『夢野久作「ユメノユモレスク」 2016/03/11 刊行予定』
http://aki-remains.com/kyusaku/index.html
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<刊行予告>
2016年・夢野久作没後80年記念刊行
幻想銅版画が扉を飾る、
夢野久作4つの恋の奇想曲
タイトル:「ユメノユモレスク」
著者:夢野久作
出版:書肆侃侃房
四六判上製本、頁数未定、価格未定
刊行予定日:2016年3月11日
収録話:
「死後の恋」
「押絵の奇蹟」
「ココナットの実」
「瓶詰地獄」
内容:
夢野久作の小説の中から
恋の奇想曲(ユーモレスク)をテーマに
4つの物語を選出した短篇集。
4人の銅版画家が久作幻想世界へと誘う
カラー扉を描きました。
校訂は歴史的仮名遣いと旧字体を使用。
久作没後80年の命日に刊行いたします。
扉絵:
アルフォンス・イノウエ(死後の恋)
杉本一文(押絵の奇蹟)
林由紀子(ココナットの実)
宮島亜紀(瓶詰地獄)
解説・校訂:沢田安史
編集:田島安江、宮島亜紀
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※2016年秋にレイミア プレスより特装本の刊行も予定しています。
特装本の詳細については、上記の普及本刊行以降にご案内いたします。
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・問い合わせ他 上記URL先参照
『《文字・きのこ図譜・マンダラ》で迫る 南方熊楠のABC ~熊楠が遺した資料もすごかった。』
http://www.aoyamabc.jp/culture/kumagusu/
16/02/05 19:00 - 21:00 料金 ¥2,700 定員45名
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南方熊楠は気になるけど・・・難しい。
水木しげるの『猫楠』は読んだけど、熊楠自身の著作には手がつけられない。
熊楠のことはよく知らないけど、きのこ図譜って美しい!
という方に是非、ご受講いただきたい、南方熊楠の入門講座です。
南方熊楠が2017年に生誕150年を迎えます。
粘菌、きのこ、密教、妖怪、神社合祀反対運動、猥談・・・とどまるところを知らない
熊楠の好奇心と、多岐にわたる研究活動に功績、そして奇抜な人柄も相まって、熊楠は
今もなお多くの人を魅了しています。
そんな熊楠の魅力が色濃くにじみ出ているのが、氏が遺した膨大な「資料」です。
出生地である和歌山県・田辺に位置する南方熊楠顕彰館の尽力もあって、資料が散在してしまうことなく、良い状態で保存・保管され、研究がすすめられています。
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どうしても、知識の広さと深さから難解なイメージがつきまとってしまう熊楠ですが、その資料は何が書いてあるかわからなくても、まず、見た目がものすごい。
まるで、熊楠の気迫がそのまま乗り移っているようです。
幼少期から取り組んでいた、さまざまな博物書の「抜記」
熊楠の頭の中がびっしり書き込まれた十二支論考の「腹稿」
お茶目な絵がそっと添えられる「日記や書簡」
細密な線に淡い水彩が美しい「きのこ図譜」
僧侶・土宜法竜との往復書簡から生まれた「南方マンダラ」
では、熊楠が遺した資料から、どのような「南方熊楠」が見えてくるでしょうか。
熊楠は、自身の好奇心や研究をいかに考え、形にしていったのでしょうか。
今回は、南方熊楠顕彰会理事の田村義也さんを講師にお招きし、南方熊楠が遺した資料を入り口に、「文字資料」「きのこ図譜」「マンダラ」の3つの視点で熊楠の主な研究を学びながら、熊楠とは一体どういう人だったのかを紐解いていくとともに、熊楠が遺した資料の美術的なおもしろさにも迫ります。
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田村さんからのメッセージ
南方熊楠は、読書人の間ではそれなりに名を知られた明治人ですが、日本語と英語による著作の内容が比較説話学から隠花植物研究までと幅広く、ときに奔放すぎることもあって、これまであまり読まれず、理解もされない人でした。そのため、いろいろな伝説が生まれてもいます。しかし近年、南方熊楠旧邸に残された資料の整理・調査が進んで、その研究活動と人となりの実相が少しずつ分かってきています。資料に即して新たに見えてきた南方熊楠の姿は、過去の多彩な伝説と比べてもひけをとらない興味深さがあります。視覚資料によって、そうした最新の南方熊楠像を、親しみやすくご紹介出来ればと思っています。
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