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南海トラフ地震




朝になって
愛知県方面のスーパーで
水やカップ麺 電子レンジで温めるごはんなど
商品が棚から消えたと ニュースで言っているのをみた

良識の範囲で買ってください。
っと お店の人が話していた



愛知県には娘と息子がいる

わたしと同じことが この子たちに起きたら・・・
どうしよう・・・


娘には
こんなもの用意しといたほうがいいよ とか
持て余した支援物資を受け取ってもらったりしていて
何かの時の 準備はできていると思う

でも
息子とは話したことがなかったので 電話をした


ちゃんと いろんなものを準備しているみたいで
こんなのあった方がいいよ っと伝えると
大抵のものは準備していると返事が返ってきた

小心者の息子がそろえないとっと騒いだのか
しっかり者の彼女がそろえてくれたのか・・・


地震がくるかもしれないと 予告されるのと
いきなりと どちらがいいのだろう


娘には
もし被災してしまったら 
大丈夫だと信じてるから 携帯の充電ができるようになってから
連絡してほしい
それまで わたしも連絡しないから
このことは 頭の片隅に置いておいてね
っと伝えた 


冷たいと思われるかもしれないけれど
携帯電話の電池も こんな時はとっても大切









心配しろよ




彼女と籍を入れるっと報告をもらったとき
ずっと気になっていたことを聞いた


パパはどうしてる?


震災になってしばらくしたとき
次女が 誰もパパと連絡とってないんだよね
だからどうなってるかわからないと言っていた。

長女はもう関わりたくないと言っていたし
次女は自分で連絡を取るんじゃないかと思っていたのに
他人事のようだったし・・・
息子なら連絡を取ったかも?


そう思って聞いてみた



お父さんは音信不通 
じいちゃんは 地震の後連絡とったら
〇〇さん(パパの姉)のところにいるらしいわ


〇〇さんって 九州にいるんじゃないの?


今は金沢にいるらしいけど
みんなには 内緒にして欲しいんだって



え?〇〇さんも離婚した???



それは わからんね
じいちゃんがそこにまだいるかはわからん
そっちは どんな感じなん?
家はどんな感じ?


いろいろ聞かれることに答えていると
だんだんと 腹が立ってきた



心配しろよ
ここまで 見にこい


だって 道が悪いんでしょ


じゃあ 大丈夫?って 電話しろ


だって 忙しそうなのに電話したら邪魔でしょ
今だって なんか忙しそうやったやん


そうだね
電化製品も使えなくて 洗濯も手で洗ってたしね
いろいろ 便利なものが使えなくて
時間がかかるから 忙しいわ




そうやろ だから電話できない



あぁぁぁぁぁ 誰の息子だぁ ムカつく




輪島に行ってみた?
ばあちゃん家はどうなってるん?



気になるんなら見てくればいいんじゃない?
っと イライラし始めていた



息子の父親の家がつぶれたこと
そして 自分たちでしていた会社も辞めたことを聞いた


知らなかったことを伝えると


噂で聞いたかと思ってたわぁ っと言う息子



だんだんと 腹が立ってきてイライラがピークになってきたとき
彼が帰ってきたので


彼が帰ってきたから
お風呂に行ってくるわ っと 電話を切った





後になって
小学校の時に地震にあったのが すごく怖かった
ちょっと トラウマかもしれない と息子が言っていて・・・
気づいてあげられてなかったなっと
申し訳ない気持ちにもなった

イライラしながら聞いてたから 
ちょっと 聞き流してしまってた気がする



震災にあった直後は 
こんなところ 
子供たちが見る必要も体験する必要もないと思っていた

でも
時間が経つうちに 
どんな状況か 見に来ればいいって思うこともあった



息子と話して
子供たちは 子供の頃にあった地震がトラウマになってるかもしれないし
やっぱり 見に来る必要はないな って思った





























親ばか




長女7歳 次女5歳 長男3歳


七五三お祝いを 三人いっぺんにしてしまおうと

ワンピースを買って

スーツを買って

神社に行って

みんなで写真を撮って

ごちそうを食べに行った









そのときのパネルが・・・

わたしの手元に戻ってきて

ずっと物置に置いてあった

長女にいる? っと聞くと たぶん飾らない

っと返事が来た



長女がいらないなら いいや



しっかり者の 長女

何にでも首を突っ込み ちゃべこちゃん と呼ばれていた次女

かわいくて かわいくてたまらなかった 長男

そして父親とわたし

父親の所だけ切っちゃう?

いや わたしも邪魔だなぁ  笑

この写真を持て余すことになってしまって ごめんね



3人ともかわいくって しっかり目に焼き付けたからね




大きなパネルとお別れした







心配してもらえること






会社にお客さんが来て

無事やった? と聞かれた


心配なんかしてなかったくせに っと言うと


してた してた っと



この人が 奥さんから離婚を切り出されたとき
いろいろと相談されていた。

そんないきさつがあるから




聞いてくれる? 娘 3人もいるのに
誰も 心配して連絡してくれない っと


それは 娘さんたちを大事にしてこなかったからだね

っと言うと


それでも 連絡してくるやろ? っと聞かれ



ふと思い出した。



次女が パパが生きてるか解らないんだよねぇ
誰も連絡とってないし  っと言ったことを


あぁ パパなら生きてるよ 死ぬような人じゃないし
でも 誰にも心配されないのは 寂しいね
っと わたしが言ったことを



うちの子も 誰も父親に連絡とってないみたいよ
そう言うと黙って帰って行った。




わたしが連絡をとれない間 
どれだけ 連絡を取ろうとしてくれたのか 
履歴がすごかったことを思い出した



子供には 心配をかけないようにって思ってるけど
心配してもらえて よかったと思う










出会い





彼が試験を受けるらしく

今 家では その試験問題だったり

実地試験だったり・・・

が YouTubeでうつしだされている






この試験 息子は高校生の時に受けて 免許を取った



勉強も嫌いで 授業中に脱走し 

ぼーっと海を見ていると 

課外授業に出てきた先生に見つかり

追いかけられた とか


よくよく聞くと よく授業はサボっていたみたい・・・



子供の頃から スイッチが入るとのめりこむのだけど

興味がないものは とことん 興味がない



そんな息子が ある先生に この試験受けてみないか?

一緒に勉強しないか? っと誘われたらしい



その先生がきっと 息子とは 相性が良かったのだろう

学校が休みの日でも 

先生がいると 学校に行って勉強したり・・・

俺 大丈夫かなぁ っと 言いながら 頑張ってた



テストも 平気で白紙で出すような 

名前すら書いてないときもあった (;´Д`A ```



そんな子が 一生懸命に頑張って 合格させてくれた先生に 


感謝しかない




その先生に出会っていなかったら 息子の高校生活は 

とてもつまらないものだったと思う





よくわからない画面を見ながら

頑張っていた息子の姿が浮かぶ












プロフィール

あした

Author:あした
その日思ったこと
思い出してしまったこと…

ここでは 正直に
書いていけたらな
と思っています。

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