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「沖縄でもポップカルチャーがあると思った」──新城和博氏に聞く(上) “復帰後世代”が『おきなわキーワー... 「沖縄でもポップカルチャーがあると思った」──新城和博氏に聞く(上) “復帰後世代”が『おきなわキーワードコラムブック』に託したもの 菊地史彦 ケイズワーク代表取締役、東京経済大学大学院(コミュニケーション研究科)講師 沖縄返還または本土復帰から丸50年を迎えた。3月から始まった本連載も終盤となる。締めにあたって、沖縄からリモートでゲストをお迎えし、お話をうかがうことにした。 新城和博さん。ボーダーインク(BORDER INK)という那覇の出版社で編集者を務めながら、ご自身でも執筆活動やラジオ出演など多方面で活躍されている方である。 新城さんにお話をうかがいたいと思ったのは、連載第7回「それはポップな「自分探し」だった──沖縄を面白がった“キーワード世代”」で述べたように、新城さんたちのつくった『事典版 おきなわキーワードコラムブック』が、“復帰後世代”ともいうべき1960年代生まれの若者