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シリア政府は拘束した市民に対して「大規模かつ組織的な暴力行為」を働いている。拘束者に対する扱いは... シリア政府は拘束した市民に対して「大規模かつ組織的な暴力行為」を働いている。拘束者に対する扱いは「駆除」に等しい――国連(UN)は2月3日付けの報告書でバシャル・アサド政権をそう非難した。 シリアにおける悲惨な人権状況を監視する国連シリア調査委員会は報告書によれば、アサド政権は「戦場から離れた場所にある人目につかない」「公式の簡易収容所」で拘束した人々を殺害している。多くは殴打や拷問、非人道的な生活環境が原因で死亡しており、レイプや性的暴力、監禁、強制失踪といった「人道に対する罪」にさらされていたという。身内の女性に対する性的暴力の脅しも受けていたようだ。 凄惨きわまりない拷問 報告書によると、政府に拘束されている間に死亡した人々のなかには、女性や子供、高齢者もおり、7歳の男の子も含まれている。火の付いたタバコで両目を焼く、性器を切除するなど、拷問の恐ろしい詳細も報告書には記されている。国
2016/02/12 リンク