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改憲派が相次いで改憲草案を取りまとめる背景には、衆参両院の憲法審査会が活動を開始していることがあ... 改憲派が相次いで改憲草案を取りまとめる背景には、衆参両院の憲法審査会が活動を開始していることがあります。改憲各派は、憲法審査会の始動を受け、「早く本筋の改憲論議に入りたい」という衝動を強めています。 しかし、改憲手続き法では、2010年の国民投票法の施行時までに、投票年齢をめぐる関係法令や公務員の国民投票運動規制について整備するはずでした。ところがこれらの条件整備は、まったく手つかずです。そのため実際には、憲法審査会の運営は大きな壁にぶつかっています。 未完成だった国民投票法を整備する期限を過ぎてしまったことは、本来であれば投票法の存続そのものが問われる事態です。国民投票が実施不能な状況のままで、改憲原案の議論を進めていいのかという問題を改憲派も認めざるを得ません。 しかし、改憲派議員からは、こうした矛盾を受けて、「それらの法整備と並行で改憲原案の議論を始めろ」という要求が相次いでいます。
2012/04/29 リンク