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隗より始めよ・三浦淳のブログ 「新潟大学・三浦淳研究室」の後続ブログです。2018年3月末をもって当ブログ制作者は新潟大学を定年退職いたしました。2019年2月より週休2日制(日・水は原則更新休止)。旧「新潟大学・三浦淳研究室」は以下のURLからごらんいただけます。http://miura.k-server.org/Default.htm 本職はドイツ文学者。最新刊は日本文学と学歴についての著書『「学歴」で読む日本近代文学』(幻冬舎)。そのほか、ドイツ文学の女性像について分かりやすく書いた『夢のようにはかない女の肖像 ――ドイツ文学の中の女たち――』(同学社)、ナチ時代の著名指揮者とノーベル賞作家との対立を論じた訳書『フルトヴェングラーとトーマス・マン ナチズムと芸術家』(アルテスパブリッシング)が発売中。 なお、当ブログへのご意見・ご感想は、メールで以下のアドレスにお願いいたします。 m
評価 ★★☆ 出てまもない新書。教育こそ国の柱、だったはずなのに最近の日本はその点があやしくなっているという内容。 「はじめに」では、「先端研究やイノベーションの担い手である」博士号取得者が日本では減っているという指摘がなされている。修士課程から博士課程への進学率が、日本では2000年度の17%から2021年度は10%と減っているというのである。博士号取得者の実数も、これほどではないが、減少傾向にある。海外の動向とは逆になっているのだ。人口100万人あたりの博士号取得者は、米国で281人、韓国で312人なのに日本は120人に過ぎず、英国やドイツに比べても少ないという。この数値は本文でもあらためて出てくる。 しかし、である。続く第1章は「変わらない日本の「学校」」と題されている。日本の学校の現状に対する愚痴が各方面の人間により並べられているのだが、通り一遍の発言が多く、特に産業界の人間からの
今年映画館で見た86本目の映画鑑賞日 7月18日ユナイテッドシネマ新潟評価 ★★ アメリカ映画、トッド・ヘインズ監督作品、サミー・バーチ脚本、117分、原題は"May December"。 実在の事件をもとにした映画だそうである。 かつて 36 歳だった既婚女性グレイシー(ジュリアン・ムーア)は、たまたま知り合った 13 歳の少年ジョー(成年後:チャールズ・メルトン)と性的関係を持ち、実刑となった。グレイシーは夫と離婚し、少年との子供を獄中出産。彼女が刑期を終えると、二人は結婚する。 関係してから約20年後、平穏な生活を送っていた夫婦のもとを女優エリザベス(ナタリー・ポートマン)が訪れる。この事件が映画化されることになり、エリザベスが主演女優を務めるので、参考にしたいからと、映画のモデルになる夫婦と生活を共にしようというのだ。エリザベスは二人と過ごす中で事件の真実に迫ろうとする…… 実在の
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