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平安時代後期頃に書写された 大般若経 ( だいはんにゃきょう ) (600巻)に、鎌倉時代の 元寇 ( ... 平安時代後期頃に書写された 大般若経 ( だいはんにゃきょう ) (600巻)に、鎌倉時代の 元寇 ( げんこう ) (蒙古襲来)で捕虜となったとみられる中国の軍人が、経典の修正などに携わったとする記載があることが、大阪府和泉市教育委員会の調査でわかった。元寇の捕虜は処刑か奴隷にされたとするのが通説だが、専門家は「重用された人がいたことを示す史料」と話している。 同市教委は、市内の寺が所蔵する大般若経を2007年頃から調査。このうち「巻第四百九十八」の末尾に、「大唐国江西路瑞州軍人何三於」「弘安九年四月上旬日補整」と、経典本文とは別の筆跡で記されていた。 弘安9年(1286年)は、2度目の蒙古襲来「弘安の役」の5年後。市教委によると、江西路瑞州は現在の中国江西省瑞金市付近とみられる。「軍人」とわざわざ記していることから、弘安の役で捕虜になった「何三於」という人物が、経典本文の修正や、経典の
2017/06/23 リンク