平成１７年７月７日　、エルモが盲導犬として、その首に監察が輝いた日。 今日は丁度丸４年の記念日。 あの年は酷暑などということばが連発したほどの、物凄い夏だった。 気候風土の違う札幌生まれのエルモは、蒸し暑いここ湯沢の風土になじむのには、かなりの苦労をさせてしまったようだ。 下痢は一ヶ月続き、膀胱炎は翌年の秋頃までしょっちゅうやっていた。 お陰で、獣医先生とはおなじみさんになり、サプリメントがなくなれば届けてくれたりと、大変お世話になった。 灼熱のアスファルト上を、素足の四足(よつあし)で、反射熱を全身でまともに受けているのだから、それは人間が受けているその暑さとは比べ物にならないはず。 当然　エルモは熱い外へ出るのを嫌がった。 「ユーパスとの悲しい別れがあった後の、感動的なエルモとの出会い」 という話の内容で、TBSテレビ「動物奇想天外」からの取材中だった。 当然そのころの共同訓練もホロー

やすジィジにはマッタク関係のない事と思っていた年金問題。３０年前に、１ヶ月分を２重払いしていた旨の通知が来たので、早速還付の手続きをした。３０年分の利息が付かないのかなぁ。残念ながら、そのような事は無いとのこと。（笑）まぁ、ジィジの数日分のタバコ代、ちょっとニッコリ。 午後の散歩では、歩道をふさいで車が駐車中。僕は止まった。ジィジは車を確認、僕にコマンドを出せば避けることが出来るのに、そこでｗａｉｔ。歩いてきた人が「手を貸しましょうか?」 ここでやすジィジの、へそが曲がった。（元々曲がっているのが元に戻った?）、「有難うございます。大丈夫、避けられます。でも、運転手を待ちます。」　すなおじゃぁ、ねえんだから・・。 少しして「すみません、今すぐ出します。」っと、「歩道をふさぐのだけは勘弁だぞ～。」って、一言。車は急発進していってしまった。もんくを言うのはいいけど、、、。ハァ～～。 その後、タ

月一回の割合で通っているかかりつけ医。 以前にも記事でご紹介したことのある、O先生。 エルモのコトをとても可愛がって頂いているので、エルモも「O先生って行くよ」てゆうと喜んでお仕事モードに入っていた。 その日も久々の好天に恵まれ、うららかな春の日射ししを受けて歩いていた。 目的の医院間近になると、「O先生　ドアー」といえばエルモはさっと左に曲がり、駐車場に入って「まっすぐ　ドアー」の支持を聞きながら、グイグイと嬉しそうに尻尾を振ってドアまで誘導してくれていた。 だがその日はどうしたことか「O先生　ドアー」の支持に反応しない。 信号の角から120歩ほどの距離なので確かにこの辺でいいはずなのに、エルモは左に曲がらない。 仕方がないので少し行き過ぎてから、今度は右手持ちに変えてもう一度やってみた。が　やはりマッスグ通り過ぎてしまう。 2・3回繰り返しやってみたが、同じ事。 そのうち距離感がわから

オジさんが外でタバコを吸っていた時「こんちわ」って、挨拶をしてくれた子が。「オジサンも挨拶を返したが「？　？　？」　どうもその場に立ってオジさんを、ジッと見つめているのか？オジさんの言葉を待っているのか？しかしオジさんは誰に声をかけられたのか？その先の言葉が出ない。オジさんの友人の視障者の中には、声を聞いただけでその人が誰であるかを認識できる人が多い。しかし、オジさんは声による人の認識が、ダメ(苦手)ナのです。 今日、声をかけてくれた子は、下校中にいつも声をかけてくれるＴ君だった。しかしオジさんは？「ンッ？「Ｔだよ」｢あっ、ごめん　ごめん。どうも声だけだとだれか、わからんなぁ。」　Ｔ君は、ちょっと不思議そうだった。 」 そう、オジさんと歩いていると、よく声をかけられるように。しかしこれが、オジさんの悩みになることが多くなってきた。挨拶をしてくださる方は、誰に挨拶をしているか承知している。し