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キリスト教が厳しく禁止されていた江戸時代に、日本に渡ってきた外国人宣教師らが収容されていた東京都... キリスト教が厳しく禁止されていた江戸時代に、日本に渡ってきた外国人宣教師らが収容されていた東京都文京区の「切支丹屋敷」跡地の発掘調査で出土した遺骨が、1708年に屋久島に上陸して幕府に捕らえられ、「最後のバテレン」と称されるイタリア人宣教師シドッチのものとみられることが4日分かった。文京区などが発表した。 調査に携わった早稲田大の谷川章雄教授(考古学)は「外国人宣教師の遺骨の身元が分かるのは初めてではないか。日本のキリスト教史にとって極めて重要な発見だ」としている。 文京区などによると、シドッチは博識だったため、1709年に切支丹屋敷に身柄を移された後、当時の幕府の実力者で、儒学者でもあった新井白石が直接尋問したことで知られる。4回の尋問で広範な知識を得た白石は「西洋紀聞」などを著述した。
2016/04/04 リンク