ちはやふる　第2話　「からくれなゐに」　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

ちはやふる　第2話　「からくれなゐに」　感想 2011-10-12

太一が悪役を演じてくれただけで、凄く面白くなるのですね。

ホントに太一君がとことん卑怯(笑)
眼鏡を盗むわ、取り札の配置をイジルわ…。
最初はお母さんが超怖いからだと思っていたのですね。
彼らの同級生たちが、何でも勝たないと許されない親だからというような事を言ってましたし、
実際彼の母はカメラを構えて超真剣でしたしね。

でも違ったのですね。
彼のお母さんは確かにちょいと難しそうな感じでしたけれど、殊更厳しいという訳でも
無さそうでしたし。
太一君はどんな手を使ってでも千早に良いトコを魅せたかったのですね。

彼は千早が好きだから。

千早に構われている新に激しく嫉妬をして、ああいった行為に及んでしまった。
小学生ですしね。十分に”普通”の行為だと思います。
まぁ、そんな彼の可愛らしい嫉妬が物語をぐっと盛り上げていたのですから、
ストーリーがとっても自然でいて、かつ面白い。
凄いわぁ。

最後の最後で新に「犯行」を自供して、涙まで流して千早への気持ちを吐露したのですから、
きっと新にもわだかまりは無いでしょうし、これがきっかけで3人の愛憎渦巻く(笑)友情物語が
始まるのですね。

と、ちょっと脱線してしまった。
えとですね。
太一君は、自分の良いトコを千早に魅せたがっていたと思うのですが、
でも、そんな事をする必要って無かったのではないかな。

千早って人の長所とか良い面を見つけるのがとっても上手い子だと思うのです。
そして一度そういう点を見つけると、心からその部分を敬えるというか。
「凄い事」として全力で応援出来るのだと思うのですよね。

千早のお姉さんの事といい、新のカルタの才能といい。
そして太一の事もちゃんと評価していて、勉強も運動も出来るという所を認めていた。

そんな千早だからこそ周りから好かれるし、また、見つけた自分の夢にも
全力で取り組んでいくのだろうと思います。

まさに「千早FULL（全力）」ですよね！

…。
なんでも無いっす(汗

そうそう。書き忘れていたので追記。
新のカルタのように「これは誰にも負けない」と胸を張れる事があるって
素晴らしいですよね。

それだけで一生食っていけるかどうかは置いといて、そういう秀でた一芸を
持っているって、それだけで格好良いです。
私なんてこの年で未だにそういうの無いですから、余計に格好良く見えました。

■言及リンク
http://moon12.blog.so-net.ne.jp/2011-10-12

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