荒岡眼鏡から、2017年に発表した初のオリジナルアイウエア『Elder_ARAOKAGANKYO』。その素材を一新した、『Elder_ARAOKAGANKYO(2022年式)』が、2022年5月14日(土)にリリースされる。
『Elder_ARAOKAGANKYO』は、荒岡眼鏡の創業時(1940年)から初期の売り上げを支え、創業者・荒岡秀吉が生涯にわたり愛用した“ブロウライン” (*1) をモチーフとしたもの。空間・プロダクトデザイナーとして国内外で活躍する二俣 公一 (CASE-REAL / KOICHI FUTATSUMATA STUDIO) がデザインを手がけ、2017年に同社の創業77周年モデルとして発売されていた。
gray havana
yellow havana
red havana
一般的なブロウラインは、フレームの上部にアセテート素材、下部にメタル素材を用いているが、それぞれの素材を分けることなく、同一の素材 (2017年発表当時はアセテート) で表現。独自の造形美によってブロウラインを解釈したモデルは、現在では荒岡眼鏡の主力商品となっている。
ロングセラーとなった今、末長く生産することを更なる目標に掲げ、「変わらないために、変えなくてはならないこと」 をテーマに対話が重ねられてきた。そして、アセテート素材の使用をやめ、土に還るバイオプラスティック素材「M49」が採用され、新たに『Elder_ARAOKAGANKYO(2022年式)』としてリリースされることになった。
solid bordeaux
solid pink
solid chocolate brown
サングラス仕様は、濃度の違うカラーレンズが2種類。眩しさを防ぐ色の濃いレンズは、「紫外線」 「赤外線」「輝線」と呼ばれる、眼に負担のかかる光を吸収。ガラス着色の技術を全てつぎ込んだ世界最高品質の色ガラスレンズだ (従来品にも使用)。
薄いカラーのサングラス仕様は、最近のトレンドでもある “相手から目が透けて見える” 濃度の低い色ガラスレンズ。カメラのレンズに装着する減光効果のあるNDフィルターと同じ素材で、色彩に影響を与えることなく光の量だけを低下させている。生活の中でマスクを付けた時にも、色の薄いカラーにより優しい印象を与える仕様になっている。また、度付きの眼鏡やサングラス、ダテメガネにする用途を考え、クリアのデモレンズ仕様の眼鏡タイプもある。
フレームの生産は従来品と同じく、国内屈指の技術力を誇る谷口眼鏡(福井県鯖江市)が担当。販売は荒岡眼鏡の直営店舗「ブリンク外苑前」「ブリンク ベース」「眼鏡とクラフト at RUTTEN_」が予定されている。
「変わらないために、変えなくてはならないこと」 として、リニューアルされた『Elder_ARAOKAGANKYO(2022年式)』。ぜひチェックしてほしい。
(*1) ブロウラインとは眉の形をデザインソースにしたもの。一説では、1940年代後半に眉毛が薄く悩んでいる人の「威厳を出したい」という 思いから生まれたと言われている。
Elder_ARAOKAGANKYO 2022年式
価格 | 眼鏡タイプ_40,700円、サングラスタイプ_42,900円(税込)
カラー | gray havana、yellow havana、red havana、solid bordeaux、solid pink、solid chocolate brown
発売日 | 2022年5月14日(土)
販売店 | ブリンク外苑前、ブリンク ベース、眼鏡とクラフト at RUTTEN_
ブリンク外苑前
住所 | 東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
TEL | 03-5775-7525
営業時間 | 12:00-20:00
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌火曜定休)
blinc.co.jp/blinc/
ブリンク ベース
住所 | 東京都港区北青山3-5-16 1F
TEL | 03-3401-2835
営業時間 | 12:00-20:00
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌火曜定休)
blinc.co.jp/blincvase/
眼鏡とクラフト at RUTTEN_
住所 | 東京都台東区上野 5-5-10 1F
TEL | 03-6284-2675
営業時間 | 12:00-19:00
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌火曜定休)
www.rutten-eyewear.com
