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打楽器「ジャンベ」を抱え、熊本市内の夏祭りに参加した杉本肇。暮らしの原点には笑いがあると信じてい... 打楽器「ジャンベ」を抱え、熊本市内の夏祭りに参加した杉本肇。暮らしの原点には笑いがあると信じている=2024年6月 海と山に囲まれた離れ小島のような集落、熊本県水俣市の茂道(もどう)。水俣病が公式確認される2年前の1954年、地元紙が「猫てんかんで全滅」と初めて報じた場所だ。祖父母と両親が重症患者という家の長男、杉本肇(63)は漁師、水俣病資料館の語り部、コミックバンドのメンバーという多彩な顔を持つ。茂道に住み、活動を続けている。 ■初めての患者 杉本は1961年、茂道の漁師の家に生まれた。祖母は茂道初の水俣病患者だ。発症した1959年当時、ラジオで実名を報道され、一家は「村を歩くな」と言われるほど過酷な差別に遭った。 朝起きると「頭が痛か」と母の栄子=2008年に69歳で死去=が言う。手が突然動かなくなったり顔色が真っ青になったりする祖父も見た。 小学生だった1969年6月、杉本家を含む