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神奈川県立生命の星・地球博物館は1日、国内の野生メダカ2種に、生息地域にちなんで、それぞれ「キタ... 神奈川県立生命の星・地球博物館は1日、国内の野生メダカ2種に、生息地域にちなんで、それぞれ「キタノメダカ」「ミナミメダカ」という標準的な和名を付けたと発表した。 国内の野生メダカは1種だけと考えられてきたが、同博物館の瀬能宏・専門学芸員と近畿大チームが共同で、青森県から京都府の日本海側などに分布する「北日本集団」と、本州の太平洋側や九州などに生息する「南日本集団」の遺伝子などを詳しく調べ、別種と判断。北日本集団を新種として、2011年12月にドイツの魚類学専門誌に論文を発表した。 瀬能学芸員は「名前が同じでは放流などで混乱が生じかねなかった。2種とも絶滅危惧種なので、これを機に適切な保護につながれば」と期待する。
2013/03/03 リンク