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大掃除




義両親が仮設に入ってから
毎週 休みの日には掃除に行っていた

最初の頃は1時間もあれば掃除で来ていたのが
だんだん 半日かかるようになり
どうしてこんなに散らかるんだろうと
内心 腹を立てながら掃除をしていた。


しばらくして 義姉が来ていると知り
鉢合わせしたくないなぁ と思って
掃除をしに行かなくなった


たまに 義父に呼ばれて家に行くと
どんどん 汚くなっていって
義父に 上がって来いと言われても
玄関でたっていることが多くなった


この間行ったときには
狭い台所にファンヒーターと石油ストーブが置いてあって
火事になったらどうするんだろう と思い
散らかって足の踏み場もないのによく置けたと思う
彼に一度見に行った方がいいよ っと言ったけれど
行く気配もなく・・・

そんな中
彼の娘が来て 義両親と夜ご飯を食べたようなので
ちょっと注意してくれたかと思ったんだけど・・・


彼の娘が
どこまでが土足で上がっていいのかわからんかった っと

そうなんだよねぇ


年末 大掃除に行くべきか 行かなくてもいいか
悩んでしまう




予想以上





最初の頃は 週に一度 
義両親の仮設住宅の掃除に行っていた。
狭い場所なので 2時間もあれば 掃除はできていた。


狭いのに だんだんと物が増え
義姉も 寄り付かなくなっているようだったので
仕方なく?掃除に行っていたけれど

週末 義姉も来るようになったみたいだし
鉢合わせするのも嫌なので 
わたしは 全く近寄らないようにしていた。


しばらくして
義父が 毎日のようにおかずを持ってくるようになり
その食器を返しに行くついでに
たくさん作り置きしたおかずを
タッパに入れて 持って行った。


数日後 おかずを取りに来てほしいと電話があって
仕方なく取りに行くと・・・
わたしが持って行った タッパにおかずが入っていて
蓋はなくなったという
たった 2.3日で・・・ あの狭い場所で・・・
残りのタッパも もう 行方不明なんだと思う
そんなことがあるんだろうか?


そして・・・
義両親の部屋は 異様なにおいに包まれていて・・・
ほんの数カ月でここまでとは・・・

もう 呼ばれても行きたくない



















悲しいこと




朝 数人の男の人が庭に立っていて
立っている場所も 浄化槽のあたりだったので
コンクリートの型枠を外しに来たのだと思っていた。



しばらくすると トラックが庭の中に突入


えっ 何



カーテン越しにのぞいてみると 義父が立っていた



ボランティアの人に 漬物小屋を片付けてもらうようで
しばらくすると 
トラックに物を投げ込むすごい音がして
花は ワンワンと吠えまくり うるさい・・・


庭も 彼がぐちゃぐちゃにしてから
義父も軽トラで走り回り
見ているだけで 悲しくなる



ボランティアの人が増えたようで
賑やかになったなぁ っと 
外をのぞいてみると
義父は しっかりと 杖をついていた 笑

朝は杖もつかず 畑をウロウロしてたけどねぇ



そして ボランティアの人が帰った後







これは 誰が片付けるんだろうか

確かに 手入れはできてなくて
どくだみも 立派に育ってるけど
ここには お花が植えられてるんだからね


漬物小屋は 奇麗に物がなくなっていた。
これ 漬物小屋に戻しておこうかなぁ
それを わたしがしなくちゃいけないのは どうなんだろう















デイサービス





彼の娘がいろいろ手配をしてくれて
一緒に見学に行ったときは
義両親も彼も他人事で

えっ
もしかして はたから見たら
意地悪な嫁が無理やりデイサービスに行かせようとしてる
って 見られてる?

っという感じで 嫌な思いをしたので
それからは デイサービスのことは触れないようにしていた


それが
義父がおかずを持ってきたときに
ばあちゃん 今日からデイサービスに行ってる っと言った


そうなん よかったねぇ


帰ってきて文句ばっかり言ってるわ


お義母から文句が出て お義父さんがそれを聞いて
会話も増えるし 刺激も増えるし
いいことだと思うよ


いつまで続くかわからんけど

義父はそう言って 仮設に帰って行った



仮設には いろんな人がよく訪問に来る
っと言っていたので
きっと デイサービスに行くようにと
諭してくれた人がいるのだと思う


あんなに社交的な人だったのに
家の中にじっとしていて
余計に悪くなるんじゃないかと 心配していたけれど
これで また 人とかかわりあってくれたらいいなぁと思う


義父は寂しそうだったけど



おいしくない おかず




仮設に入ってすぐの頃
休みになると 掃除をしに行っていた

そんなに広くもない場所なので
2時間もあれば とりあえず一通り掃除はできていた

まったく 何もない所から
必要なものだけ仮設に持って行けば
散らかることもないと思うのだけど・・・
どんどん物が増え
掃除をするのも 大変になり行くのをやめた

大体 なぜ わたしが掃除をしているのか?

部屋にあがってきてと言われたときに
躊躇せず入って行けるように?


義父から電話がかかってきて
失敗した唐揚げがあるんだけど 食べてくれるか? 
と言われ
失敗した唐揚げを どうしてわたしが取りに行く?
っと ブツブツ言いながら仮設に向かう

掃除に行かなくなって 
そんなに日にちも経っていないのに
玄関から入ったところは泥だらけで・・・
わたしには 手に負えないと思った

そうだ 手に負えなくならないように
掃除をしていたのかもしれない


最近になって
わたしが近寄らないせいか
義父が せっせと おかずを持ってきてくれる
電話にも出ないからだと思う (;´Д`A ```



彼がいると
ふたり分作れ 俺のところに持ってくるな
っと言っている

この間 義母が煮豆を持ってきたときは
体の後ろに隠して あしたちゃん あしたちゃんとわたしを呼ぶ

彼が あしたじゃないとだめみたいやわ
行ってやってくれる?

義母の近くに行くと これ食べてねっと・・・


浄化槽の工事が始まったとき
義父がまた おかずを持ってきた


思わず 今水が使えないんだよね
だから もらっても困る っと言ってしまった


義父は
そのまま食べたらいいし
入れ物は洗わなくてもいいよ と言った

その時は 洗わず台所に置いておくの 嫌だなぁ
っと思っていたけれど
義父は 洗わず持ってきていいと言いたかったのかも?


帰り際に
ふたり分作っても ばあちゃん食べないからなぁ
と 言い訳して帰って行った


いや
あなたの奥さんは 美味しいものは食べてしまうよ
美味しくないから食べないんだからね っと心の中で思う


義父もわかってると思うんだけど・・・



美味しくないのは わたしもいらない・・・














プロフィール

あした

Author:あした
その日思ったこと
思い出してしまったこと…

ここでは 正直に
書いていけたらな
と思っています。

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