互いに切り取ってきた世界の断片を、緩やかに連想させるよう組み合わせた作品、アーティスト・花代と、美術家・磯谷博史による二人展「あはひ」

 bookshop / gallery タタにて、東京・ベルリンを拠点に活躍するアーティスト・花代と、美術家・磯谷博史による二人展「あはひ」が開催される。会期は、2022年11月23日(水・祝)〜12月11日(日)。
 身の回りの日常からイメージを掬いとる、花代と磯谷の2人の作家。本展では、互いに切り取ってきた世界の断片を、緩やかに連想させるよう組み合わせ、カード型の作品集としてまとめた展示となる。大晦日に集まり、年越し蕎麦を食べた後、カードゲームをすることがここ数年の3人のお決まりの新年の迎え方だとか。親密さから生まれた作品集『あはひ』、見慣れた、しかし同時に知らない景色をぜひ楽しんで欲しい。




「あはひ」
会期 | 2022年11月23日(水・祝) – 12月11日(日)
場所 | bookshop / gallery タタ
タタ
住所 | 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2丁目38-15
営業時間 | 13:00-21:00
休廊日 | 月・火・水曜日 
入場 | 無料
お問合せ | [email protected]
*初週は11月23日(水・祝)から営業
*本展は2022年9月に福岡県の「本屋青旗 Ao-Hata Bookstore」で開催された展覧会の巡回展
花代 hanayo
東京ベルリンを拠点に活躍するアーティスト。写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルなど多彩な顔を持つ。自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこうした要素に身体、音楽、空間表現を加えたインスタレーションを発表する。パレ・ド・トーキョーなどの個展、展覧会多数。写真作品集に 『keep an eye shut』『ハナヨメ』『MAGMA』『berlin』『点子』、音楽アルバム『 Gift /献上』『wooden veil』など。また、活動30周年を記念した書籍『花代の世界 地下活動半世紀』など。
website | www.hanayo.com
Instagram | @hanapooo
磯谷博史 Hirofumi Isoya
美術家。東京藝術大学建築科を卒業後、同大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻およびロンドン大学ゴールドスミス校で美術を学ぶ。写真、彫刻、ドローイング、それらの相互の関わりを通して、事物への認識を再考している。近年の主な展覧会に「動詞を見つける」(小海町高原美術館、長野、2022)、「Constellations: Photographs in Dialogue」(サンフランシスコ近代美術館、2021)、「L’image et son double」(ポンピドゥー・センター、パリ、2021)など。
website | www.whoisisoya.com
Instagram | @hirofumi_isoya
宣伝美術 / Flyer Design
田中せり seri tanaka

website | seritanaka.com
Instagram | @seri_tanaka