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映画『悪は存在しない』を観た人は誰もがラストで衝撃を受けたと思います。自分もまったく理解ができず... 映画『悪は存在しない』を観た人は誰もがラストで衝撃を受けたと思います。自分もまったく理解ができず、突然のエンドロールを前に呆気にとられました。その後、ネットで様々な解釈に触れたところ、部分的に腑に落ちるものはあるけれど、完全にしっくりくるものはありませんでした。しかし、それらを参考にして考えていくうちに、自分の中でしっくりくる解釈にたどりつきました。すでに映画を観た人とその考察を共有したいと思い、noteを書くことにしました。ネタバレ全開ですので、映画未見の方はご注意ください。 ◉まずは結論から 最初に結論を書きます。 「巧は花と心中しようと思い、高橋を行動不能にした。」 最大の根拠は、巧が高橋の首を締めたあと、来た道を引き返さず、花を抱えて鬱蒼とした林へと去っていくことです。順番に説明していきます。 ◉巧の暴力性はどこから噴出したのか?濱口竜介監督が『BRUTUS』のインタビューでラスト
2024/09/13 リンク