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しかし、それも程度によります。 ヤバいなコレと思ったのが、共同通信発信のこの記事です。 無課金おじさん「質素の勝利」 無装備で射撃、世界が注目 記事中に 靴は競技用ではなく普通のスニーカー というフレーズがありますが、これは明らかに事実と違います。中継映像を見ると、彼が試合中に履いていたのは底が平らな射撃専用シューズです。 なぜこんな「嘘」が記事に書かれているのか? 記者が不勉強で、聞いた内容を誤解し言ってもいないことを書いてしまったのか、それともちゃんとインタビューすらせずに勝手に想像したことをまるで事実のように書いてしまったのか。一つ「誤り」があると、そのほかの部分も怪しく見えてきます。 とくに記事の最後に書かれているこの部分。 「本来、五輪の中心にあるべきものはフェアプレーで、自然な人間の能力だけで競うべきだ」と訴える。 解釈のしようによっては、いろいろと装備を使っている他の出場者を
右が、突如として世界的有名人となったユスフ・ディケチ(トルコ)。しかしこの記事においてメインで取り上げるのは、左のダミル・ミケッツ(セルビア)です。※NHK見逃し配信よりキャプチャ 突如として湧き上がったエアピストルの大ブーム。パリ五輪の10mピストル男女混合、ゴールドメダルマッチに出場したユスフ・ディケチ(トルコ)が格好いい!というのがきっかけとなりました。話題となったのはそのスタイルです。もともとピストル撃ちが、大仰な射撃ジャケットを着込んでいるライフル射手に比べて軽装に見えるのは当然としても、他のピストル撃ちと比べても「ごく普通の、そこらへんにいそうな格好」で、しかも年齢が51歳、ロマンスグレーの渋い風貌! 他のほとんどの競技で出てくるのは、当然ですけれどいかにもアスリートっぽい若者ばかりです。そんな中にあんな渋いおじさんが出てきてしかもメダリストにまでなったんですから、とにかく新鮮
我々みたいな一部のガンマニアを除けば、ごく一般的な普通の日本人にとって「銃」というのは日常とは全くかけ離れた縁のないモノだと思う。そのせいだろう、銃というモノをやたらと特別視するというか、物凄く特殊な構造を持っていて、極めて特殊な材料や工具がなければ作れない複雑な機械だと思い込んでる人が多いような気がする。 だが、実は銃というのは基本的な構造だけを見れば、別に特殊なものでも特別なものでもない。機械的な複雑さで比べるならば、自動車よりははるかに単純、自転車と比べたとしてもずっと単純だ。敢えて同程度に複雑な機械はなにか考えてみたのだが、せいぜい「水道の蛇口」だとか「自転車の空気入れ」だとか、そのくらいがちょうど良い感じで同レベルになるんじゃないだろうか。 大丈夫だとは思うが念のため書いておくと、この記事で「銃なんて簡単に誰でも作れるんだぜ、みんなで作ろう!」とか呼びかけるつもりがあるわけでは決
エクスパンディング(拡張)弾丸の一種。今でも狩猟などでは似たような仕組みの弾は普通に使われている。 「国際条約で、『残忍であるから』という理由で戦争での使用が禁止されている弾がある。その名もダムダム弾という」 上記のようなフレーズは中二病マインドに働きかける力が強いようで、「ダムダム弾」というのはなにやら物凄い威力を持った特別な弾であるというような誤解が、ずいぶん長い間広まっていた時期があった。……もっとも当時(70~80年代)には「中二病」なんて言葉は無かったけれど。 なんといっても、「ダムダム弾」って名前の響きがいい。ひらがなで書くと「だむだむだん」。濁音が物凄い勢いで3連続もするので、口に出すだけで特別な威力がありそうだ。付け加えるならば、英語ではちょっとありそうにない「ダムダム(Dum-Dum)」という単語の響きがまたいい。ちょっとエキゾチックな雰囲気があり、なにやら呪術っぽいとい
「勘違いしている人も多いのですが、ライフリングは螺旋ではありません…」というようなことを自信満々に書いているブログとかWebサイトをいくつか見かける。最初は、何かの勘違いをしているだけなのだと思っていたが、あまりにも多く見かけるのでもしや元ネタみたいなものがあるのかと調べてみたら、案の定というか銃器評論家の大御所のような方が自らの著作物でそのようなことを書いているようで、多くはその孫引きというか受け売りのようなものらしい。 そういう勘違いをしている人に共通なのが、螺旋は「ぐるぐると渦を巻く一本の線」で、ライフリング(施条)は「縦方向に何本も刻まれた直線」である、よってその二つは違う…というのが論拠になっている点だ。なぜそういう勘違いをするのか? 「螺旋とは、何か」というそもそもの点を良く理解していない、あるいは間違って覚えていることが理由なんじゃないか思う。 ライフリングは、紛れもなく螺旋
取り扱い方法が単純で簡単なことと、いまさら全部を変更するとなると大変だから。 普通に社会生活を送っている大多数の日本人にとって、日常で目にする機会がある唯一の「拳銃」といえば、おまわりさんが腰に着けている拳銃だろう。私服警官など、一部では自動拳銃(オートマチック)が使用されるようになっているそうだけれど、基本的にはそういった場で目にするのは回転式拳銃(リボルバー)、それも5連発の小型のものがほとんどだ。 私達の日常の平和を守ってくれている警察官の皆さんが腰に着けているホルスターの中に入っている拳銃は、そのほとんどが5連発の回転式拳銃、「ニューナンブM60」だ。 「ごっこ遊び」とはいえ、銃撃戦を疑似体験する趣味を持っている身からすると、「え? たった5発? 足りなくね?」と思ってしまう。まあ、サバイバルゲームで使うエアガンは拳銃サイズから100発を超える連続発射が可能だったりするファンタジー
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