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「新製品のプレスリリースが記事にならない」「ネットで話題にならない」 イベントの後などの雑談で同じ事をよく聞かれます。 送付先も、送付時期も適切となると、疑うべきは「プレスリリースの中身」です。 大抵の場合 So what?(だから何?)状態になっています。何の部分が抜けているのです。 例えば 「AIを使ったチャットボットサービスが出ました」 だと、 何故今そのサービスが必要とされているの? それを使って何ができるの? 誰にとって、どう便利になるの? (例えば、人がいなくても質問に回答出来るため、無人で見込み客の創出につながる、とか) という部分が抜けてしまっているのです。その部分まで「受け手に考えさせる」となると、受け手に頼り過ぎです。情報の受け手が忙しかったり、その分野の基礎知識がなければスルーされてしまうでしょう。 だから、こんなことができる、だから、こんなに便利になる。 そういう説
「プレスリリースを送ったのに全然記事になりません。問い合わせもありません」 広報の方を交えた懇親の場などでそんな相談を受ける事があります。 待っていても何もおきない状況の中、どうリカバリーするか。 大抵の場合、記者リストに不備があったり、タイトルが刺さらなかったり、内容が分かりづらかったりして(外資系だと直訳以外のリリースがNGのところもあり、その場合は、わかりにくい文面のまま出さざるを得ないこともありますよね)記事になっていません。運悪く大きなニュースと重なって記事化が見送られているケースもあります。 そんな時の対応策は、 まずは「記者にコンタクトする」です。 この内容だったら、興味を持ってくれそうなA記者とB記者から反応がないと思ったら話してみるのです。 リリース到着の有無を確認したり(これだけで何度も連絡すると失礼になります。中身を話せる状態で連絡してください)、内容についてどう思っ
昨年こんなブログを書きました。知っておきたい最近のメディアの動き(メモ) 基本的に自分用のメモなので私の観測範囲そして自分の興味関心に偏っているのですが、今年もここ1年ほどの出来事と感じた事をメモしておきたいと思います。 オウンドメディアの増加、玉石混淆化、ソーシャルメディアが入口に オウンドメディアがますます増えています。自社の紹介を行うだけでなく、一緒に関わった企業を巻き込んだり、お役立ち情報を入れたり、SNSに多数投稿をして拡散を狙う動きが活発である事が特徴的です。単体で存在するだけではないのです。そういった多数のPVを稼ぐものと、「おい、なんかオウンドメディアって流行ってるらしいじゃないか、うちもやってみよう」と上司に言われて、手探りで始めて、微妙な状態で止まってしまっているもの、完全にメディアのプロにアウトソースし、高いクオリティで垂直立ち上げを狙っているものもあります。格差がま
お酒をたくさん飲むわけではないですが、美味しいお酒は好きです。いろいろなお酒を少量づつ、多品種味わいたい。そんなわけで、いろいろな人に美味しい、珍しい、著名な日本酒が飲めるお店に連れて行ってもらい、良かった所を3店舗ピックアップしました。どのお店も行ったのはここ半年ほどですが、価格やサービス形態など変わる可能性もありますので、実際に行かれる場合はWebなどで最新情報をご確認ください。 八咫(新宿三丁目) 他にも店舗があります。純米酒専門の立ち飲み屋。伊勢丹から近いです。食事はおつまみが中心。0次会や2次会に良さそうです。熱燗に適しているお酒はそのまま一口飲ませてくれ、適した温度になったものが後で席に運ばれてきます。飲み放題(利き酒コース)は、1時間2000円(飲み放題ではなく単品でも頼めます)。グラス交換制。 東京酒BAL塩梅(神楽坂店) 時間制限なし。飲み放題2800円。予約が非常に困難
ここのところ大企業の広報の方複数人とお話をして思ったのですが、たまたま、お会いした皆さんの悩みが共通していました。 これまで大企業の広報の悩みの多くは、 「ネガティブな記事を書かれたくない(炎上を避けたい)」ということでした。 どちらかというと、いわゆる「守り」の広報がメインの関心事だったように思います。 もちろんこれも重要な事ではあるのですが、 今の一番の関心事、悩みは 複数の異なる(広義の)PR会社をどうマネージし、連携して結果を出すか とのこと。 社員の方のスキルも「いかに記者とコミュニケーションがとれるか」「プレスリリースが旨く書けるか」ではなく、予算管理と外部の会社のマネジメント能力が必要となります。 大企業ともなると、広報といっても、ブロガーリレーション、メディアリレーション、全体のストラテジーと複数社のPR会社が絡んでいる事が多いのです。そうなるとそれぞれのメッセージの統一感
先日、ある方が「え!このネタでもニュースになるの!」と言っていました。 何でも、それほど重要ではないと思われる情報が大きくメディアに取り上げられていたというのです。 よく考えてみると、当たり前の事ではあるのですが、ニュースとなる出来事は毎日同じ数だけ発生するわけではありません。企業のニュースであれば、企業活動と大きく関係がありますよね。プレスリリースの数も日々変わります。 しかしながら記者の側は、紙面を埋めたり、規定の更新本数を満たす為に、記事を書く必要があります。書く側の分量はあまり変わりません。そのために人によってはメールボックスを検索し、過去に受信したプレスリリースを調べたり、Twitterのトレンドを追ったり、こちらを検索したりするのだとか。 そうなると、ネタが多い時期にはスペースの関係で記事にならない内容であっても、ネタの少ない時期には大きく扱われる可能性が高くなるのです。 既に
最近は、広報やマーケティング担当者が自ら情報発信する時代とよく言われますよね。自社のWebサイトで行ったり、メルマガを書いたり、オウンドメディアを立ち上げたり。Facebook等のソーシャルメディアでの情報発信もそうですね。 その他に、ネットメディアが提供する場を借りての情報発信もあります。 今日は、企業のマーケティング・広報担当者が自ら情報発信を行える場を3つ紹介したいと思います。 担当者が知っておきたい3つのメディア まずは、アイティメディアマーケティング。 こちらからコラムニストに応募する事が出来ます。 次に、Web担当者フォーラム。 ユーザー投稿という方法があります。 そして、ハフィントンポストです。 ブロガー登録の方法はこちらにあります。 ハフィントンポストはマーケティングとは違うのじゃない?と思われた方もいるかもしれませんが、例えば、シックス・アパートさんのように、マーケティン
バレンタインが近くなり、企業はバレンタインと絡めた情報発信の準備が進んでいると思われた2月初旬、ある企業のプレスリリースが話題となりました。 特にベンチャー企業の広報の方に役立つヒントがあるのではないかと思い、少し解説したいと思います。 株式会社spice life、「花粉のない沖縄で働きたい」社員の一言から新制度を導入(2015年2月2日) こちらが大変な話題となり、ネットのニュース等に掲載された他(ガジェット通信、ねとらぼ等)、アイティメディアヘルスケアでは、同社を追加取材して記事となり、制度のきっかけとなった社員の写真も登場しています。 更には、テレビの夕方のニュース番組でも取り上げられました。 一体、何が良かったのか、考えてみたいと思います。 ネタが良かった、季節感もありタイムリーだった まずはそれがあげられます。丁度花粉が飛び始める季節であり、また多くの企業はバレンタインと絡めた
同じくオルタナティブブロガーの永井さんの新刊が出ました。タイトルは「戦略は1杯のコーヒーから学べ」。今までのコーラではなく、今回はコーヒーです。 コーヒーに関わるビジネスを例に挙げ、最新のビジネス戦略が学べるストーリー仕立ての本です。 前の会計クラウドの話が取り上げられた「100円のコーラを1000円で売る方法 3」のときは、以前ERPベンダーでマーケティングを担当していた私には本当にわかりやすく、エンタープライズIT業界でも大変に話題になりましたが、今回、コーヒーという分野でもわかりやすさは変わらず、というか、更にわかりやすくなっている印象を受けました。 帯を見て、自分なりにそれぞれの会社の強みを考えてから読み始めたのですが、いい意味で裏切られました。わかっているようでわかっていないことがたくさんありました。 主人公の考えた企画書に自分なりに意見を考えてから次に進めて行くと更に理解も深ま
先日、日本広報学会のソーシャルメディア広報研究部会の一環で、モイ株式会社のツイキャスのお話を伺いました。(会場はシックス・アパート株式会社) なんと、日本の学生のうち三分の一がツイキャスのユーザーだとか。 iPhoneがバージョンアップし、自撮りのできるカメラがついたタイミングから、ユーザー層が変化し、女子高生が自分のメイクの過程を中継する(メイクCASというのだそうです)など、ユニークな使い方が広まり始めたそうです。 企業がセミナーを中継するUstreamなどとは全く違う方向に進化しているのですね。モバイルファーストということで、ニコ生とも差別化が図られているようです。 CAS主(キャスヌシ)さんが、番組を始める時に、それをお知らせすると、通知を希望している方にプッシュ通知が送られる仕組みもあります。数十万人もそういった登録者のいるCAS主さんもいるそうです。 同社ディレクターの藤川真一
Facebook上でたくさんのアラサーの方々とつながっています。また仕事などでも接点がそれなりにあります。 年齢で括るのはあまり好きではないのですが、そういいつつも、アラサーの話を少し。 アラサーとなると、元気一杯の20代前半とは体が結構変わってきます。私の場合、いろいろと体に不調が出てきました(寝付きが悪いとか、貧血で倒れるとか、朝起きられないとか)。今思えば働き過ぎやストレスが原因だったような気がします。 アラフォーになるとそんなに無茶はしなくなるので、意外と元気なのですが、アラサーはそういった変化に気づけず、「まだ若い」と無理をしてしまう時期でもあります。 また仕事がとても面白くなって来たのもこの時期でした。だんだん重要なポジションを任されるようになります。必然的に残業も増えます。そしてストレスも。お給料もそれに伴い上がります。良い所に引っ越したり、集う友達が少し変わったり。仕事もプ
大変遅くなりましたが、11月27日のITマーケ広報meet up 2013のプレゼンとパネルディスカッションを少しだけこちらで振り返りたいと思います。 イベントについてはこちらをご覧下さい。 まずはプレゼンから。 株式会社KADOKAWA TECH.ASCII.jp 大谷イビサ 様 にお話頂きました。IT業界であればほぼ誰でも知っているであろう有名な記者です。 タイトルは、ずばり、 IT業界にPR会社は必要か?~IT媒体に記事を書いてもらうには?~ です。何を隠そうこの私も今はPR会社経営兼ブロガーですが、元々アスキーで記者をしていたので、ある程度の記者側の状況と、広報の方法を間違えてしまう人たちの状況は分かります。過去にアイティメディアの誠ブログのほうでは、PR会社はいらないというタイトルで講演をさせていただいたこともあります。そんな中、イビサさんがどんな風にお話しされるのか、とても興味
先日シズラー (sizzler)でちょっとした集まりがありました。 ツイートしたところ、高木さんも反応してくださったりして。 府中のシズラーファンです!バリバリいっちゃって〜。( ´ ▽ ` )ノRT @kyocorin: ガッツリとサラダ食べるよ! (@ Sizzler (シズラー) 新宿三井ビル店) http://t.co/rQHU3N7OHR — 高木芳紀(名刺の達人) (@omeishi) July 18, 2013 シズラーというのは、アメリカスタイルの巨大なサラダバーのあるレストランです。木曜はステーキの日で、サラダのみが2380円、ステーキとサラダバーで2480円という、どう考えてもステーキを食べた方が得になりそうな価格設定。 ステーキも一人一人、焼き加減やソースも確認してくれ、ファミレスっぽい雰囲気ながらも、結構ちゃんとしてます。 ビールのピッチャーは2100円で、その他ワ
4月8日に開催された、「セミプロに駆逐されるプロという構図勉強会」という名の飲み会に参加して来ました。 私はこのイベントを及川さんのFacebookで知り、ちょうど参加者募集をしていた時に知り、運良く参加出来ました。 ネットの普及で、書籍で稼いでいたライター、セミナー講師で稼いでいた人はそれぞれブログやネットの情報、勉強会などに取って代わられてしまった。安価もしくは無料でコンテンツが入るのは喜ばしいが、プロが駆逐されつつある現状は好ましいものなのか。 一方、全然駆逐されていないという意見もある。そんなことをネタに呑もうという飲み会(ちょっと乱暴に略したので、詳しくは及川さんのブログやイベントのサイトをご覧下さい) ということで、私もこの辺りに問題意識を持っていたこともあり、当日がとても楽しみでした。 私が感じていたのは、こういうことでした。 2足のわらじプロが目につく 会社員で収入を得てい
ついソーシャルメディアに目が向きますが、検索エンジンも重要(シックス・アパートさんのブロガーmtgに参加して) 先日、オルタナブロガー自主運営のブロガーmtgでシックス・アパート社長の関さんとCTOの平田さんのお話を聞いて来ました。このオルタナティブブログの仕組みも、同社のサービスで運用されています。 私は2004年頃からココログでブログをやっており、そのきっかけは、懇親会でH口さんという方に「これからブレイクするものは?」と尋ねて「ブログ」と言われたことだったりします。(当時はブログの意味が分からずBLOBを聞き間違えたのかな?と思った記憶が)気がついたらこのオルタナティブブログも2005年8月に参入し、あっという間に8年目に突入しているのですよね。ビックリしてしまいます。 私は、ブログに関する論文なども書いたりしていて、(PDFの直リンクが開きます。:人はなぜブログを読むのか:知人ブロ
弊社では月に一度の勉強会を開いているのですが、今回のテーマは「取材調整・立ち会いの方法」でした。ベテランスタッフにとっては当たり前のことでも、そうではない人には意外と難しかったりします。 以下少しだけエッセンスをご紹介。最初の3つ位で「え?当たり前でしょ?」と思われる方も多いかと思いますが、初心者の方向けなので、お許しください。 事前準備 趣旨の確認(掲載予定媒体、時期なども確認) 取材を受けるか、受ける場合誰が対応するか、誰が立ち会うかを確認 日時の候補を複数上げてもらって調整 決定日時の送信(地図、日時、緊急連絡先等も明記。可能であれば相手の緊急連絡先も確認) ブリーフィングシート(ブリーフィングノート、ブリーフィングドキュメントなど会社によって呼び名が違いますが)を作成。取材前に確認する。シートには、趣旨、媒体概要等を入れておく 資料の確認・調整 (通訳が必要な場合)通訳の手配 リマ
何事もやってみたほうがよくわかるということで、食べログのレビュー執筆に続いてAmazonマーケットプレイスで本を20冊ほど売ってみました。 以下、見えて来た事のメモです。 送付は、コンビニから出せるヤマトメール便が便利(厚さ1センチまで80円、2センチまで160円と安価で追跡番号付) 厚さが2センチを超えると、レターパックライトが便利。郵便局で先に買っておけば24時間ポスト投函が可能 送付の事を考えると厚さ1センチ以下のほうがやりやすい 郵便局から送る場合は、中身が書籍であることがわかるように、一部解放するか、梱包前に局員に見てもらう必要有 ベストセラーは安価になる(需要と供給の関係ですね) ロングテールで売れ続ける定番本は高く売れる(楽器の教則本とか、学術書) 家電・ガジェットも意外と売れる(PS3、ポメラ、ナノケア等) 良く売れるのは深夜(そういえば自分も夜中に衝動買いすることが) 最
2012年4月20日にこんなブログを書きました。 食べログ始めました。 これのその後の話です。 今まで口コミをその都度検索して利用するだけだったのが、いろいろなことが見えてきました。 知っている人には当たり前の話かも知れませんが、せっかくなので少しシェアさせてください。 やたら写真が多く、褒めちぎっているものは、ちょっとおかしい印象を持ちました。普通は食事をするときはそんなに大量に写真は撮らないと思うのです。やらせではなく、プロっぽい人なのだと思いますが、普通っぽい口コミのほうがあてになります。 口コミの全体数が少なすぎて全部が褒めまくっている場合はあまり当てにならないようです。青山一丁目方面で働く、あるグルメの方が言っていましたが、口コミが30件以上あって、3.5点以上ついているか、が目安になるとの事でした。 たくさんの人に見てもらうには、すでに多くの口コミを獲得している著名なレストラン
オルタナブロガーでもある小林啓倫さんが翻訳された「ウェブはグループで進化する」を読みました。購入しようと思っていたのですが「欲しいです」と言ってみたら小林さんから頂戴しました。ありがとうございます。 人間の社会活動に関する法則を理解するための入門書とありますが、ネットがからんだ情報の流れを解説し、マーケッターの誤解を解き、効果の出やすい方法も示してくれている本です。鍵となるのは人のつながりやグループ。 そういえば、ハイパーテキストのつながりだったネットは、確かに人が中心となるものものへと変貌を遂げつつありますよね。ネット(オンライン)がオフラインでずっと行われてきた活動に近づいて来た(追いついて来た)というのもうなづける話です。 すごい偶然なのですが、私は、今年も昨年に続いて前期は立教大学にて「情報ネットーワーク論」という講義を受け持ったのですが、授業でも触れた「6次のへだたり」「弱い紐帯
[book] Google及川卓也さん著「挑まなければ、得られない」を読んで、意見や行動のお作法についても考えた 最近、ネット上で意見を言う基本的なマナーがなっていない人が多いのではないか?どんな風にモノを言うのがスマートなのだろうか?単に脊髄反射の「いいね」ボタンと同じで、直感の好き嫌いだけで何かを語っていないだろうか? そんな疑問を感じていた事と、 誠ブログのほうに「今すぐやるか、先送りにするか」というブログを書いたばかりでもあったので、封筒を開けて「挑まなければ、得られない」(英国ヴァージン・グループ総裁リチャード・ブロンソンの座右の銘だそうです)というタイトルが目に飛び込んで来たときに、なんだか関連性があるような気がしました。 この本は、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演したGoogleの及川卓也さんの著書です。この番組で、IT業界ではすでに有名だった及川さんが、業
オルタナティブブロガーの新倉さんが登場ということで、日立ソリューションズさんのオウンドメディアがフェイスブックで話題になりました。 オウンドメディアというのは、自社サイトを「メディア化」したメディアです。自社製品の説明だけでなく、関連情報や読み物等を掲載し、結果としてサイトの訪問者を増やしたり、リードのナーチャリングにもつながったりします。 オウンドメディアといえば、どちらかというとC向けのビジネスをされている方のものかなというイメージが強いですよね。コカコーラさんも有名ですよね。 ただ、B向けも本格的に取り組む時代になっているのかなと思いました。単に自社ウェブにカタログ的な情報と新着情報を載せるのだけでなく、コラムや用語解説などがあれば、読み手にも役立ちますし、訪れる人が増えれば、自社製品に興味を持つ人も増えるでしょうし、特にニッチな分野であれば尚更、情報が不足しがちですから、喜ばれる可
会社の宣伝になるから、とか、自分自身のブランディングのために、とか、ブログを始める方は結構多いように思います。 ただ、続く人はごく一部。更新が止まったり、消えてしまうブログもたくさんあります。 先日その傾向を見たところ、2つの大きな特徴がありました(無作為抽出したわけではないので、統計的に傾向があるのかどうかは不明ですが)あくまでも目立ったものの印象ということですが。 それは、「代表しているブログ」と「テーマを絞り込んだブログ」です。 例えば、20代を代表したり、特定の業界を代表したりと、他と差別化をはかるために、「代表」するようなタイトルをつけてしまうものは継続しづらいのです。普通の社会人の視点で書けばそれほど大変ではないのですが、業界で何が流行っていて、とか、この年代の傾向は・・・と話が大きくなると事前の調査も大変ですし、自分中心の主観的な記述が難しくなります。敷居が自然と上がってしま
最近、自社が載った記事を丸ごとスキャンして「うちの会社の記事が出ました!」とフェイスブック等で紹介するケースを頻繁に見かけるようになりました。 新聞記事や雑誌記事を読めないように部分的に写真に撮ってしてアップし(著作権に配慮)っていう手法は多く見られましたし、また一部引用で出典元を示すというのが正しい方法だったかと思います。 フェイスブックは仲間内しか見ないから大丈夫と思っているのかもしれません。そもそも自分が買った新聞・雑誌だから良いのでは?と感じている人もいそうです。 実はこの話はデリケートな話題で、以前ご指摘したところ「細かいうるさい人」と思われてしまったのでした。それからは見かけても完全スルーを決め込んでいるのですが、あまりに多かったので思わずブログで取り上げる次第です。 私自身が広報関連の仕事をしていること、また記者と頻繁に接点があることで尚更気になるのかもしれません。 フェイス
奥田浩美さんにお声がけ頂き、LinkedIn勉強会にお邪魔してきました。面子はリンクトイン本の谷口さん、ザッポス本の本荘さん、TechWaveの本田さん、Techdollのゆかりさんなど知ってる方もいて、アットホームな感じでした。(写真はリンクトインの長谷川さんがモデレータとなってディスカッションしているところです) 私は詳しくないものの、とにかく使ってる期間だけは長いという状態なのですが、いろいろお話を聞くうちに違った視点が見えてきました。 それは、 リンクトインはソーシャルメディアというよりも、ユーザーが作り上げる、巨大なビジネスデータベースだったのだなと。日本だとアットコスメとかに近いかもしれません。コスメの評判のデータベースではなく、人の仕事経験やスキルのデータベースなのです。しかもCGM(Consumer Generated Media。CGMって最近はあまり使われなくなって来た
以前、こちらのカメラ屋さんの記事が話題になっていました。「喧嘩上等のカメラ店が「ど素人」に教わった商売の極意」 ていねいに長時間説明する事等で、大手量販店と違った方法でビジネスを拡大している話です。ある程度知識を持っており、スペックを把握し、専門用語で店員と話し、少し触って最新モデルを買う層とは違う人たち(シニア層、主婦層、子供)も顧客にしていくことで顧客層が広がる興味深い例だと思いました。 この記事を見た後、友人と話をしていたところ、何でも友人の会社には最近「フェイスブックページ作成します」など、フェイスブックに関するFAXの ダイレクトメールがたくさん送られてくるという話になりました。今までの傾向は「セミナー・研修」「調査資料のご案内」「レストラン割引」「人材紹介」「展示会ノベル ティ作ります」などが多かったそうです(←あくまでも肌感覚です。統計的なデータではありません) 実際にこのD
知らないと大損する、ごく当たり前な事務作業のコツ7つというブログを以前書いたら意外と支持していただいたので、今日は久しぶりにその続編です。万人に当てはまるものではないかもしれませんが、私の友人・知人が当たり前にやっている内容や自分が気づいた内容を紹介させてください。 8. 依頼メールは朝送る。週末や夜中に相手への依頼をしてから帰らない よく、18時とか19時に誰かにお願いをして「さあ、仕事が終わった」と帰宅する社員がいますが、これはイマイチな方法です。自分が帰る時間は基本的に相手も帰る訳で、翌朝出社しても、お願いした物事は終わっていません。朝にお願いをしておけば、相手がその日の営業時間内に対応してくれる可能性が高まります。逆に海外と仕事をする時は時差をうまく活用して相手の朝が来る前に依頼をしておくのは有効です。北米とのやり取りでは、金曜の夜にお願いをしておくと月曜出社時には返事が来ています
先日、ある方達と、外資系IT関連企業の日本法人スタッフの平均年齢があがっているよね?という話になりました(この記事では主に欧米のIT企業のことを指しています) 基本的に外資系ITの転職はオープンにならない事が多いです。なぜなら、大量に応募が来てもさばききれないですし、以下を満たす人を捜している事が多いので「前職も外資系」の人が選ばれることが多いのです。 英語が出来る(うまいではなく、外国人とのコミュニケーションに慣れている) 外資系ならではのカルチャーをわかっている 隣の席に上司・同僚がいなくても自分の仕事を見つけてスケジューリングして実行でき、レポートできる(上司が海外にいる事も多いので) そんなわけで特定のリクルーター(人材紹介会社)を使うことが多いようです。 結果として同じ人たちがぐるぐると3年周期くらいで回っているので、ある程度同じ顔ぶれのまま、そのまま年齢が上がって行くような印象
昨日の12の方法の後編です。 今日は、転職活動しているのに、何度も応募しているのにどうも決まらないという人へというメッセージです。年齢や性別といった、本人の力で変えられないものには着目せず、「変更できる」ことについて触れたいと思います。 主なポイントは「仕事モード」と「負け癖の断ち切り」「応募先の工夫」です。 7.友達の会社をのぞいてみる。 仕事を辞め、あまりに時間が過ぎると仕事モードに切り替わらなくなります。なんか、だらだらした雰囲気になってしまうことも。その調子で面接に行くと、よくないこともあります。8時間働ける雰囲気が出てないのです。集中力が落ちている事も。友人の会社をのぞくなりして仕事の現場に触れる機会を作り、気持ちを仕事モードに戻すことも大事です。最近のビジネストレンドを知ることにも役立ちます。 8.英会話学校に行く また、英語か。という人がいるかもしれませんが、「グループレッス
「退職しました。次は決まっていません」 という連絡をときどきもらいます。 解雇されたのなら仕方ないですが、辞めないという選択肢があるのなら、思いとどまったほうが無難です。どうしてもその会社を辞めたい場合は、必死に就職活動をして、決まってから辞めたほうが賢明です。先日も、辞めたい人の相談を受けましたが、次が決まるまでは思いとどまるように伝えました。 「そんなぁ。もう辞めちゃったよ」 という人に、こんな事をしたら良さそうという内容をまとめました。今回は辞めて日が浅い人、次回は少し負け癖がついてしまっている人向けの内容です。私自身が会社員時代に、転職する側で感じた体験や(リストラにも逢いましたし、慌てて入った会社が全く自分に合わずにすぐに退職したり、入社予定の会社が突然買収されての内定取り消しも体験しています。一部はこちらで触れています)、現在は職業紹介責任者の講習も受けているほか、前職でも、今
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