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スペイン風邪と当時の日本人は皆、未来を片目で捉えながら、日々の生活を送っている。「明日は…」「来週... スペイン風邪と当時の日本人は皆、未来を片目で捉えながら、日々の生活を送っている。「明日は…」「来週は…」「来月は…」「1ヵ月後は…」と、それなりの予定を組んで――。 ところが、日常に組み込まれていたはずの未来が、突然、崩壊してしまうことがある。この度の新型コロナウイルスしかり、過去に人類が経験してきた伝染病しかりだ。 ふり返れば大正7年(1918)、今日の新型コロナウイルスとも対比される、スペイン風邪が日本で大流行となった。 当初は、日本の大正3年に勃発した第一次世界大戦の最中、ヨーロッパ戦線で発生したものだが、持ち込んだのはアメリカ兵といわれている。 主戦場の西部戦線は塹壕(ざんごう)戦――兵士が自嘲的に「穴居人(けっきょじん)」と称した、半地下生活の前線が大部分で、この劣悪な環境で、まずは英仏連合軍に感染、敵方のドイツにも広がった。 各国が自国民の惨状を軍事機密にしていた中で、中立国で