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第2章 物質の起源 1. 素粒子 a.分子、さらに原子 “もの”をどんどん細かくわけていったとき、そ... 第2章 物質の起源 1. 素粒子 a.分子、さらに原子 “もの”をどんどん細かくわけていったとき、その“もの”の性質を示す最小の粒が分子である。だが、“もの”によってはさらに細かくわけることもできる。それが原子である。たとえば水の1分子は、2つの水素原子と、1つの酸素原子にわけることができる。だがこのようにわけてしまったら、これはもう水ではない。 原子は構造をもち、中心の原子核と、そのまわりに存在している(回っている)電子にわけられる。原子核は、水素をのぞけば、陽子と中性子からなっている。ふつうの水素原子の原子核だけは、陽子1つからなっている。 陽子は+(プラス)の電荷を持ち、電子は-(マイナス)の電荷を持っている。ふつうの状態の原子では、陽子の数と電子の数は同じなので、全体としては電荷を持たず、電気的に中性である。中性子はその名の通り、電荷を持たない。 陽子の質量は(1.6726215