アートなのだ。 現在はFaceTimeという、いわゆるテレビ電話機能に絞り込んでいるが、そのクリエイティブが実に素晴らしい。 遠距離恋愛中のカップルが、iPhoneのテレビ電話機能を使って互いに思いを伝え合っているのだが、もともとCM自体に音声を入れない作りなので、すぐには気がつかなかったが、二人は手話で会話しているのだ。 つまり、このカップルは互いに聴覚障害者なのだ。 聾唖であれば電話は使えない、それがいままでの常識だが、iPhoneならばそうした人達にも、遠くにあっても互いを想う気持ちをリアルタイムで伝え
ポストWeb2.0時代に即した新・SMO(Social Media Optimization=ソーシャルメディア最適化)宣言 RT SMOとはソーシャルメディア最適化の略であり、SEO(サーチエンジン最適化)と対応する用語と思えば理解しやすいだろう。 つまり、「ソーシャルメディアからのトラフィックを最大化するための施策」のことだ。 いまやソーシャルメディア経由のトラフィックはWeb全体の30%以上になっていると思われ、その勢いはGoogleを始めとするサーチエンジン経由のトラフィックを凌駕する。 サーチエンジン経由のトラフィックについてはSEO/SEMという形になってマネタイズされている。しかし、ソーシャルメディア経由のトラフィックはまだ、明確な戦略/戦術の定義が成立しておらず、業者の質の違いによってあまりにまちまちなソリューションの乱立でしかない。 SMOという言葉自体は、もちろん僕の創
『「従来は、流行の先端をいくファッションは、高価格で限られた人だけが購入できるもので、時間の経過と共にデザインが普及して安価で大量に提供され、多くの人が手にするようになるという図式が、これまでのファッション業界の常識」であり「その常識を覆したファスト・ファッションは、最新のトレンドが低価格で入手でき、新しいファッションに気軽に挑戦できる」』 この定義に合わせて言えば、僕たちにとってのファストマーケティングとは、「流行の最先端をいち早く取り入れた、低価格で、ほどよい品質のマーケティング」となる。つまり、ファストマーケティングは、自分たちに最適化されたマーケティング戦略・戦術を探している企業に対して、トレンドに即した、キャッチーなマーケティング戦略を提案することを意味している。特定のマーケティング手法そのものを指しているわけではないのだ。そうではなくて、時代の流行に合ったマーケティング手法を、
Googleは自動車業界との本格的なパイプ作りに動いている。 最初の交際相手は、僕の予測ではトヨタかVW、あるいはメルセデスかBMWだが、本命はトヨタだと考えている。 Googleは、PC、モバイル、テレビ、自動車の4つの市場への侵攻を目論んでいる。これはAndroidの開発責任者であるアンディ・ルービンが公式に話していることだから事実だ。Googleは社内の計画や目的を不用意に口にしていい企業ではないから、これは社内で公然と認知された戦略目標であると言っていい。(詳しくは拙書『アップルVS.グーグル』をご一読ください) PCとモバイルについては既にAndroidによるさまざまなサービス開発に取り組んでいるし、Google TVを発表したばかりだ。だが、4つめの市場である自動車業界への取組みに関しては、まだ大きな発表がない。ただ、最近Google Mapsを基本データシステムとして採用した
ソーシャルメディアマーケティングを、顧客との対話であるとか関係樹立、と決めつけるのはあまりにも無責任だ、と僕は考える。消費者の歓心を買うことを狙ったコミュニケーションはリスクを伴うからだ。 むしろ重要なのは、ソーシャルメディアが生み出すトラフィックがいまや検索エンジン起点のそれよりも大きくなっている事実を考慮することであり、すなわちSEO同様、かなり技術的要素の高い、SMO(ソーシャルメディア最適化)対策を施すことにある。 拙書「ソーシャルメディアマーケティング」でも、ソーシャルメディアからのトラフィックを最大化するための手法を中心に、実践的なプランを述べている。顧客に好かれることは非常に重要であるが、それだけのことであればTwitterでのつぶやきによるコミュニケーションは逆に非効率だ。140文字という字数制限による不用意な対話はblog以上に炎上リスクを持つからだ。僕が推奨するTwit
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