ホーム作文教育[読書] 作文教育のルーブリック批判論、再訪。Maja Wilson, Rethinking Rubrics in Writing Assessment 過去にこのブログで何度か書いているが、現時点での僕は作文教育でのルーブリックの利用に消極的だ。もともと僕が影響を受けたライティング・ワークショップの実践者には、ナンシー・アトウェルをはじめルーブリックの利用に消極的な人が多い。 しかし僕は近年のルーブリックをめぐる議論を追いかけていないので、そろそろルーブリック関連の本をきちんと勉強しないと、という気持ちもある。そこで、今回のエントリではその第一歩として、以前に読んだことのある作文教育におけるルーブリック批判の本Rethinking Rublics in Writing Assessmentを読み直して、まとめてみた。ここから出発してルーブリックについての本を何冊か読んでみよ