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今回は久しぶりに、CPU黒歴史の続編をお届けする。ネタはトランスメタの「Crusoe」と、後継製品の「Effi... 今回は久しぶりに、CPU黒歴史の続編をお届けする。ネタはトランスメタの「Crusoe」と、後継製品の「Efficeon」だ。なおCrusoe/Efficeonの悲しい歴史については、連載58回でも取り上げている。 58回でも触れているが、CrusoeやEfficeonが成功しなかった最大の理由は、TSMCの0.13μmプロセスを上手く扱えなかったためだ。これによる失速で市場を失った結果として商業的に立ち行かなくなった。Crusoeは第2世代の生産が1年遅延。Efficeonにしても、90nmプロセスで省電力化技術「LongRun2」を実装した製品は、結局登場せず、これが失速の原因となった。 ようするに、どちらもプロセス技術がボトルネックになっていたわけで、「生産に必要なプロセス技術を十分に持っていなかった」というのが、結果論としてのCrusoe/Efficeonの黒歴史入りの最大の要因であ
2013/01/07 リンク