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大ボリュームの貴重なレポートありがとうございました。 一度読んだだけで終わりにするにはもったないので、 何度も何度も繰り返し読みたいと思います。 この質問が海外のファンからだけとすると 今、このような会に来て質問するような方々は、 初代当時のブームを作った先輩達のような(知性と)熱量を持った方々なんだろうなぁと 羨ましく思いました。 (管理人さんもその走り?ですね) ご紹介、翻訳、ありがとうございます。中国人のよき仲間たちにも感謝します。 質問のクオリティが素晴らしいですね。 それにより富野監督の新鮮な発言が引き出されてとても楽しませてもらいました。 Q03のアンサーで「この場を借りて、商売の都合でイメージを変更させられたキャラクターに対してお詫びします」と発言されているのが興味深かったです。 ミーハー的にはどのキャラクターだったか知りたくなりますが(笑)、「キャラクターに詫びる」という姿
井荻麟作詞論の記事は、富野由悠季監督が書いた作詞を紹介・分析する話です。いきなり予定より飛びますが、今日の第107回では、『ガンダム Gのレコンギスタ』のエンディングテーマ「Gの閃光」について語りたいと思っております。 Gの閃光 作詞:井荻麟/作曲:菅野祐悟/編曲:菅野祐悟/歌:ハセガワダイスケ 元気でいられるから 元気でいられるから 手を挙げて やってみる 前を向いて やってみる この曲は、2006年『リーンの翼』以来、8年ぶりに富野由悠季が手がけた長編アニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』のエンディングテーマである。井荻麟名義で作られた作詞としても、2008年の古谷徹の個人アルバムに提供された「眠ったままでは」以来、6年ぶりの仕事となっている。エンディングテーマでありながら、オープニングテーマ以上に強烈な印象を与える歌詞と映像は、富野の久しぶりのテレビ新作に相まって、大きな話題となってい
昨日、こんな話がありました。 ○富野監督も“巡礼”呼び掛け 「アニメ聖地」全国88カ所を選定、集客に活用「アニメツーリズム協会」設立 - ITmedia ビジネスオンライン アニメの舞台になった地域を「アニメ聖地」として選定し、訪日観光客などの呼び込みにつなげる「アニメツーリズム協会」が設立された。全国88カ所を選び、複数の聖地をつなぐ“巡礼”ルートも整備する。観光立国を掲げる政府も協力し、オールジャパン体制で盛り上げていく。 同協会は一般社団法人として設立。「機動戦士ガンダム」シリーズで知られる富野由悠季監督が理事長に就任し、理事会にはKADOKAWAの角川歴彦会長やJTB、日本航空の代表らが参加する。 ビックリする人は多いと思います。実際、私もビックリしました。 最初は、「えー」と感じましたが、すぐ良いと思うようになりました。 とてもいいことだと思います。 「そのようなブログの名前をつ
井荻麟作詞論の記事は、富野由悠季監督が書いた作詞を紹介・分析する文章です。今日の第59回では、ネット配信OVA『リーンの翼』の挿入歌である「はじめてのおっぱい」について語りたいと思います。 はじめてのおっぱい 作詞:井荻麟/作・編曲:樋口康雄/歌:永嶌花音 ひとつぶがいっぱい いっぱいの・・・ 『リーンの翼』の第2話の冒頭と第6話で少しだけ出ていたこの挿入歌は、残念ながらサントラが発売されていないので、現時点、判明できる歌詞は上掲の部分だけ。なので、将来全文が判明された場合、記事は書き直す予定ではあるが、一応今回は上記の歌詞に則って説明を展開したい。 非常にシンプルな歌詞なのだが、吟味できるところが非常に多い。 ひとつぶがいっぱい この歌は何を歌っているかというと、つまり「赤ちゃんがおっぱいを吸っている模様」なのだ。さらにカメラを少しロング気味にすると、「小さな女の子が母の哺乳の模様を眺め
井荻麟作詞論の記事は、富野由悠季監督が書いた作詞を語るものです。全部は100回以上の予定です。今日の第53回では、井荻麟の範疇を越えて、富野由悠季監督の作品に出てくるOP・EDおよび挿入歌のビジネス事情を語りたいと思います。話の内容は『ブレンパワード』から『ガンダム Gのレコンギスタ』に収める範囲内のもので、それ以前の話は第27回の「その1」に収録されています。 今回の話に入る前に、まずは以下の記事を読んでいただくことがオススメ。 ■井荻麟作詞論 第21回 ザブングル~エルガイム時期の富野由悠季と井荻麟 ■井荻麟作詞論 第32回 Z~V時期の富野由悠季と井荻麟 ■井荻麟作詞論 第27回 富野作品のOP・EDおよび挿入歌におけるビジネス事情その1 簡単に説明すると、ガンダムからのアニメブームを作った一翼として、富野は井荻麟という立場からアニメ音楽の地位上げとビジネスに貢献したと同時に、作詞を
井荻麟作詞論の記事は100回以上予定です。今日の第34回では、テレビアニメ『機動戦士Zガンダム』の挿入歌「銀色ドレス」を語りたいと思います。 銀色ドレス 作詞:井荻麟/作曲:馬飼野康二/編曲:馬飼野康二/歌:森口博子 僕を見つめてた 蒼い瞳 ある日 突然に 消えてしまう この曲は森口博子氏デビューのシングル、かの有名の「水の星へ愛をこめて」のカップリングとして作られ、挿入歌としても20話で使われるものである。本編で使われたのは1回きりのわりに、名エピソード「灼熱の脱出」に森口氏の無垢な歌声に相まって、かなり印象深いものとなっている。 ファンの界隈を見ると、この曲は時折「意味不明」と言われているが、それはわかる話。構成の難解、言葉の飛躍などもそうだが、一番の原因はおそらく視点の曖昧さにあると思う。女性歌手が歌う曲でありながら、男性一人称の「僕」を使いながらも、女性が使うような語尾もある。それ
井荻麟作詞論は、富野由悠季監督が書いた作詞を語る記事シリーズなのです。全部は110回以上の予定です。今日の第54回では、テレビアニメ『OVERMANキングゲイナー』のオープニングである「キングゲイナー・オーバー!」を語りたいと思います。 キングゲイナー・オーバー! 作詞:井荻麟/作曲:田中公平/編曲:田中公平/歌:福山芳樹 キング キング キングゲイナー メタル・オーバーマン キングゲイナー 真白い地平の向こうから あいつの影が 俺を呼ぶんだ WOWOWスクランブルアニメの第2弾富野作品のOPとして作られたものであり、アニメ・ゲーム音楽の大御所である田中公平をして完敗と言わせしめたこの曲は映像に相まって、確かに非凡な熱量と出来を備えている。タイトルの主役ロボットの名前を連呼する形は富野以前からのスタイルなのだが、あえて2002年で昔からのスタイルに則る自体に意味があると言える。 曲自体には
井荻麟作詞論の記事は、富野由悠季監督が書いた作詞を語るものです。全部は100回以上の予定です。今日の第52回では、テレビアニメ『∀ガンダム』の2ndエンディングであり、最終話の挿入歌でもある「月の繭」について語りたいと思います。 月の繭 作詞:井荻麟/作曲:菅野よう子/編曲:菅野よう子/歌:奥井亜紀 山の端 月は満ち 息づくあなたの森 この曲は井荻麟が『ターンエーガンダム』において作った5番目にして最後の作詞であり、第41話から第49話まで使われている2ndエンディングなのだが、最終話のラストにも挿入歌としてフルサイズで流されていた。特筆すべきなのは、この曲の旋律の大元となる「MOON」は音楽担当の菅野よう子氏が『∀』において一番最初に作った曲で、1話のラストシーンに使われていたものであるため、この歌詞は数々の井荻麟作詞のなかでも数少ない曲先の仕事となる。 こんな特異な経緯からも分かったと
3ヶ月ほど前の富野由悠季監督の発言によって起きた、『ターンエーガンダム』および『ガンダム Gのレコンギスタ』についての論争に関しては3ヶ月ほど前すでに自分の意見を書きましたが、今日は改めて個人の感想を述べたいと思っております。 ○『∀ガンダム』と『Gのレコンギスタ』の年代設定に対する私見 Gレコは世界背景面ではターンエーのリベンジ的なところがありますから、そういう意味では監督のなかでは確かに「afterターンエー」の気分があるかもしれません。 8月29日のGレコ研究会で富野監督の発言により起きた「卵が先か鶏が先か」ならぬ「Gレコが先か∀が先か」という論争について、この前はすでにあまり気にしていないとお伝えました。そして3ヶ月を過ぎた今、改めて考えても、やはり自分はどちらかが先が重要視していないと思いました。Gレコを経てターンエーに収束、はたまたターンエーで一度収束してまたGレコに行く、のど
『ガンダム Gのレコンギスタ』は富野由悠季監督による、2014年から2015年に放送されたガンダムシリーズのテレビアニメ作品です。今日行われた富野監督と村上隆氏の対談によると、そのG-レコはただいま劇場版の作業中で、しかも最低限3部作がある模様です。 Gレコの本放送終わった後、富野監督は今までも「作りたい」「作っている」など仄めかした発言を何度もしましたが、「作業中」と明言したのは今日が初めてです。ですから、サンライズ第1スタジオはサンダーボルトのあとでG-レコ劇場版を手がけることはもうほぼ決まりといっていいでしょう。 以下は、情報サイトの最大手であり、今回のイベントに行ってくれたシャア専用ブログさんによる情報を紹介します。(引用の利便性でTWITTERのほうを拾いましたが、詳しい内容はリンク先の記事をお読みください) 村上・富野対談 ・今、G-レコ(映画版)の2本目を(コンテ?作業)を始
「機動戦士ガンダム」は、アニメーション監督の富野由悠季が作った一連の作品のことです。1979年の最初の作品以来、富野監督が直に作ったものを含めて、36年も経った今、テレビシリーズだけではすでに15作以上になっています。その作品に魅了されて生まれたファンは数知れず、まさに世界中でもっとも有名なアニメの一つといっても過言ではありません。 拡張するガンダムシリーズは、当然作品ごとに独自な公式サイトを持っています。それぞれ違う形で、とても賑やかで、眺めるだけでその面白さを感じられます。しかし、実はガンダムのTVシリーズ作品の公式サイトを概括的に見ると、一つ発見があります。 ものすごく大雑把な計算ですが、1つの作品に関して、公式サイトに掲載されている総メカ数を、総話数で割ると、1話あたりに出てくる新メカの数字が得られますが、この数字をシリーズを跨いで比較してみると、いろいろ意外な発見ができます。 つ
先日、小松左京ライブラリがこんな話を発表しました。 『果しなき流れの果に』創作メモが、NHK『宇宙人ピピ』の台本裏から半世紀を経て発見! http://t.co/tYIfbLA6aj >2000年に、富野由悠季監督によるアニメ化も企画されましたが、実現には至りませんでした #tomino — シャア専用ブログ (@Char_Tweet) 2015, 5月 25 あの日本SFの最高傑作とも言われる『果しなき流れの果に』を、富野監督がアニメ化するプロジェクトはあったのか!? と驚く人も多いでしょうが。それもそうです。 そもそも、今回の発表は実は小松氏側がはじめて富野監督とこの企画を言及したものです。当時――すなわち15年ほど前、、この話は大きな話題になりましたが、公にプレスに向けて発表されたことがなく、またいわゆる不祥事によって消えた話でしたので、知らなかった人は今となってやはり大勢いるでしょ
井荻麟作詞論の記事は、富野由悠季監督が書いた作詞を語るものです。全部は100回以上の予定です。今日の第51回では、テレビアニメ『∀ガンダム』の2ndオープニング「CENTURY COLOR」について語りたいと思います。 CENTURY COLOR 作詞:井荻麟、浜口祐夢/作曲:浜口祐夢/編曲:RAY-GUNS/歌:RAY-GUNS 赤い 赤い 花びらよ [Uh..Century Color] 青い 青い 羽根になれ [Uh..Million Color] あなたの未来染めて藍(あい)して 生まれ変わってゆく... 2ndオープニングでありながら、異例的に1クールほどしか使われなかった曲であるため、純粋な視聴者にとってあまり馴染みのない曲と言われている。 富野の述懐によると、もともと最後まで1stオープニングの「ターンAターン」を使うつもりだったが、外部の商業的な思惑で、この曲の追加を余儀な
富野由悠季監督の最新作テレビアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』はいよいよ今夜で最終回を迎えます。 最終回直前というタイミングで、自分の今までの感想を残して、主人公ベルリ・ゼナムとヒロインのアイーダ・スルガンについて、総括的にまとめたいと思っております。 簡単に言っちゃえば、『Gのレコンギスタ』は 今まで感じるばかりで考えたことなかったベルリ・ゼナム少年と、 今まで考えるばかりで感じたことなかったアイーダ・スルガン少女と、 二人が補完し合うための物語です。 それがおそらく、富野監督が書きたい物語であろう。 ○感じるが、考えないベルリ ベルリは聡い子です。 飛び級生という破格的なステータスが伊達ではなく、ベルリはあらゆる方面においてはすべて高い能力を示している。いつも周りをよく観察していて、他人の機敏をよく捕らえる。また体を鍛えているし、そのうえMSに操縦する腕も一級品。 なにより、彼はいつ
富野由悠季監督は自作『ガンダム Gのレコンギスタ』の最終話にて声優をデビューすることが判明しました。 ○富野由悠季総監督が新人声優デビュー!「井荻 翼」としてGのレコンギスタ最終回に出演! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト MBSほかアニメイズム枠にて、いよいよ今週放送される『ガンダム Gのレコンギスタ』の最終回「大地に立つ」に、富野由悠季総監督が新人声優「井荻 翼(いおぎ つばさ)」として初参加することが発表された。 収録は、レギュラー陣のアフレコ終了後に富野総監督がトリをつとめる形で、キャスト全員に見守られながら敢行。最終回の担当演出を務めた松尾 衡氏からは「役を作りすぎ」と総監督に対してリテイクを出し笑いをとる一場面などもあり、最終回に相応しい和やかで楽しい雰囲気で行われた。 実にめでたいことではありますが、ここではあえて富野監督の新ペンネームについて注
1993~1994年に放送された、富野由悠季監督による傑作アニメ『機動戦士Vガンダム』は、ブルーレイBOXになって帰ってきました! 詳しい内容は以下を読んでください! 富野由悠季総監督が贈るTVシリーズ最後の“宇宙世紀ガンダム ”「機動戦士Vガンダム」が、ニューマスターポジフィルムによるHDテレシネ&HDリマスターのBlu-ray Boxに。BoxⅠは7月24日、BoxⅡは9月25日発売。シリーズ初の新録オーディオ・コメンタリーが付きます(信) — サードアイ/thirdeye (@3_eye) 2015, 3月 12 そして、このコメントである。 ○PRODUCT|機動戦士Vガンダム 何がダメなのか探してください。 この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、全て監督の責任です。何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを
3月5日の夜、日本国東京都の秋葉原にあるガンダムカフェでは、「夜のG-レコ研究会 ~ORIGIN VS G-レコ プロデューサートークショー~」というイベントが開催されましたが、イベント中ではGレコの小形プロデューサーは衝撃的な発言をしました。 「夜のGレコ研究会」で何か質問してと言われても、劇場版は?・あと4話でちゃんと終わるの?くらいしか思い浮かばず。 劇場版はいったん落ち着いてから富野監督のコンディションが良ければありえそうな雰囲気でしたね〜 pic.twitter.com/ga2tptQWTL — TAKEHIRO (@taketora26) 2015, 3月 5 それによると、Gレコの最終話ではなんと富野由悠季監督が声を当てることになりました。 夜のG-レコ研究会 ・最終回にスーパーゲスト声優。73歳でデビュー #tomino #gレコ — シャア専用ブログ (@Char_Twe
以下のとおり、フジテレビの特別番組に、アニメーション監督富野由悠季氏は出演します。 ○『僕たちはメカアニメジェネレーション~鬼才誕生直前SP~』 - とれたてフジテレビ 『僕たちはメカアニメジェネレーション~鬼才誕生直前SP~』 次に世界を震撼させるのは誰だ!? “まだ誰も見たことのないアニメ”を創るプロジェクト、 『僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会』(通称:『メカつく』) 富野由悠季監督が出演する特別番組の放送決定!! 3月13日(金)25時50分~26時50分 ※関東ローカル 「見たことのないもの」が生まれる瞬間に、立ち会ってみないか――? 『僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会』(通称:『メカつく』)は、“次なる大ヒットメカアニメ”を創るべく、株式会社ディー・エヌ・エーと子会社である株式会社エブリスタによって運営されているプロジェクト。この度、この『メカつく』プロ
井荻麟作詞論の記事は富野由悠季監督の作詞を語るものです。全部は100回以上の予定です。今日の第48回では、テレビアニメ『∀ガンダム』の挿入歌「宵越しの祭り」について語りたいと思います。 宵越しの祭り 作詞:井荻麟/作曲:菅野よう子/編曲:菅野よう子/歌:ホワイトドールの祭りの会一同 シーシッシー シーシッシー ラーセッセー ラーセッセー 『∀ガンダム』において、監督である富野は5曲もの歌詞を担当したが、そのなかでも特筆すべきなのは、挿入歌の立ち位置の変化という部分だ。今まで『逆襲のシャア』や『Vガンダム』でもその片鱗を見せたが、本格的な変貌を見せたのは、やはりこの作品からなのだ。 歌詞自体を読むと、内容は至ってシンプルなのだが、よく吟味すれば、この時期の富野作品の共通的特徴を見かける。それについては、まず『ブレンパワード』以降の、いわゆる「黒富野から白富野」的な変化に関して、簡単に説明した
井荻麟作詞論の記事は富野由悠季監督の作詞を語るものです。全部は100回以上の予定です。今日の第47回では、テレビアニメ『∀ガンダム』のオープニングテーマ「ターンAターン」について語りたいと思います。 ターンAターン 作詞:井荻麟/作曲:小林亜星/編曲:矢田部正/歌:西城秀樹 ターンAターン ターンAターン ターンA 刻が未来にすすむと 誰がきめたんだ 烙印をけす命が 歴史をかきなおす 『∀ガンダム』は1993-94年放送の『機動戦士Vガンダム』で一旦離れた富野由悠季が5年を経て、ふたたびガンダムに復帰した作品だ。原作者という身に加え、20周年という節目に一旦不本意な形で終わってしまったガンダムの監督を務めることで、今まで商業色が強かった平成三部作にうって変わって、富野は作品作りにおいて製作サイドからかなり自由に任せられた。特にOPの作詞に関しては、93年の『機動戦士Vガンダム』OP1以来な
『ガンダム Gのレコンギスタ』はガンダムシリーズの最新作であり、富野由悠季監督の最新作でもあります。2014年12現在、MBS・TBS・CBSやインターネット配信で好評放送中です。なお、1月からBS11も第1話から放送する予定です。 放送前から、富野監督の「子供たちに見せたい」発言で大きな話題となっているこのG-レコですが、その第13話を見て、『ガンダム Gのレコンギスタ』は富野由悠季が若者に送るエールだと改めて実感しました。今回はこのメッセージについて少し説明したいと思います。 1、若者たちは議論よりも、行動することを選ぶ 第13話のラストで、アイーダはメガファウナを率いて、月に行くと決意しました。月にはフォトン・バッテリーやキャピタル・タワーなど現在の世界構造に関する根源があり、またヘルメスの薔薇の設計図、レコンギスタに関する真意、そして彼らの生まれの秘密が隠れているかもしれないからで
井荻麟作詞論の記事は富野由悠季監督の作詞を語るものです。全部は100回以上の予定です。今日の第46回では、テレビアニメ『ブレンパワード』の挿入歌 「天神さんの子守唄」について語りたいと思います。 天神さんの子守唄 作詞:井荻麟/作曲:菅野よう子/編曲:菅野よう子/歌:勝沼恭子 てんじんさん おねむ すいじんさん おねむ おねむの里(さと)の おろちもねんね 『ブレンパワード』第14話「魂は孤独?」に出てくるこの挿入歌はタイトルの通り、「子守唄」という体裁となっているだけあって、歌詞と曲調からは現実の子守唄とシンクロするところが多く見られる。そういう意味では、独立な要素を持っているものの、現実から取り入れた要素の多さでいえば、井荻麟の曲のなかでもかなり特別な曲と言えるかもしれない。 とはいえ、タイトルが「子守唄」となっているが、厳密的いうと、子供を寝かしつけるための歌はイコール子守唄じゃない
井荻麟作詞論の記事は富野由悠季監督の作詞を語るもので、全部がとにかく100回以上という予定です。今日の第45回では、テレビアニメ『ブレンパワード』のエンディングテーマ 「愛の輪郭(フィールド)」について語りたいと思います。 愛の輪郭(フィールド) 作詞:井荻麟/作曲:菅野よう子/編曲:菅野よう子/歌:KOKIA 愛し合う心を 育てていった あなたが その腕(かいな)を枕に お眠りと 耳にささやく 『機動戦士Vガンダム』より4年の潜伏を経て、富野はWOWOWのスクランブルアニメ『ブレンパワード』で再び帰ってきた。この小休止の時間を経て、作家・富野由悠季の作風の移り変わりはよく取り上げられるが、その変化が井荻麟の作詞からも伺える。 OPがタイアップであるため、富野の作詞はEDに留まっているが、それがかえってこの作詞の密度を高めて、オープニングを受けて、『ブレンパワード』のテーマを受けて、そして
『ガンダム Gのレコンギスタ』第6話「強敵、デレンセン!」は放送されました。今回の一部の内容に関して、今まで以上の話題になっているようです。 事実、公式アカウントはこのとおりフォローの言葉を入ってしまったほどでした。 BS-TBS、6話放送終了。G-レコはシナリオからコンテになる段階で内容が変わることが多く、コンテから欠番になるカットもやや多いと思います。いつかシナリオとコンテも、皆さんが見れる機会が作れたらと思う次第。 http://t.co/Nxlf9t4sS6 (広報いぬ) #gレコ — Gのレコンギスタ (@gundam_reco) 2014, 11月 1 確かに、これは今までGレコを見ても分かります。とはいえ、これがもともと富野由悠季という人の演出術なので、別にGレコだけが特殊というわけではありません。事実、1~5話からは違和感を感じられません。 しかし、6話はちょっと違います。
富野由悠季監督の新作『ガンダム Gのレコンギスタ』の海外展開について、ネット上で判明できる情報をまとめました。Gレコが日本以外でどのような展開を遂げているのか、ご覧下さい。 1. 中国:ネット配信 富野由悠季監督の良さを味わえるのは、もはや日本人だけの特権ではない。月間ユニークビジター数が2億、一日視聴数が1億越えと言われてる中国の動画サイト「土豆網(Tudou)」は富野新作のために、いち早く『ガンダム Gのレコンギスタ』の正規版権を取ったのだ。(続 — kaito2198 (@kaito2198) 2014, 10月 1しかも「Tudou」に加入さえすれば、なんと本放送翌日の金曜日で『ガンダム Gのレコンギスタ』を見れるのです! この積極的な動きに、ただただ感嘆するしかありません。富野監督が中国では高く評価されている事実は、このことからも伺えます。 http://t.co/LbZKZEe
『ガンダム Gのレコンギスタ』は、ガンダムシリーズの最新作です。監督である富野由悠季は、この作品は子供に見せたいアニメと発言しています。 残念ながらビジネスの都合で、『Gのレコンギスタ』は深夜放送になっています。それでも、めげずに自分の子供たちに見せる大人たちもいます。今日は、そんなG-レコを視聴した子供たちの感想を、ツィッターを中心に紹介したいと思っております。数でいえば決してそれほど多くはありませんが、直に子供の反映を聞けるのは、とても貴重だと思います。 では、以下の75名のお子さんの感想を見てください! 先行上映後 2歳の息子にGレコのPV見せたら、Gセルフ見て『ガンダム〜!』と指差して叫んだ。英才教育の賜物だ。 — kyohei murakami (@murakyo) 2014, 8月 15 Gのレコンギスタ、5歳の息子も楽しかった!と… — 草野 剛 Tsuyoshi Kusan
『機動戦士ガンダム』などで知られているアニメーション監督・富野由悠季氏の最新作『ガンダム Gのレコンギスタ』は、すでに日本で放送開始されました。また中国やイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの国も日本に負けじと正規版権を取って、G-レコのネット配信を開始しました。キャラやストーリー、メカ、設定、世界観あるいは音楽、声優などについての議論も賑やかに盛り上っています。 全体を見れば、この新作は世界各地の観客にとって概ね好評のようで、「面白い」「早く続きが観たい」という声が大半を占めています。とはいえ、展開が速くてよくわからないという声も少なからずに存在しています。 この短い文章は、『ガンダム Gのレコンギスタ』(略称G-レコ)を見たすべての観客を対象に、海外に住んでいる一介のGレコ視聴者が書いたものです。どのような立場を取っている方にせよ、ぜひ一度読んでください。 一回見るだけでこの
富野由悠季監督の最新アニメ作品『ガンダム Gのレコンギスタ』は、いよいよ10/2の深夜で放送開始です。 しかし、アニメ視聴はそもそも気軽にするもののはずですから、何かの理由で見ることは一切必要ありません。もちろん、前提もいりません。富野だのガンダム最新作だのは、まったく無意味です。 今、ロボットに出てくるようなアニメに興味ない方はかなりいると聞き及んでおります。そのようなあなたならば、きっと他のロボットアニメも見ないのでしょう。下手にすれば、アニメ自体に大して興味もないかもしれません。 それでも、『Gのレコンギスタ』を見るべきです。前提抜きで、見てて面白いから。見てて楽しいから。 以下は、そんな真っ白な色紙状態から見たい方、つまり新規組のために、Gレコの良さを少しだけ紹介したいと思います。よろしくお願いします。 1、キャラが可愛い! まず、『Gのレコンギスタ』が一番簡単に目に映る内容は、な
『ガンダム Gのレコンギスタ』は10月より放送される富野由悠季監督の最新テレビアニメ作品です。劇場先行上映が終わって、本放送までが1ヶ月をきった今日では、今日までの『Gのレコンギスタ』の商業的な数字を少しだけ紹介したいと思います。 あくまで本放送前ですので、いわゆるスタートラインにさえ付いていない状況ですので、以下の数字は、それほど大きな意味がないかもしれません。早とちりなのかもしれません。それでも、G-レコという作品が今まで示した跡みたいなものをキチンと見つめることは、将来を考えることにもなります。そういう意味では決して無駄なことではないと思います。 それでは行きましょう。 1、劇場限定ドキュメンタリBD 5000枚完売 ご存知のとおり、今回の『Gのレコンギスタ』特別先行版の上映映画館では、「BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G 〜富野由悠季から君へ〜
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