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読み始めたときは不安になった。 「これ、本当に野球の本か?」 だが、読み終えると、野球の真髄に触れ... 読み始めたときは不安になった。 「これ、本当に野球の本か?」 だが、読み終えると、野球の真髄に触れたような気にもなってくる。 『弱くても勝てます:開成高校野球部のセオリー』とは、そんな本だ(※文庫版、Kindle版もアリ)。 4月12日(土)からスタートするドラマ「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(日本テレビ系)の原作である本書は、2012年に上梓されたスポーツ・ノンフォクションだ。著者はノンフィション作家の高橋秀実。2012年度のミズノスポーツライター賞にも輝いた一冊である。 本の副題にもあるように、舞台は開成高校野球部。もちろん、あの超進学校である開成高校だ。 だから、弱い。お世辞にも上手いとは言えないレベルで、冒頭でもいきなり、《下手なのである。それも異常に》という著者・高橋の感想が記されている。そんな開成高校野球部が2005年夏、都大会でベスト16まで勝ちあ
2014/04/11 リンク