注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
「沈黙」などの作品で知られる作家、遠藤周作が、デビュー後まもない時期に発表したものの記録が残され... 「沈黙」などの作品で知られる作家、遠藤周作が、デビュー後まもない時期に発表したものの記録が残されていなかった短編小説が、遠藤周作文学館などの調査で見つかりました。専門家は「後の作品に影響を与えた貴重な作品だ」と話しています。 見つかった作品は「稔と仔犬」というタイトルで、著作目録などには記録がなく、これまで研究者の間でも存在が知られていませんでした。 長崎市にある遠藤周作文学館に親族から寄託された3万点以上の資料の中に切り抜き11枚が残されているのが去年見つかり、文学館や研究者、それに出版社の河出書房新社などのチームが詳しい調査を進めていました。 その結果、この作品は遠藤周作が初めての小説を発表した次の年となる1955年からおよそ1年間、キリスト教系の団体の機関紙に連載されたものと分かり、切り抜きが残っていなかった2回分も含めて、13回分すべてを見つけ出すことができたということです。 作品
2021/12/20 リンク