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今年の「#文学」
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ひっそりとした飲み屋小路の2階に、馬場の隠れ家を発見! 先日、おなじみ大先輩ライターの安田理央さんを含む数人でのちょっとした打ち合わせがあり、解散後、光栄なことに安田さんと2人で「軽く飲んで帰りましょ」ということになりました。 場所は高田馬場。 安田さんの事務所は高田馬場にあるので、おすすめの店は数知れずなんですが、こういった機会もあまりなく、「よし、今日は2人ともまだ入ったことのないお店に行ってみよう!」ということになって、しばし繁華街をうろうろ。 決め手に欠けるまま「そういえばあっちの方にも飲屋街あるよなぁ」とたどり着いたのが、駅近くのとある路地。 駅の早稲田口を出てすぐ左を向いたところにある「幸寿司」とマックが入ってるビルの間を入っていったところ、というと馬場になじみのある方には伝わるでしょうか? ここがまた、昼間通れば見過ごしてしまいそうな小さな店がつつましやかに立ち並ぶ味のある通
2016夏、大阪京都3泊4日飲みまくりツアー【前編】 僕が監修をつとめさせてもらっている「酒場人」という雑誌の第2号が今年の4/18に発売され、それを記念して、6/21に東京の「ロフトプラスワン」、6/27に大阪の「ロフトプラスワンWEST」で、「酒場人大宴会」なるトーク&飲みイベントが開催されました。 イベント自体は、司会である僕自身に至らない部分は多々あったものの、超豪華な出演者のみなさんと優しいスタッフさん、そして温かいお客様のおかげでなんとか無事終了。 その様子はまた別の機会にどこかでレポートさせてもらえたらと思っているのですが、ここでは「酒場人大宴会 in 大阪」に合わせた関西遠征での、飲みまくり食べまくりツアーの模様をご紹介したいと思います! 日程はこんな感じ。 6/26(日) 午前東京出発、午後大阪着。 夕方から中津「シカク」で行われるイベント「酒処ナオ」に参加。 6/27(
酒仲間であるチミドロのスズキナオさんが、最近山で飲むビールにはまっているらしく、高尾山なんかに登って山頂にある茶屋で一杯やるのが最高だという話を聞かせてくれました。 さすが酒の申し子! なんなんだその最高に楽しそうな遊びは! と思った僕は、まずは身近で気軽に登れそうな山を探してみることに。 すると、よく使っている西武線沿線、飯能市の「天覧山」がそんなにハードな山ではないのを見つけ、山頂に茶屋はあるかな~なんて、登山が趣味の方のブログをあれこれ眺めていたんです。 結果天覧山には、以前はあったものの現在は茶屋はなく、残念に思っていたのですが、そんなブログの中のひとつに気になる情報を発見しました。 飯能での山登りを楽しまれたとある方の記事に「帰り道、駅に向かう途中、川沿いのお店で休憩しました」なんてサラッと1枚の写真が貼ってあったのですが、それが目を疑うほど素晴らしい光景なんです! お座敷のよう
今回の舞台は、この連載では初となる「立石」です。 立石といえば、関東の酒好きなら名前を聞いただけでソワソワしてしまう、いわば聖地。 安くてうまい大衆酒場の超名店が立ち並び、昼から飲める店も少なくない、酒飲みたちのディズニーランドなのです。 筆頭はやはり、もつ焼きの「宇ち多゛」でしょう。 メニューには「もつやき」としか表記されていないにも関わらず、「カシラ」「ハツ」「ガツ」「ナンコツ」「レバ」「シロ」「アブラ」「ツル」といった部位に、味付け、焼き方、お酢がいるかどうかなどを指定して頼む必要があるため、「ハツナマお酢!」「アブラ少ないとこミソよく焼きで!」などという呪文のような言葉が店内に飛び交っており、加えて希少な限定メニューもあったりするので、一見で入るにはそれは勇気のいる酒場です。 それゆえ、一部のファンの間では宇ち多゛へ行くことを“宇ち入り”なんて大げさに呼んだりもするのですが、思い切
今回の対談ゲストは、なんとあの全国の飲兵衛のカリスマ! 「酒のほそ道」の作者! ラズウェル細木先生! さらにパリッコの描き下ろし漫画「よっ太の酒日記 -立石ハシゴ編-」も収録され、これまで以上に充実の内容となっております。 また、この発売を記念して、4/18~30まで、中野タコシェさんで個展をさせてもらうことになりました! 詳細はこちらのページでご確認下さい。 4/18(土)発売となっております。 ■その2 パリッコのオリジナルLINEスタンプ「酒たぬき」の第2弾がリリースされました! 「晩杯屋(ばんぱいや)」という、関東の大衆酒場ファンには名の通った立ち飲み屋グループがあります。 元々は赤羽の超名店「いこい」で修行されていた方が独立し、武蔵小山に店を出したのが始まりで、大井町、大山、中目黒と順調に店舗を拡大されてきました。 最大の魅力は単純明快で、とにかく安くてうまい! これです。 ただ
前々回、「しばらくの間、西武新宿線をじわじわと新宿に向けて上っていくシリーズをやる!」とか言っておいて、うっかり次に見当違いの“雪が谷大塚”という駅を挟んでしまったんですが、また戻ります。 というか、あんまり同じ地域が連続しても縁のない方には退屈だろうし、適度に飛び飛びでやってこうと思います。 さて、田無、武蔵関と続いた西武新宿線シリーズですが、今回は“中井”。 中井は武蔵関の10駅先なんで、ちょっと一気に進みすぎですかね。 こないだ上井草で入ってみた店もよかったし、武蔵関にもまた素敵な店を知ってしまったし、今後、進んだと思ったらまた戻るみたいなことを繰り返しちゃうかもな~。 相変わらずの計画性のなさですみません…。 あらためて本題へ。 先日、初めて中井という駅で飲みました。 きっかけは、親しくして頂いている大先輩ライター安田理央さんの、facebook上での「こないだ中井で飲んだけど最高
前回の田無に続き、今回ご紹介したいのも西武新宿線にあるお店になっちゃいます。 意図したわけじゃないんですが、最近やたらと新宿線沿線で飲むことが多く、もしかしたらしばらくはこの沿線を徐々に新宿に向かってジリジリ上っていくようなシリーズになってしまうかもしれません。 まぁ未定ですけど。 で、今回の舞台は武蔵関です。 武蔵関駅の周辺で、毎年12月9、10日に行われる“関のボロ市”という行事がありまして、始まったのが江戸中期の1751年というからその歴史は相当なものです。 ボロ市、つまりは中古の日用品や雑貨なんかの露店が並ぶ蚤の市なんですが、同時に夜店もいっぱい出るので、まぁお祭りみたいな感覚で捉えている人も多いことでしょう。 こういう非日常感ってワクワクするもんで、同時にお会式が開かれている日蓮宗本立寺を中心とした駅前一帯は、そりゃあもうすごい人出となります。 僕も実家がそう遠くなかったので、高
今回紹介するお店は、今まででも一番変わってるかもしれません。 “大衆酒場”と括ってしまうのは完全に間違ってますし、もはや“お店”と呼ぶのも躊躇してしまうようなお店です。 しかしまさに昨日、この「小俣商店」さんでおいしい料理とお酒をたらふく堪能して来た事も事実。 店主さんに「店名伏せるんで、ネットで紹介してもいいですか?」と聞いたら「別に伏せなくてもていいよ。どうせ連絡先わかんないんだし。」とおっしゃられていたので今こうして記事を書いているわけですが、つまりそういうお店です。 今回の記事は、いつにもまして僕の“酒日記”の1ページとして、ご興味ある方のみお読み頂ければ幸いです。 では本題へ。 僕は西武池袋線の大泉学園という街に住んでいますが、家の近所に、前から気になっていた物件があったんです。 道路に面していて、築何十年かは経っていそうなこじんまりとした3階建ての建物なんですが、1階部分がどう
え~、ただただ自分の好きな居酒屋を紹介していくという内容のこの連載も、3ケタに突入して今回で103回目ですか。 103回といえば…、あそこかなしかないよなぁ。 というわけで、さっそくですが今回ご紹介するお店を発表します。 埼玉県は所沢の「百味」さん! “百”に“味”と書いて“ひゃくみ”。 …お察しの通り、103回とかけたダジャレですね。 はっきり言っておもしろくもおかしくもないと思いますが、思い付いてしまった以上実行しないわけにはいかなかったんですよ。 世のおじさんたちが、条件反射的にオヤジギャグを口にすることを止めようがないのと一緒です。 自分もそういう年代に足を突っ込んできたってことでしょうね。 まぁ、このネタも一応は連載を103回続けてこないと成り立たないってことで多目に見て下さい。 もうこれ以上前置きすることもないので、さっさと本編にいきましょう! 所沢、無い人には一生縁の無い街で
TVや雑誌、インターネットなんかで居酒屋の話題を目にすると、ついつい目をとめてしまいます。 居酒屋が大好きなもんで。 そういう中で、有名店ゆえに色んなところで紹介され、「いいなー行ってみたいなー」と思っていたお店があります。 大宮の「いづみや」さん。 地元に根付いた大衆食堂兼酒場で、メニューも佇まいも素晴らしく、映像や写真から直に活気が伝わってくるようなんですよね。 営業開始が早いのが特徴の1つらしく、まだ日も高いうちから酒飲みたちが幸せそうに飲んでいるのも印象的。 ただ大宮は自分からすると県外ですし、なかなか近くに行く用事もなく、「いずれ必ず」なんて思いながらすごしてしまってたんです。 よろしくないですね。 ところで先日、仕事絡みで日暮里駅に降りる機会があったんですが、あれ?駅前に「いずみや」という店があるじゃないですか。 看板には“日暮里店”の文字。 もしやと思って調べてみたらやっぱり
この連載で横浜を取り上げるのは2度目になります。 一度目は第40回、横浜らしからぬ渋い横丁の中にある「味珍」さんをご紹介しました。 今回はその逆で、横浜らしからなくない、もとい、とっても横浜らしいお店について書かせて頂こうと思います。 舞台は横浜中華街。 そう、横浜といえば港、そして中華街ですよね! 横浜中華街は、言わずと知れた日本屈指の観光スポット。 1859年(安政6年)に横浜港が開港したことに端を発し、歴史の流れの中で徐々に中国人中心の街へと変貌してゆき、1955年(昭和30年)には「牌楼門」が建てられ、現在のような観光地へと発展をとげた街だそうです。 生まれも育ちも練馬っ子の僕にとって、昔は横浜なんて、遠い異国の地のようなイメージでした。 ところが西武鉄道さんが長年かけて色々と頑張ってくれまして、西武池袋線、いまや様々な路線との相互乗り入れが実現しています。 有楽町線「新木場行き」
本編の前に告知を1つ失礼します。 この連載「大衆酒場ベスト1000」の書籍版、第2弾が完成しました! と言っても今回も自費出版、いわゆる薄い本なんですが、その分レア度だけは高いアイテムとなっております。 希少価値があるかは別として。 書籍化特別企画の酒場対談のゲストはなんと、「東京都北区赤羽」の清野とおる先生! こちらのページに詳細があります! 通販も開始しましたので是非よろしくお願いします~。 また、これに合わせまして、以前作ってすでに在庫が無くなってしまった第1巻のAmazon Kindle版(電子書籍)も販売開始されました。 Kindle専用端末の他、お手持ちのスマートフォンでアプリを落として頂ければ読むことが可能ですので、よかったらチェックしてやって下さい。 ネット上では読めないチミドロのスズキナオさんとの対談も、もちろん収録されてますよ~。 では本題へ。 はっきり言って今回、衝撃
東京の方に「東京大学」って大学があるんですけど、まぁ皆様ご存知っすよね? けっこう有名ですもんね。 芸能人で例えると“タモリ”くらい。 そんな、大学界のタモリこと東京大学、何が有名って、ずばり通ってる学生さんたちの頭の良さです。 日本の最高学府なんて言われるくらいですし。 ゆえに、ちょっと近付き難い雰囲気もありますよね。 学生時代成績が悪かった奴は近付いちゃいけないんじゃないか?みたいな。 今回はそんな東京大学の内部へと、思い切って潜入したいと思います。 酒場と東大。 まるで水と油。 相容れるところなど全く無さそうな感じですが、実際どうなんでしょう? よろしければ、しばしお付き合い下さい。 実は今年、母が東大の敷地内にある「東大病院」に入院しまして、いや、命に関わるような病気などではないですし、無事手術も済んで、心配して頂くことは何もないんですが、とにかくお見舞いやらなんやらで何度か東大に
僕、銭湯が大好きなんですよ。 例えば、友人との待ち合わせまで街中で1時間でも空いてたりすると、ここぞとばかりに銭湯に飛び込んでしまいます。 仕事で外に出たりする時も、行き先の付近に銭湯がないか下調べしておいて、無事仕事が片付いたらひとっ風呂浴びてから帰ったりします。 あの風呂上がりの究極のサッパリ感と、全身が緩み切った感じ。 なんかこう、心地の良い空気の層にしばしの間体が包まれているような、家庭のお風呂では味わえない独特の気持ち良さがありますよね。 人間の三大欲求というと、食欲、性欲、睡眠欲ってことになってるようですが、ここに是非“入欲”も足してやって欲しいもんです。 で、銭湯の脱衣場にかなりの確率で存在するのが、よく冷えたコーヒー牛乳、ではなくて、僕が興味があるのはその横の缶ビール! 風呂上がりにグイッといくと、たっぷりと汗をかいてますから、キンキンに冷えた水分が全身に染み渡っていくのが
さて、2度目の沖縄シリーズもいよいよ最終回です。 これまでの歩みはこんな感じ。 1回目の旅行(2012年11月) ・パリッコの沖縄レポートその1~入門編~「かいゆうてい/ソーキ炙り」 ・パリッコの沖縄レポートその2~市場と鮮魚編~「節子鮮魚店(那覇)/生ガキ」 ・パリッコの沖縄レポートその3~やんばるアグー編~「我那覇焼肉店(那覇)/山原豚ステーキ」 ・パリッコの沖縄レポートその4~ディープ沖縄の入り口編~「つかさ屋(那覇)/寿司」 2回目の旅行(2013年5月) ・パリッコの沖縄レポートその5~ついに発見!第二の実家編~「ふく木(那覇)/ソーメンチャンプルー」 ・パリッコの沖縄レポートその6~沖縄おでん編~「おふくろ(那覇)/おでん」 豚肉や鮮魚、おでんなど、沖縄独自の食材、食べ物に色々と触れて来ましたが、今回は中でも上級編と言えるでしょう、“山羊料理”のレポートをお送りします。 山羊は
最近ふと、自分がなんでこんなに居酒屋、それも昭和の残り香を感じる古い店、場末の店にばっかり興味があるのかを考えてみたんですよ。 大前提なのはもちろん“酒が好き”という事実。 世の中にはほんの一口のお酒を飲んだだけで具合が悪くなってしまう、お酒を受け付けない方というのも大勢いらっしゃいますが、僕は体質的に合う方だったんでしょう、お酒が美味しいと感じるし、飲むと楽しくなる。 加えて翌日あまり二日酔いをしないというのも大きいかもしれません。 必然、飲める年齢になってからは居酒屋に行く回数も増えました。 また、僕が子供の頃、祖父母が板橋区で小さな町工場をやっており、1階は工場、2階は住居という不思議な作りの建物とその周囲は格好の遊び場でした。 そのすすけた、過度に昭和的下町的風景は、もう無くなってしまった今でも思い浮かぶほど鮮烈に覚えており、そこに対するノスタルジーみたいなものもあるのかもしれませ
さて、またまた沖縄に戻って参りました。 あ、と言ってもまた行って来たわけではなく、今年5月に行った沖縄旅行レポートの続きになります。 前回の記事でお伝えした通り、あまり沖縄ばかり続いてしまってもなんなんで、1回おきくらいに挟んでいこうと思って、今回ともう1回くらいかな?よろしくお付き合い下さい。 ちなみにこれまでの沖縄編を一度整理しておきましょう。 1回目の旅行(2012年11月) ・パリッコの沖縄レポートその1~入門編~「かいゆうてい/ソーキ炙り」 ・パリッコの沖縄レポートその2~市場と鮮魚編~「節子鮮魚店(那覇)/生ガキ」 ・パリッコの沖縄レポートその3~やんばるアグー編~「我那覇焼肉店(那覇)/山原豚ステーキ」 ・パリッコの沖縄レポートその4~ディープ沖縄の入り口編~「つかさ屋(那覇)/寿司」 2回目の旅行(2013年5月) ・パリッコの沖縄レポートその5~ついに発見!第二の実家編~
まずは前置きから。 今回ご紹介するお店をこうして記事にし、ネット上で紹介して良いものか、実はかつてないほど悩みました。 というのも、あまりに小さく、素朴で、そして温かい、地元の方々の隠れ家的なお店だからです。 自分たちでもここを発見出来たことを誇りに思い、そして出来れば秘密にしておきたいからです。 いつもこういうジレンマには悩まされているわけですが、今回は特にでした。 しかし、自分の居酒屋体験の中でもとりわけ強烈だったこのお店との出会いを記録せずして、何が「大衆酒場ベスト1000」か! そして何より、たった2回の訪沖で十分に思い知らされた“沖縄の懐はこちらの想像を遥かに超えて深い”という事実があります。 悩んだ末、僕は東京から女将さんに電話しました。 やはりというかなんというか、こちらの体調や一緒に行った妻、友達の様子を気遣ってくれたり「こっちは昨日から梅雨入りしたよ」なんて世間話に心が温
「一番好きな食べ物は?」という質問に対し「あれもいいな、これもいいな」と迷ってしまう方は多いと思います。 しかしおかげさまで、自分に関しては「間違いなくこれ!」と、バシッと1つ答えられる食べ物が決まっています。 それは“カレー”。 カレーにも色々ありますが、僕が特に好きなのはいわゆる、日本風、家庭風のカレーです。 では「好きなトッピングは?」と聞かれたら、こちらも迷いなく答えられますね。 「カツ!」と。 さらに、カレーとカツカレーを自分の中で比べてみると、大いに“カツカレー有利”ですから、つまり正確には、僕の一番好きな食べ物はカツカレーということになります。 今回はそんな、自分にとってパーフェクトな食べ物であるカツカレーと、これまたパーフェクトな雰囲気を持った食堂のお話。 以前からちょこちょこと縁のある街に「清瀬」があります。 この連載ではお馴染みの西武池袋線で池袋から15駅も下りまして、
突然ですが宣言します。 この連載、基本的に月2回更新ということでピコピコカルチャージャパンに掲載して頂いてるんですが、今回の沖縄編、全4回シリーズにして、しかも4週連続掲載を決行したいと思います。 というのも今年、ここまでトータルで2回休載してしまっており、ここで1度4週連続掲載をやると、回数的に辻褄が合うんですよね。 普段は何につけてもいい加減なんですが、そういうとこだけ妙にきっちりさせておきたい性格だったりするもんで。 というわけで今回を含めあと3回、毎週しつこく沖縄レポートを書いていこうと思いますので、何卒お付き合いのほどよろしくお願い致します。 パリッコの沖縄レポートその1~入門編~ さて、初日は夜の到着ながら「かいゆうてい」さんにて存分に沖縄の風を感じさせてもらいました。 ですが翌日からは、いよいよ丸1日かけてじっくりと沖縄を堪能していくチャンス! 僕、沖縄に行ったら絶対に行って
本連載「大衆酒場ベスト1000」も10回目を迎えまして、残す紹介すべき大衆酒場が990となりました。 今後ともご贔屓の程、よろしくお願いします! 今回はその記念ってわけでもないんですが、お店紹介の前に“居酒屋ちょっといい話”からお読み頂いてもよろしいでしょうか? いや、とあるブログでちょっと感動するお話を見つけてしまったもので。 以下、アル中ハイマー日記:ますますファンになった・・・練馬 『友愛』より引用 ここに書いても良いのか悩んだが、新聞記事にもなったらしいので許してもらおう。 あえて紹介する。 ある女性がご主人のDVに悩み、ついに子供2人を連れて家を出て、暴力から逃れ母子寮で生活していた。 母子3人でお風呂屋さんから帰る途中、焼鳥屋の前で「いい匂いがするよ。」と育ち盛りの子供がねだる。 切り詰めた生活の中で困っている母親。 すると焼鳥屋の大将は子供たちにコロッケや唐揚げをご馳走し、お
パリッコ “FUNKY & BEER !”がテーマのダンスミュージックレーベル「LBT」で音楽やってます。 「クラブDJストーム」などの漫画も描いています。 趣味は酒。 HPはこちら。 大衆酒場ベスト1000の記事を路線別にリスト化したページを作りました!よろしければ。
もうずっと、焦がれるほどに行きたいと思っていた酒場があったんです。 神奈川県川崎市「稲田堤」駅が最寄りで、多摩川のほとりにそっと佇む、いわゆる居酒屋というよりは休憩処に近いお店。 店名を「たぬきや」さんと言います。 以前も友人にお誘い頂いたことがあったんですが、その日は残念ながら都合が付かず。 存在だけは知っている状態で、たぬきやへの思いは募るばかりでした。 「ならば休みの日にでも勝手に行って来い!」と仰りたい気持ちもよくわかりますが、この稲田堤という駅、家から数えると何回乗り換えあるんだ?って感じで、結構ややこしいんすよね。 「いつか行きたいなぁ」と思いながら伸ばし伸ばしにしてしまっていて、そういうことってありません? ところがそんなある日、救世主が登場しました! 最高の連載「早く老人になりたい」でもお馴染み、チミドロの鈴木ナオさん。 夏の中頃に連絡を頂きまして「稲田堤のたぬきやって店が
出だしから身も蓋もないこと言っちゃいますが、この連載でよく紹介してるような年季の入った大衆酒場って、ぶっちゃけ入りづらくないっすか? 特に外から中の様子が見えない、情報もほとんど出してないお店。 「怪しい店なんじゃないか?」「ドアを開けた途端に大量の常連がいっせいに睨んでくるんじゃないか?」「その常連だけの独自ルールがいっぱいあるんじゃないか?」「焼鳥の注文の順番を間違えると大将に殴られるんじゃないか?」「ボッタクリ店なんじゃないか?」「めちゃくちゃ汚ったねぇ店なんじゃないか?」…。 考え出すといくらでもマイナス要素が思い浮かんで、躊躇してしまいますよね。 これまでにさんざん色んなお店を紹介して来た僕だって、もちろん例外ではないんですよ。 特に1人で予備知識の無いお店に初めて入る時なんか、「うわ、ここ気になるなぁ。でも中が見えないなぁ。入っちゃって大丈夫かなぁ。やめとこうかなぁ。」なんてお
この連載では初めて登場する“町田”という街ですが、みなさんはご存知でしょうか? 実は僕、奥さんの実家がこちら方面なこともあって、昔からけっこう行く機会が多かった街なんですよね。 しかも、かなり好きなんです、町田。 大体僕は洗練されたお洒落タウンというやつに全く興味を持てないんですが、町田はその逆。 猥雑としたゲットー感があって、馴染みのある池袋なんかともけっこう似た空気感を感じます。 そして何しろ街が広い! 超巨大な繁華街ですから様々な施設やお店が入り乱れ、いい味出してそうな居酒屋も各所に点在しておりまして、プラプラしてるだけでも楽しいんですよね。 こないだも久々に行ってプラプラしてみましたけど、やっぱり最高でしたよね。 例えばこんな感じで、 い~佇まいじゃないっすか? それにこの店名「焼肉 おばちゃんの店」。 なかなかナイスなセンスじゃあないですか。 またきっと、こういうとこに限っていい
今回は久々の“厳密に言うと酒場じゃない”シリーズとしまして、日帰りの温泉施設「綱島温泉東京園」さんをご紹介したいと思います。 一時期のスーパー銭湯ブームとでも言うような盛り上がりがあったり、“実は温泉って掘ればどこでも出る”みたいな話も聞くくらいで、全国に日帰りの入浴施設ってたくさん出来ましたよね。 どこもきれいで趣向を凝らしてあって、遠出しなくても旅気分が味わえる本当に素敵な場所だと思います。 ところがそんな近代的入浴施設など我関せずと、とっくの昔からなんら変わる事なく営業しているのがここ、東京園なんです。 場所は東急東横線「綱島」駅。 東京園と名乗ってはいますが神奈川県にありまして、まぁディズニーランド方式ですね。 綱島駅から徒歩1、2分、すぐに見えて来るのがこの堂々とした黄色い建物。 なかなか存在感のある外観じゃないですか? ここが本日の舞台というわけです。 先ほども言いましたがこち
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