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ロシアが昨年2月にウクライナへの軍事侵攻を始めると世界の大国間で緊張が高まり、東南アジア諸国はア... ロシアが昨年2月にウクライナへの軍事侵攻を始めると世界の大国間で緊張が高まり、東南アジア諸国はアジアでの紛争勃発への懸念を強く示してきた。アジアでは中国の軍事的存在感が強まっており、台湾情勢や南シナ海の領有権争いがその影響を受けている。 中国政府は5日、2023年の国防費を7.2%増やす方針を示した。米中間の対立が深まる中で19年以来の大きな伸び率となる。 中国、台湾との「平和統一」目指す-習指導部のスタンス変わらず バラクリシュナン外相は「アジアを含めあらゆる地域で支出が増えると予想している」と述べた上で、中国などでの国防支出増加は必ずしもインフラや教育などへの域内投資を抑制する軍拡競争を示唆するものではないと指摘。 「私の言いたいポイントはこの背景にある理由を認識することだ。ルールに基づく世界秩序や経済統合の重視、自由主義経済、自由貿易などこれら全ては平和と繁栄の処方箋だったが、今では