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12月15日に「マスコミ報道とアレルギー」というタイトルでブログを書いた。重症の食物アレルギーが... 12月15日に「マスコミ報道とアレルギー」というタイトルでブログを書いた。重症の食物アレルギーがあっても、入院して少しずつ食べさせるならば、95%以上の子供がアレルギー症状もなく、食べることが出来るようになった。これを「食物経口負荷試験」とか「経口免疫療法」と呼ぶ。食べることができるようになるメカニズムは不明、という内容のNHKの報道があった。その報道に対して、私は「この子が半年、1年後にどうなっているのかというのが結論ではないのか。」と書いた。だいたい、メカニズムが不明なものを、「免疫療法」と呼ぶこと自体がいかがわしい。 24日付の朝日新聞に、「食物アレルギー(食べて治す)は注意」というタイトルの記事が載った。厚労省は実際に入院して食べることが出来た患者さんも、実際に「治った」と診断されたのは卵で38%、牛乳で10%、小麦で50%であり、30%から50%の患者さんが重症の副作用を経験した
2012/01/25 リンク