「空気を読む人」が海外で評価されない、実はとても哲学的な理由 - piano-treeの日記

世の中カテゴリーの変更を依頼記事元:

piano-tree.hatenablog.com

1146 usersがブックマークコメント

195

「空気を読む人」が海外で評価されない、実はとても哲学的な理由 - piano-treeの日記

インターネットでは、面識のない個人や、違う場の空気をもつコミュニティが人やグループの行動・言動に... インターネットでは、面識のない個人や、違う場の空気をもつコミュニティが人やグループの行動・言動に緩やかに、時に匿名で一方的に干渉できるので、職場や学校などといったリアルの世界と比べ「批判」が醸成されやすいのは我々の経験がよく知るところです。「インターネットはその匿名性ゆえに無責任な批判が跋扈する、なのでけしからん」といった議論はfacebookの実名制が普及した今でもよく目にしますが、その背後にはそもそも批判そのものが「けしからん」から、ないしは少なくとも原則するべきものではない（それゆえするなら何らかの責任を伴う）から、という前提が垣間見えます。もし批判が一般に歓迎されるべきものなのであれば、批判が集まりやすいインターネットはその意味で社会にとって有益だ、ということになりそうです。少し前に、僧侶の松山大耕さんがTEDで日本人の宗教観を説いて話題になりました。曰く、日本人の宗教観は"be

gettoblaster 意見への批判を人格への批判だと捉えちゃって過敏に反応する人がいるからねえ。儒教的タテ社会と議論は相性悪い。

2016/02/02 リンク

antonian そういえば我が家は家族間で意見対立したら徹底的に議論するのが日常化していたので、それを世間に持ち込んで引かれることが多々あった。家族間では信頼が前提にあったから出来たことではあった。

社会

shields-pikes 全然違う。日本において、場の空気を読み迎合するのが美徳であり処世術になったのは昭和以降。元来の日本の宗教観は、他宗教のあらゆる神を八百万の神の中に吸収し独自に変容させていくという原初的で獰猛なもの。

kidspong 日本人は「寛容」って言われるけど、それって「無関心」を巧みに言い換えた言葉だよなと最近よく思う。興味もないし背景も知らないから何でも許容できる。その精神が図らずも「寛容」と言われているような。

stet 正しく批判をするのは難しいな、とここのブコメを読むと思った。本題と関係のない部分に突っ込んで本題を否定する人、言葉の定義に拘る人等など…

rider250 確かに批判精神は西欧文明の一大特徴だが「空気を読む人」は欧米でも評価されてるよ。この文章にも書いてるが空気読む≒TPO弁え他者への敬意を持ち「良い感じ」で批判する人は大事にされるよあちらの一般社会でもね。

ganbarezinrui >>日本では過去に大きな宗教対立もなく / まーた神道は寛容（）信者か。廃仏毀釈とか大本弾圧とか国家による宗教団体の規制とか、なんで知らないかね。

redmagic1417 議論の場において発言しないやつは、より良くしようという意思をもっていないやつ、と(思った以上に)見られてる可能性があるよ。…という文章として読めば読める。

nakayossi "「空気を読む」というニュアンスが欧米人に伝わりにくいのは、ひとえにこの空気を読むという行為が、明確な対立構造が「ない」ことを前提としているため" おもしろい

2021/07/21 リンク

masa8aurum ・「他人をrespectする」は欧米人も重要と考える・弁証法的な精神で発展していくことが大事と考えている・「空気を読む人」を彼らが評価しないのは、それが弁証法的な批判精神を欠くから

2019/02/25 リンク

jfkintko 著者の仰るとおりかと＞批判・対立がなければ（弁証法的）進歩もない。批判・異なる意見に対する敬意はその前提。対立を「悪」と捉える思考停止が失われた20年の原因か

2018/10/28 リンク

Acxyorchid なるほど、と思わせる部分が多くありました。こういう差異を承認した上で、西洋文化やビジネスを読み解くのも面白そうですね

2017/02/05 リンク

Lhankor_Mhy 面白い。逆に言うと、西洋的文化圏ではリスペクトが伴った批判がありえるのに対して、日本的文化圏での批判について、リスペクトが伴っていることは定義上ありえない、ということだよな。

2017/02/02 リンク

popoi 理解出来る。但し欧米とて禁忌と「#空気」は有るし、其の辺では酷い状況から進歩出来てない事も有るが。米大統領選では、イスラエル・パレスチナは争点に成らない。虐殺は続く。#同調圧力

2016/02/12 リンク

ozzwar “彼らが空気を読む人を評価しないのは、本質的には実はそれが弁証法的な批判精神を欠くからなのです。なぜって弁証法的な史観に立てば、批判と対立なしには人類の発展はストップしてしまう”

考え方

hilda_i この人達「意見を持たない」＝「人間じゃない」くらいに思ってんのかなというのが、昔イタリア旅行した時の感想。

2016/02/11 リンク

hayato1999a 「意見への批判を人格への批判だと捉えちゃって過敏に反応する人がいるからねえ」・・・「女叩き最低！」ってフェミ婆がその典型　反省して改善すれば「自分磨きｗ」なんかよりもよほど有益なのにねｗ　女は劣等生物

2016/02/08 リンク

zyzy リスペクトの意味が違うんだと思う。平地文化だと「相手の話を聞く」がリスペクトで、日本みたいな山岳文化だと「自分の話をしない」がリスペクト。だから双方黙るのが美徳の日本と、双方話すのが美徳の欧米文化に

dubbed_pachi ちょうど昨日「Why "KY" is considered important in Japan」という話をしたところでした。 | 「空気を読む人」が海外で評価されない、実はとても哲学的な理由 - piano-treeの日記

2016/02/04 リンク

u-li 「なぜって弁証法的な史観に立てば、批判と対立なしには人類の発展はストップしてしまうのですから」

miraishonen99 なぜ、いわゆる「空気を読む」人を評価しないのか？と欧米人に聞くと、おそらく多くの人はなぜだろう、としばらく考え、「それは自分の意見を持っていないことを意味するからだ」というようなことを答えるでしょう。

sky-y すごく興味深い。ところで、デリダの「脱構築」はまさに二項対立を打ち砕こうとする試みのはずなのに、なぜそれは日本的な思想観とあまり馴染まなかったのか、は気になる。

sin20xx 日本人はディベートできないし英語が話せないので交渉ができないのではなくそもそも交渉する技術がないわけなので日本以外では特定分野を除くと成功できない。意見を述べる事や議論をすることはそもそも対立ではない

keiseiryoku 日本には空気を読ませる（同調圧力をかける）人もいて、これもまた対立を許さない構造をつくる。彼らは他者への尊敬などもたないから弁証法的に上昇せず常に停滞させる。空気読みの国の悪しき構造である。

2016/02/03 リンク

WALKING43 議題によるかと。仕事なら意見を戦わせて良い仕事すべきだし。プライベートなら、あんまガチな意見を言い合うのも嫌だな、とか。ネット？…別人格です。

ma6sa5ken13 今日の講演で日産副会長志賀さんが、ピントのずれていない質問や正しい答えのみを求める授業形態でずっと教育されてきた日本人はこのままではグローバル化の中で負けていくだけだと仰ってました。

日本

NoMoTo 日本人の「空気を読む」も結局は自分中心の考えであり、自分があの立場だったらイヤがることをやらない。だから。他者をあくまで他の存在として扱い敬意を払うべき。(自戒込み)

vcc 他人をrespectしない人が敬遠されるのに、洋の東西が問われる由もありません。欧米人が空気を読む人を評価しないのは、それが弁証法的な批判精神を欠くから。

tomtom_tommy 海外駐在をしていた人が、帰国してからこっちの会議に出るとすげー揉めるんだよね～俺性格悪くなっちゃったかな～と笑いながら言っていたのを思い出した。

はてなブックマーク

「空気を読む人」が海外で評価されない、実はとても哲学的な理由 - piano-treeの日記

関連記事