並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 48件

新着順 人気順

ケインズの検索結果1 - 40 件 / 48件

タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。

ケインズに関するエントリは48件あります。 経済、 本、 思想 などが関連タグです。 人気エントリには 『まあXmasプレゼントみたいなもので、ケインズ「芸術と国家」(1938) 翻訳。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」』などがあります。
  • まあXmasプレゼントみたいなもので、ケインズ「芸術と国家」(1938) 翻訳。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    今年はろくな年ではなかったし、来年もどうなるやらという感じだが、まあそれでも欲しいやつにはクリスマスプレゼントみたいなものでもあげようか。耶蘇じゃないけど。都市景観保全系の論集にケインズが寄稿していたのを見つけたもので。 全集のどれかの巻に入ったりしているのかな? 特に調べる気もないけれど、ケインズがスラムクリアランスや都市再開発を、不景気対策の公共事業として具体的に提案した文章って他にあるのかな? ケインズ「芸術と国家」 (1938) https://genpaku.org/keynes/misc/KeynesArtandState.pdf そんなすごいことを言っている文章ではないけれど、ケチな財務省死ねの論調とか、提案とかはそれなりにおもしろい。それと、建築とか景観の話として依頼されたはずなのに、途中まで舞台芸術やBBCの話ばっかりで、建築系は最初と最後にとってつけたような感じがしなく

      まあXmasプレゼントみたいなもので、ケインズ「芸術と国家」(1938) 翻訳。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    • 「軍事ケインズ主義」進めるプーチン 2024年のロシア経済

      ロシアのRIAノーヴォスチ通信は暮れに、2023年のロシア経済十大ニュースを発表した。それを整理すると、以下のとおりとなる。 1. 経済の崩壊ではなく成長が生じた 2. 記録的な失業率の低さ(それと裏表の人手不足) 3. 物価沈静化に奔走も年末には卵が高騰 4. ガソリン不足 5. 為替安定のため対策に追われる 6. 過去最大の財政歳出 7. 冶金・化学の大企業中心に超過利潤税を課税 8. 富豪YouTuberの課税逃れに対する取締強化 9. 石油輸出国機構(OPEC)+の枠組みでの石油減産続く 10. 対露制裁拡大、ロシアは友好国との連携強化 トップの項目にあるとおり、無謀なウクライナ侵攻を続け、国際的な制裁包囲網を敷かれながら、23年もロシア経済が崩壊することはなかった。23年に国内総生産(GDP)が3%前後のプラス成長を記録することは、確実視されている。プーチン大統領に至っては3.5

        「軍事ケインズ主義」進めるプーチン 2024年のロシア経済
      • 青識亜論(せいしき・あろん) on Twitter: "専門は経済学ですよ。マル経もケインズも近経もひととおりいちおう修めています。歴史という点ではアナール学派系の民衆文化史はじゃっかん趣味で齧ってますね。オタク的な分野ではラノベに強いです。なぜそんなことにこの人が興味があるのかはわか… https://t.co/UHoGDgZ0em"

        専門は経済学ですよ。マル経もケインズも近経もひととおりいちおう修めています。歴史という点ではアナール学派系の民衆文化史はじゃっかん趣味で齧ってますね。オタク的な分野ではラノベに強いです。なぜそんなことにこの人が興味があるのかはわか… https://t.co/UHoGDgZ0em

          青識亜論(せいしき・あろん) on Twitter: "専門は経済学ですよ。マル経もケインズも近経もひととおりいちおう修めています。歴史という点ではアナール学派系の民衆文化史はじゃっかん趣味で齧ってますね。オタク的な分野ではラノベに強いです。なぜそんなことにこの人が興味があるのかはわか… https://t.co/UHoGDgZ0em"
        • ケインズ『繁栄の手段』(1933) やっちゃった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

          ケインズ『戦費調達の方法』(1940) をやったついでに、全集でセット販売されてる『繁栄の手段』(1933) もやってしまったけど、全部書いてあるじゃん。これだけ読んで理解すればもう十分でしょう。「金融緩和だけで云々」「波及経路が」とか聞いた風な口きくまでもなく終わりじゃん。すべて書いてあるではないの。 ケインズ『繁栄の手段』 (1933) pdf 470kB 能書きはまた後で書くが。 飛行機の搭乗直前に急いであげてアップしたので まちがいや誤変換あると思うので、気がついたらご教示ください!

            ケインズ『繁栄の手段』(1933) やっちゃった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
          • ケインズ『人物評伝』全訳おわった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

            epub版ケインズ『人物評伝』表紙。 年明けてからケインズ『人物評伝』を訳し始めて、月の内になんとか終わりました。 ジョン・メイナード・ケインズ『人物評伝』pdf 2.7MB ジョン・メイナード・ケインズ『人物評伝』epub 1.4MB epubは、pandocで機械的に変換しただけ。現在は、もとの翻訳は半分くらいをlatexで書き、残り半分はmarkdownで書いて、pandocでlatexにして、そのlatexをもとにepubにしている。記事毎の改ページとか、きちんとできていないし、まだepubとして改良の余地はたくさんあると思う。今後これは改良しましょう。 (ふーむ、epubってxhtmlのかたまりなのか……ちょっとそれを知っていじってみました。表紙も一応くっつけておきました。このままアマゾンにでも出そうかね。xhtmlのかたまりということは、markdownを使う必然性はあまりなく

              ケインズ『人物評伝』全訳おわった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
            • ケインズ「H.G・ウェルズ『クリソルド』書評」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

              最近、初版諸般の事情でケインズの伝記をいっぱい読んでいるんだが、うーん、スキデルスキーのものすごい分厚い三巻本とかがんばって見ているんだけど、平板だなあ、という感じ。分厚いのだと、その物量にうんざりしてそういう印象になりがちだというのもあるので、あとで再読はするけど。 John Maynard Keynes: Volume 2: The Economist as Savior, 1920-1937 作者:Skidelsky, Robert発売日: 1995/01/01メディア: ペーパーバック John Maynard Keynes: Fighting for Freedom, 1937-1946 作者:Skidelsky, Robert発売日: 2001/12/01メディア: ハードカバー チェ・ゲバラのいろんな伝記をたくさん読んだときもそうだけど、長く分厚く詳しい伝記を書いても、手当た

                ケインズ「H.G・ウェルズ『クリソルド』書評」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
              • 現代人が今、ケインズ「一般理論」を知るべき理由

                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                  現代人が今、ケインズ「一般理論」を知るべき理由
                • ケインズ 芸術と国家

                  Art and the State (1938, Britain and the Beast (Reader’s Union, London) pp. 1-7) ∗ † 2020 12 25 (1938 ) 14 18 19 ( ) 18 19 ∗ † ©2020 [email protected] 4.0 (https://creativecommons.org/ licenses/by/4.0/) 1 ( ) 2 BBC BBC 10 BBC BBC 3 1. ( ) 2. 4

                  • ケインズ『説得論集』全訳終わった。(そういえば昨日はバレンタインデー) - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                    いろいろ忙しくなってきたので、例によってケインズ『説得論集』の全訳をあげてしまいました。1931年の原著すべてプラスアルファになっております。 J.M.ケインズ『説得論集』pdf 1.3MB https://genpaku.org/keynes/essaysinpersuasion/JMKessaysinPersuasionj.pdf J.M.ケインズ『説得論集』epub 0.3MB https://genpaku.org/keynes/essaysinpersuasion/JMKessaysinPersuasionj.epub そこそこ有名な文も結構入っているし、当然ながら既存のどの翻訳よりもいいとは思う。まあお楽しみあれ……って、いろいろ訳してるけど読んでいる人が何人いるのやら。 追記:そういえば昨日はバレンタインデーだったのね。チョコをもらえなかった人、あげられなかった人たち、どうぞ

                      ケインズ『説得論集』全訳終わった。(そういえば昨日はバレンタインデー) - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                    • 「ケインズの評価」が時代により180度変わる訳

                      コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                        「ケインズの評価」が時代により180度変わる訳
                      • ケインズ「一般理論」の「一般」に込められた真意

                        コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                          ケインズ「一般理論」の「一般」に込められた真意
                        • ブランコ・ミラノヴィッチ「マルクスとケインズの違いに関する短いエッセイ」 (2022å¹´6月29æ—¥)

                          A short essay on the differences between Marx and Keynes Posted by Branko Milanovic on Wednesday, June 29, 2022 こちらのエッセイは、ジョーン・ロビンソンによる1942年出版の『マルクス経済学に関する論考(Essay on Marxian Economics)』のフランス語訳版を、彼女が長年に渡って書いてきたマルクス、マーシャル、そしてケインズに関するテキストとともに読んだことに触発されたものである。また同時に、カロリーナ・アルヴェスがThe Journal of Economic Perspectivesに寄稿したジョーン・ロビンソンの生涯と先程の書籍に関する書評にも影響を受けている。 本文を始める前に、まずは知識の限界を設定させていただきたい。私はマルクスに精通してきており、つ

                            ブランコ・ミラノヴィッチ「マルクスとケインズの違いに関する短いエッセイ」 (2022年6月29日)
                          • ゴールドラッシュ対戦争:ケインズと穴掘りの経済学 - himaginary’s diary

                            10年ほど前にケインズの穴を掘る話を貨幣鋳造における労働需要を増大させるという観点から解釈し、期せずしてビットコインと同じ考えに辿り着いたことがあったが*1、アニマルスピリットを増大させるという観点からその話を解釈した表題の論文をMostly Economicsが紹介している。論文の原題は「Gold Rush vs. War: Keynes and the Economics of Digging Holes」で、著者はMichele Bee(ミナス・ジェライス連邦大学)、Raphaël Fèvre( コート・ダジュール大学)。 以下はその要旨。 This paper aims to fully exploit the heuristic virtues of Keynes’ famous ‘old bottles’ story, deploying a multi-layered arg

                              ゴールドラッシュ対戦争:ケインズと穴掘りの経済学 - himaginary’s diary
                            • 宮崎タケシ元衆議院議員@維新 on Twitter: "これ8年前に滅んだ理屈。野田政権が消費税を10%にする増税法案をまとめた際、財務省が大々的に喧伝したのが「社会保障財源が安定すれば消費が活性化して景気が良くなる」との”非ケインズ効果”。確たる理論的裏付けも証拠もなく、軽く論破され… https://t.co/ZCcHCvzxnk"

                              これ8年前に滅んだ理屈。野田政権が消費税を10%にする増税法案をまとめた際、財務省が大々的に喧伝したのが「社会保障財源が安定すれば消費が活性化して景気が良くなる」との”非ケインズ効果”。確たる理論的裏付けも証拠もなく、軽く論破され… https://t.co/ZCcHCvzxnk

                                宮崎タケシ元衆議院議員@維新 on Twitter: "これ8年前に滅んだ理屈。野田政権が消費税を10%にする増税法案をまとめた際、財務省が大々的に喧伝したのが「社会保障財源が安定すれば消費が活性化して景気が良くなる」との”非ケインズ効果”。確たる理論的裏付けも証拠もなく、軽く論破され… https://t.co/ZCcHCvzxnk"
                              • ケインズ「一般理論」が今でも実用性の高い理由

                                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                  ケインズ「一般理論」が今でも実用性の高い理由
                                • ジョン・メイナード・ケインズ『繁栄の手段』山形浩生訳 John Maynard Keynes, Means to Prosperity,1933, 山形浩生, Japanese translation Hiroo Yamagata 2023

                                  繁栄の手段 Means to Prosperity (1933) ジョン・メイナード・ケインズ *1 訳:山形浩生*2 2023 年 1 月 18 日 *1 著作権消滅 *2 ©2023 山 形 浩 生 ク リ エ イ テ ィ ブ コ モ ン ズ ラ イ セ ン ス 表 示 4.0 (https:// creativecommons.org/licenses/by/4.0/) 禁有断転載、有断複製。 i この小冊子は、The Times で 1933 年 3 月に発表された 4 本の論説を拡張したもので ある。 iii 目次 第 1 章 問題の性質 1 第 2 章 国内の拡大 3 第 3 章 物価の引き上げ 7 第 4 章 世界経済会議の提案 11 第 5 章 国際通貨発行と金本位制 17 第 6 章 結論 21 1 第 1 章 問題の性質 我々の貧困が、飢餓や地震や戦争のせいなら — —

                                  • MMTとケインズ政策の違いは何ですか? - 一言で「ケインズ政策」といわれてもいろいろあるので、何とも言えないんですけどね。。。... - Yahoo!知恵袋

                                    一言で「ケインズ政策」といわれても いろいろあるので、何とも言えないんですけどね。。。。 まあ、おいらなりに「ケインズ政策」という言葉を 考えると、 基本的にはヒックスのIS=LMモデルに基づいて 景気が悪い時には、財政支出及び 金融緩和政策によって民間の投資を刺激し、 それを通じて民間部門での雇用を拡大することで 完全雇用を目指す、と、そういう考え方(オールド・ ケインジアン)かと思います。 今日、ケインジアンというと、 長期的には貨幣の中立性を 前提として、政府は短期的に いかにして潜在成長率に実際の成長率を 近づけることができるのか、 を議論する枠組みのようなものではないか、と 思いますけど、しかし 「ケインズ政策」という場合には、依然として 赤字財政支出による総需要拡大 金融拡大政策による金利引き下げを通じて 民間投資を刺激する政策のことだと考えて いいのかな、と思います。 ですか

                                      MMTとケインズ政策の違いは何ですか? - 一言で「ケインズ政策」といわれてもいろいろあるので、何とも言えないんですけどね。。。... - Yahoo!知恵袋
                                    • ケインズ『平和の経済的帰結』:アメリカ版とイギリス版 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                      しばらく前に、ケインズ『平和の経済的帰結』(1920) とその続編 (1922) を翻訳した。 cruel.hatenablog.com cruel.hatenablog.com で、後者をやっていたときに、実はこの二冊とも、イギリス版とアメリカ版が微妙にちがっていることに気がついた。イギリス版はマクミラン社から出ていて、アメリカ版はハーコート・ブレース社から出ている。でも、後者では、イギリス版でお金が英ポンド表記になっている部分が、全部米ドルに換算されている。 さて当時は、固定為替レートだったから、これは別に大したことではない。当時の為替レートは、1ポンド=5ドル。だから数字を全部5倍すればおしまいだ。いまの日本の翻訳でも、フィート/マイル表記をメートル法に直したりするし、換算に何か問題があるわけではない。切りもいいので、計算もしやすいしズレもない。日本語訳だと、1フィート=30センチ、

                                        ケインズ『平和の経済的帰結』:アメリカ版とイギリス版 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                      • 共通通貨、ケインズの夢 中銀の7割がデジタル化研究 通貨漂流ニクソン・ショック50年⑤ - 日本経済新聞

                                        「固定為替相場のブレトンウッズ体制は1970年代前半に崩壊したんです」「では、なぜ国際通貨基金(IMF)は閉鎖されなかったのでしょう」2019年、ワシントンIMF本部。当時のラガルド専務理事と、ふらり訪れた老紳士が言葉を交わす。老紳士の名はジョン・メイナード・ケインズ。時代の変化に驚きつつ、ニクソン・ショック後にむしろ高まったIMFの役割を理解し「根本的な使命は今も同じ」と満足して帰ってい

                                          共通通貨、ケインズの夢 中銀の7割がデジタル化研究 通貨漂流ニクソン・ショック50年⑤ - 日本経済新聞
                                        • 余録:ケインズと同時代の経済学者として並び称される… | 毎日新聞

                                          ケインズと同時代の経済学者として並び称される米国のフランク・ナイトは、企業経営に重要な不確実性の理論で知られる。サイコロのようにどの目が出るか分からないが、確率は分かっているものなら備えられる。真の不確実性は何が起きるか確率自体が分からないもので不安ばかり募る▲コロナ下の企業も同じ状況に陥っているのだろう。今月が発表のピークだった東証1部上場企業の決算は赤字が続出しただけでなく、今年度の見通しを示せない社が6割にも上った。例年は1割弱だから極めて異例だ▲緊急事態宣言は解除されたが、感染の第2波がいつどれだけ広がるか分からない。企業の幹部からは「かつて経験したことがないリスク」「先行き次第で決算は1000億円以上も変わる」と厳しい見方が相次いだ▲まして中小企業は深刻だ。日本商工会議所の三村明夫会頭が「多くの企業が廃業しようかと心が折れてしまうぎりぎりのところにいる」と訴えたほどである▲企業が

                                            余録:ケインズと同時代の経済学者として並び称される… | 毎日新聞
                                          • アベノミクスはケインズ的な経済政策だった? 『一般理論』から読み解く日本経済(中央公論) - Yahoo!ニュース

                                            ケインズは著書『一般理論』を通してマクロ経済学を生んだことで知られる。しかし一時期、彼の経済学はもう古びたものとして扱われるようになっていた。背景にある理論の変遷や、ケインズの経済学から見た日本経済について、『一般理論』の翻訳者であるコンサルタントの山形浩生氏に聞いた。(『中央公論』2021年8月号より抜粋) 忘れられていたケインズ─山形さんはこれまでケインズの翻訳を何度も手がけています。そもそも『雇用、利子、お金の一般理論』(以下、『一般理論』)を翻訳しようと考えた理由は? 経済学者のポール・クルーグマンが一九九五年に出た『一般理論』再版に寄せた序文で、「なんだかんだ言って、いまやみんなケインジアンなのだ」、要するにケインズが全部正しかったと書いているんです。今オレはすごいことを言ってしまった、という調子で。 もちろんケインズの名は知っていましたが、私がマサチューセッツ工科大学に留学して

                                              アベノミクスはケインズ的な経済政策だった? 『一般理論』から読み解く日本経済(中央公論) - Yahoo!ニュース
                                            • 「人口減で貯蓄過剰」ケインズの予言 投資促す政策に解 人口と世界 新常識の足音(5) - 日本経済新聞

                                              「ハイパー(超)ケインズ主義」。米投資家ザカリー・カラベル氏は新型コロナウイルス危機が深まる2020年4月、各国の財政政策のフル稼働ぶりをこう評した。「世界経済の大部分は政府部門のバランスシートに移る。戦時であれ平時であれ、この規模の支出は歴史上、例がない」人口巡り財政の役割自問人口減が迫るなか公的債務膨張を伴う財政拡張はどこまで許されるか。短期の需要不足には公共投資を訴えたケインズが、

                                                「人口減で貯蓄過剰」ケインズの予言 投資促す政策に解 人口と世界 新常識の足音(5) - 日本経済新聞
                                              • 「現代の闇」を予言したマルクスとケインズの慧眼

                                                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                  「現代の闇」を予言したマルクスとケインズの慧眼
                                                • ケインズ『平和条約改訂案』、結局全訳しちゃった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                                  しばらく前に、ケインズ『条約の改訂』が仕掛かりだけど放り出す、という話を書いた。 cruel.hatenablog.com でもなんか、気の迷いで結局全部訳しちまったよ、あっはっは。暇だなあ、オレって。まあ、ご笑納くださいませ。 ケインズ『平和条約改定案: 続「平和の経済的帰結」』 (1922) 内容的には『平和の経済的帰結』から3年たって、実際の賠償の進展、それをめぐる様々な動きをまとめつつ、多少は現実的になった部分と、もっとひどくなった部分を整理して示したものとなる。本人が言うとおり「続編」だ。だから当然、こっちと併せてお読みなさい……まあ本当に読むならね。 ケインズ「平和の経済的帰結」(pdf 1.2 Mb) https://genpaku.org/keynes/peace/keynespeacej.pdf とはいえ『平和の経済的帰結』の主張がまったく見当違いとか、そこでの見通しとは

                                                    ケインズ『平和条約改訂案』、結局全訳しちゃった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                                  • ケインズ「一般理論」がいま読まれるべき理由

                                                    コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                      ケインズ「一般理論」がいま読まれるべき理由
                                                    • ケインズ『戦費調達の方法』(1940) に取りかかった→終わった - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                                      表題の通り、ケインズ『戦費調達の方法』(これまでの訳題は「戦費調達論」だが、だれがお金くれるわけでもなし、趣味でやってるんだから題名も趣味で決める) の翻訳。 以前、ケインズの『説得論集』をやった。 cruel.hatenablog.com ケインズ全集では、この説得論集の巻に戦費調達論も含まれているので、そのときについでにやろうかと思って手をつけていたのだ。が、急ぐこともあるまいと思って他のものに目移りして放置してあった。 それがちょうど戦争も始まったことで、日本もお金を出すつもりが、増税で対応するとかバカなこと言ってる政府が出てきたし、ツイッターで何か話題にした人も出たし、やっちゃいましょう、ということで。 J. M. ケインズ『戦費調達の方法』(1940)(pdf, 700kBほど. 仕掛かり中、本文は完了。2023年1月中には終わるはず) 考えて見れば、エドワード・サイードなんかや

                                                        ケインズ『戦費調達の方法』(1940) に取りかかった→終わった - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                                      • 石油文明とケインズ経済学が農家の跡継ぎを減らした|shinshinohara

                                                        日本の農家は超高齢化が進んでいて、それでいて後継者がいないのが悩みとなっている。実は先進国はどこも同じような悩みを抱えているらしく、15年前、イギリス王立農業大学に留学していた学生が「イギリスでも高齢化と後継者不足は問題になっていますよ」と。 これは「エネルギー革命」に関係しているように思う。戦前にも石油の利用は始まっていたが、まだ石炭の利用が主だった。自動車はまだそんなに普及が進んでおらず、トラクターなどの農業用機械も普及していなかった。まだ牛や馬を飼って耕していたら大したもの、人力で耕す農家も多かった。 戦後、石油で動く動力が急速に普及した。トラクターは大面積をあっという間に耕すことを可能にした。一人が土日に耕すだけでコメを育てられる時代になった。国民の約半数が農家だったが、労力がいらなくなった分、農家はもっと減ってよい時代になった。そして減った。 もう一つはケインズ経済学。戦前の自由

                                                          石油文明とケインズ経済学が農家の跡継ぎを減らした|shinshinohara
                                                        • 「人×テック」で労働拡張 ケインズ予言、生産性で誤算 成長の未来図 知で越える危機⑤ - 日本経済新聞

                                                          「日本はいずれ存在しなくなる」。米起業家のイーロン・マスク氏は5月、こんな物騒なツイートで人口減少に警鐘を鳴らした。労働力の減少が避けられないなら、それを補う存在が必要になる。マスク氏が率いる米テスラはヒト型ロボットを開発し、9月の試作品公開へ準備を急ぐ。英経済学者のケインズは1930年、「100年後には週15時間働けば十分な時代が到来する」と予言した。機械の導入による生産性の向上が未来の人々

                                                            「人×テック」で労働拡張 ケインズ予言、生産性で誤算 成長の未来図 知で越える危機⑤ - 日本経済新聞
                                                          • 投資家必見!日銀短観で注目すべきポイントとは。ケインズが唱えた「美人投票」も解説 | LIMO | くらしとお金の経済メディア

                                                            日銀短観は業況判断DIが注目されますが、それ以外の項目も興味深いものが多いので、じっくり見たいものです(経済評論家 塚崎公義)。 日銀短観は大規模なアンケート 日銀短観の発表が4月1日に予定されています。日銀短観というのは、日銀が実施している大規模なアンケート調査で、調査対象企業の数が多いことに加えて、質問項目も多岐にわたっています。景気関係のアンケートは数多くありますが、もっとも注目度の高いものと言えるでしょう。 経済統計は事実ですし、アンケートは気分ですから、経済統計の方が安心感はあるわけですが、タイミング的に過去に起きた事しかわからず、バックミラーを見ているイメージがあります。 一方でアンケートは、現在の回答者の気分を表すわけで、それが今後の企業行動等にどう影響するかを考える材料となります。磨りガラスではあるけれどもフロントガラスなので、そちらも見ておく必要があるわけです。 特に、現

                                                              投資家必見!日銀短観で注目すべきポイントとは。ケインズが唱えた「美人投票」も解説 | LIMO | くらしとお金の経済メディア
                                                            • ケインズの「一般理論」の何が新しかったのか

                                                              コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                ケインズの「一般理論」の何が新しかったのか
                                                              • マルクスとケインズの総合 鍋島直樹著 : dalichoko

                                                                現代の政治経済学を読んだ。名古屋大学、鍋島直樹教授の書いた教科書である。 学術的な仕分けとして、ケインズとマルクスを同列に評価するあたりに時代性を感じる。序章で”新自由主義経済”をやんわりと批判し「不平等を正当化した」という。 経済学の教科書としてわかりやすさを追求している。”合成の誤謬”や”セイの法則”、”有効需要の原理”などに加え、この著書はマルクスについてもわかりやすく説明する。マルクスは労働に対して着目し”搾取”や”景気循環”などを発見した。マルクスがいう社会主義とは”システムの実現”であって、かつてのソビエトや東ドイツ、中国のような政治をいうものではない。 ケインズについても”不確実性”についての解説をすすめ、ポスト・ケインジアンもまた”金融システムの安定”させるためのニューコンセンサスを目指したことが示される。コロナの影響で失業者が驚愕的な数に膨れている。今朝のニュースではアメ

                                                                  マルクスとケインズの総合 鍋島直樹著 : dalichoko
                                                                • アレックス・タバロック 「ケインズ経済学の政治的な敗北」(2011å¹´2月16日)

                                                                  ●Alex Tabarrok, “The Failure of Keynesian Politics” (Marginal Revolution, February 16, 2011) ケインズ経済学の妥当性については意見が分かれるだろうが、ここでは便宜的にケインズ経済学の正しさを全面的に受け入れるとしよう。すなわち、2008年以降から続く景気後退――いわゆる、大不況(グレート・リセッション)――に対する診断にしても対応策にしてもケインズ経済学の言う通りで、積極的な財政政策を通じて総需要を刺激する必要があるとしよう。しかしながら、ケインズ経済学が政治の場で敗北を喫した [1] 訳注;「政治の場で敗北を喫する」=政策提言が時の政権に聞き入れてもらえない、という意味。ことは明らかだ。私の言い分を丸々信じろと迫るつもりはないが、ポール・クルーグマン(Paul Krugman)も次のように発言して

                                                                    アレックス・タバロック 「ケインズ経済学の政治的な敗北」(2011年2月16日)
                                                                  • ブラッド・デロング 「ケインズはナチスを支持していた? ~『一般理論』のドイツ語版序文を精読する~」(2011å¹´5月2日)

                                                                    ブラッド・デロング 「ケインズはナチスを支持していた? ~『一般理論』のドイツ語版序文を精読する~」(2011年5月2日) ●Brad DeLong, “Daniel Kuehn: Keynes’s Foreword to the German Edition of the General Theory”(Grasping Reality, May 02, 2011) ダニエル・キューン(Daniel Kuehn)のブログエントリーより。 ————————————————————————————————————————– “Facts & other stubborn things: Keynes’s Foreword to the German Edition of the General Theory” by Daniel Kuehn:一つの学派の一員としての自覚を持って結集している面

                                                                      ブラッド・デロング 「ケインズはナチスを支持していた? ~『一般理論』のドイツ語版序文を精読する~」(2011年5月2日)
                                                                    • 池上彰×山形浩生「教養としての経済学」対談 ケインズ「一般理論」が今でも実用性の高い理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                      池上彰氏も大学時代に挑戦したというケインズ『一般理論』。本書はなぜ現代も影響力を持ち、読み継がれているのでしょうか?(撮影:尾形文繁) 「社会科学史上で最も影響力のある世界的名著」と名高いケインズの『雇用、利子、お金の一般理論』。その入門書である『超訳 ケインズ「一般理論」』を読んだジャーナリストの池上彰氏は、「『雑な理論で、ざっくり理解できればいい』という山形さんの解説は目から鱗でした。精緻に詰めていかなくても、実際の政治の場でうまく生かせればいい。そういう意味で、『一般理論』は、実用性、実利性の高い理論だったんだと改めて思いました」と話します。 この記事の写真を見る 今回は、「一般理論」が時代を超えて現代でも実用的である理由について、池上彰氏と『超訳 ケインズ「一般理論」』を編集・翻訳・解説した山形浩生氏との対談をお届けします。 ■難しすぎるケインズとマルクス 池上彰(以下、池上):山

                                                                        池上彰×山形浩生「教養としての経済学」対談 ケインズ「一般理論」が今でも実用性の高い理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                                      • 軍事ケインズ主義(?)とロシア - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                        ロシア経済が軍事経済化したため、その軍事支出によって景気が浮揚していて、完全雇用が実現し、インフレはひどいものの、かなりの経済成長を達成している、というのが「ロシア経済を軍事ケインズ主義的にみた見解」だろう。 短期的には高い経済成長率を高いインフレ率という犠牲を払って達成しても長期的にはロシア経済は、軍事部門への依存がもたらす民間経済の衰退(同時にインフレ&強制貯蓄や増税などでの消費低迷)と、資源依存の歪みをさらに深刻化させていることは明瞭だろう。だが短期的にはプーチン大統領の強気をある程度は裏付けているようでもある(2月後半での一般教書演説など)。 それはさておき以下が2022年のGDPランキング さらにFT紙がIMFからまとめた2023年と2024年の予測。 ロシア経済について以下では、いつものように自分にだけ役立つメモ書きをする。他人の便宜などは関心ゼロである。 ロシア経済の最新の概

                                                                          軍事ケインズ主義(?)とロシア - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                        • Hiroo Yamagata on X: "松岡正剛は、ケインズ、ラヴジョイ、その他接点があるところで見るたびにほぼデタラメしか言ってない。嗅覚はあったが博覧強記というよりお調子者の聞きかじり。高山宏も五十歩百歩。他の人々もきちんと検討すればボロが出るのでは。教養とはそういうのが見えてくることでもあるはずなんだが。"

                                                                          • マルクスvs.ケインズ

                                                                            格差拡大や気候変動、そして制御困難なテクノロジーの脅威。大乱世の時代を生きる私たちに必要なのは、危機の原因とそれを乗り越えるための道を示す思想を手に入れることだ。新マルクス主義とケインズ主義を軸に、大思想家が残した知恵を学び直そう。 斎藤幸平・大阪市立大学大学院准教授の新著『人新世の「資本論」』が人気だ。これまで埋もれていた晩期マルクス思想を基に気候変動問題の真因と解決策を論じたもので、版元の集英社によると、昨年9月の上梓から半年で20万部を突破。異例のヒットだ。 新型コロナウイルス対策のため、各国政府は未曾有の財政出動へ舵を切り、主要国の経済政策は「左」に大きくシフトした。斎藤氏が同著で説くのは脱資本主義、脱経済成長と、さらに急進的。閉塞感が強まる中、先入観にとらわれず、より幅広い考え方を吸収しようという読者が増えているのだろう。 資本主義の行き詰まりと民主主義の危機──。ますます強まる

                                                                              マルクスvs.ケインズ
                                                                            • 「穴を掘って埋める」ケインズ主義批判の大誤解

                                                                              『奇跡の社会科学』は、マックス・ウェーバーやアレクシス・ド・トクヴィルといった社会科学の古典を分かりやすく解説した入門書です。 社会科学の古典は、現代におけるビジネスや国家政策にも有益な、いやむしろ不可欠な智慧の宝庫です。 ところが、驚くべきことに、我が国はこれまで「改革」と称して、これら社会科学の基本に反する政策ばかりやってきました。その当然の結果として、我が国は、30年もの長きにわたって、停滞し、衰退することとなったのです。本書は、そのことを明らかにするものです。 以下は、本書の中から、ジョン・メイナード・ケインズに関する箇所の一部を抜粋したものです。 ケインズ主義批判の低レベルな誤解 さて、経済学の教科書を読んだことのある人、あるいは、マスメディアなどで経済学者や経済評論家などがケインズについて語るのを耳にしたことがある人は、ケインズと言えば、「不況の時は、政府が公共投資などを行って

                                                                                「穴を掘って埋める」ケインズ主義批判の大誤解
                                                                              • アダム・スミスとケインズの誕生日は同じ・6月5日を「経済学の日」にしては? - そういちコラム

                                                                                『国富論』の著者アダム・スミス(1723~1790)と、「20世紀最大の経済学者」と言われるジョン・メイナード・ケインズ(1883~1946)は、時代は異なりますが、生まれた日は2人とも6月5日です。 2人は経済学の歴史のなかで「2大巨頭」といえる存在(また2人とも英国人)。 このほかにマルクスも重要だという人もいますが、マルクス経済学は現代の経済学の主流にはつながっていません。やはり「2大巨頭」といっていいかと思います。 そしてその2大巨頭の誕生日が同じなのです。6月5日は「経済学の日」とすべきです。 すでにそういう日が制定されているかもしれないと思って、「経済学の日」で検索しましたが、そんな記念日は出てきませんでした。ならばここで「6月5日は経済学の日とすべきだ」と提唱したいと思います。 *** 2人の業績を系統だってきちんと説明することは、私の力不足などでここでは無理です。 しかし、

                                                                                  アダム・スミスとケインズの誕生日は同じ・6月5日を「経済学の日」にしては? - そういちコラム
                                                                                • 坂本一八 on X: "「古い紙幣を詰めた瓶を掘り起こす」 「ピラミッドを建てる」 「金鉱脈を掘る」 「大聖堂を建てる」 とかは本質的には無駄だけど、非自発失業が生じているときには何もしないよりは遥かにマシということをケインズは言っていて、単に穴を掘って埋めればいいなんて一言も書いてないんよね。"

                                                                                  新着記事