名古屋市交通局が、市バスや市営地下鉄の乗り方、車両などを紹介する子ども向けのウェブサイトを開設した。サイト内では、ゲームとして地下鉄の運転士体験もできる。 これまでは市内の小学2年生を対象に、副読本として市バスや地下鉄を紹介する冊子を配布していた。サイト開設は、小学校でタブレット端末を利用するなどデジタルに親しんでいる子どもたちに、動画やゲームを楽しみながら市バスと地下鉄を知ってもらおうと企画した。 切符の買い方や沿線の施設を紹介したり、車両を動画や写真で伝えたりしている。車内の絵を見ながらマナー違反の人を見つけるコーナー、車両やキャラクターを印刷して工作や塗り絵を楽しめるよう、用紙（PDF...

スナック菓子「ベビースターラーメン」などを手がける「おやつカンパニー」（津市）は12日、外部の第三者から不正アクセスがあり、顧客約17万人分の個人情報などが流出した恐れがあると発表した。

静岡県教育委員会は5日、県東部の県立高校で、2年生1クラス分の1学期の成績一覧表のデータが流出し、クラスの生徒間のSNSグループで共有される事案があったと発表した。　県教委によると、4日午後0時半ご…

マージャンや花札のゲームを楽しみながら心臓疾患の患者らがリハビリをできるシステムを、長野県臨床工学技士会とソフト開発会社「ズー」（長野県上田市）が開発した。システムは丸の内病院（松本市）に導入されて…

マイナンバーを利用して行政手続きをオンライン上で行う「マイナシステム」の利用が進まず、国が想定利用件数を開始時から半分以下に下方修正していたことがわかった。運用が始まった2017年度、最大で年間約6…

名古屋大学未来社会創造機構の金森亮特任教授らの研究グループは、自動運転車両を離れた場所から走行支援する遠隔型自動運転システム「遠隔アシスト」を開発した。愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの公道で国内…

防災教育現場で活用 期待　能登の里海を生かした海洋教育の研究、実践に取り組む一般社団法人「能登里海教育研究所」（能登町小木）は、能登半島地震の被害や復興状況が分かる写真などを集めたデジタルアーカイブを公開している。現在は研究所による記録が中心だが、一般からの提供も受けて追加し、教育現場などで活用してもらう。　（猿渡健留） アーカイブは「のと・きろくとまなびと」という名称で、昨年１２月末に公開した。地震で海辺の道路が崩落した九十九湾の様子や、ドローンで撮った珠洲市蛸島町周辺の風景など、さまざまな写真が掲載されている。直接の被害だけでなく、震災の影響により金沢市内の小売店で食料品が欠品していた状況...

米メタ（旧フェイスブック）は7日、第三者が投稿内容の事実関係を確認する「ファクトチェック」を米国で廃止すると発表した。メタの投稿管理をめぐっては保守派から「検閲だ」などと批判が出ていた。トランプ次期…

愛知県は2025年度、同県長久手市の愛・地球博記念公園（モリコロパーク）で、利用者向けの園内バスに自動運転車両を導入する。このうち一部の期間には、限られたエリアなど特定の条件下で運転手を必要としない、県内初の「レベル4」での運行を目指す。 公園では利用者向けの57人乗りバス4台が無料で運行し、いずれも運転手が操作している。ジブリパークのある東側ルートと、野球場などを巡る西側ルートがあり、このうち比較的通行者の少ない西側ルート（全長5・5キロ）に、自動運転の小型電気自動車（EV）バス2台を追加で導入する。

河村たかし前市長から後継指名を受けた前副市長の広沢一郎さんが初当選を果たした名古屋市長選。広沢さんの選挙戦の様子は、兵庫県知事選から転戦したYouTuberや、広沢さんを推薦した日本保守党の支持者らが配信してきた。多くの報道機関と違って、広沢さんを応援する姿勢を鮮明にしている。広沢さんの当選を喜び「個人で活動するユーチューバーの影響力が増している」と手応えを語った。

24日投開票の名古屋市長選では、国民民主党の代表代行も務めた前参院議員の大塚耕平氏が、河村たかし前市長の後継である広沢一郎氏に約13万票差で大敗した。17日投開票の兵庫県知事選では、SNSが選挙に及…

垂井町は、キャラクターの姿で動画を配信する「VTuber（ブイチューバー）」とコラボしたふるさと納税「まちスパチャプロジェクト」を12日から始めた。ファンからの寄付でキャラクターのポスターを町内に掲示するなど、「推し活」で地域の活性化を進める。

鈴鹿市の鈴鹿サーキットで9日、国内で初めて人工知能（AI）によって自律走行するレースカーのレースが披露された。人間が乗るスペースに機材を積んだ無人車で、AIが操縦をした。

障害や難病などで外出して働くことが困難な人たちが、自宅などから遠隔でロボットを操作して接客する「分身ロボットカフェ」が期間限定で名古屋にオープンした。障害の有無にかかわらず、あこがれのカフェで働きた…

岐阜県飛騨市の山深い地域にあり、来館者の少なさから一時は予約なしでは入れなかった「飛騨みやがわ考古民俗館」で、館内をインターネット上のバーチャル空間で巡れるようにすべく準備が進められている。地元が誇る縄文時代の祭具「石棒」をはじめ、所蔵する文化財の3Dデータや解説も閲覧できる仕組みで、魅力向上を図る同市教育委員会が2025年の実現を目指す。地方の小規模館としては極めて珍しい試みだ。

【静岡】お気に入りの写真をアップして、旅先での思い出を入力すれば自分だけのミュージックビデオができあがり――。「浜松・浜名湖ツーリズムビューロー」が1日、そんなサービスを始めた。SNSでの動画発信を…

茅野市と諏訪市で3旅館を経営する親湯温泉（茅野市）が、諏訪大社4社の見どころの解説を現地で読める大社公認のアプリ「Suwa Taisha NAVI」を開発し、一般向けに無料で提供を始めた。 アプリで解説するのは、前宮、本宮、春宮、秋宮の境内や周辺の84カ所。「御柱」や「本殿」「鳥居」などを載せた。衛星利用測位システム（GPS）機能付きで、現地でスポット名をタップすると、解説を読める仕組み。現地でタップした見どころは、その場を離れても見られ、観光の振り返りもできる。...

歴代の皇族たちが滞在した伊勢市二見町の国重要文化財「賓日館」を、伊勢市が仮想現実（VR）で表現した。地域の文化財を広く知ってもらうのが狙い。職人たちが意匠を凝らした名建築を、ウェブ上で隅々まで「見学」できる。

砺波市は、クマ出没が増える時期を前に、人工知能（ＡＩ）を活用したトレイルカメラ（自動撮影カメラ）を中山間地の般若、栴檀（せんだん）野、雄神の３地区に１台ずつ設置した。今月中に東山見を加えた４地区で計１２台を稼働させる。　（武田寛史） カメラが撮影した画像をＡＩが自動解析。クマが写っている場合、市職員や市有害鳥獣捕獲隊、自治振興会役員のスマートフォンに出没を知らせるメールを自動送信する仕組み。赤外線照射装置を搭載し、夜間撮影もできる。

刀剣ファンに人気の「村正」のコレクションなどで知られる三重県桑名市博物館が今月から収蔵品データベースの公開を始めた。まずは104件の所蔵品情報を載せており、今後、公開件数を増やしていくという。　同博…