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支援者(右)と日課の散歩をする袴田巌さん。静岡地裁は再審判決公判で袴田さんに無罪を言い渡した=26... 支援者(右)と日課の散歩をする袴田巌さん。静岡地裁は再審判決公判で袴田さんに無罪を言い渡した=26日、浜松市 予想以上に検察に厳しい判決だ。もはや控訴できるような状況ではないだろう。 静岡県で昭和41年に起きた一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巌さんの再審公判で、静岡地裁は無罪判決を言い渡した。 再審開始を認めた昨年3月の東京高裁決定は、捜査機関による証拠の捏造(ねつぞう)の可能性に言及した。検察は激しく反発し、再審公判で袴田さんの有罪を主張した。だが判決は、これまでの確定判決が犯行着衣と認定した5点の衣類や自白調書などの証拠に「3つの捏造がある」と指摘、捜査機関の証拠捏造を一層強く疑っている。 さらに判決は、検察が有罪立証の証拠とし、最大の争点となった5点の衣類の赤みを「1年以上みそ漬けされた場合、赤みが残るとは認められない」と検察の主張を一蹴した。自白調書の任意性も否定、「実質的に捏
2024/09/27 リンク