クリエイターからクリエイターへ紹介によって数珠のようにバトンをつなぎ、壁紙をデザイン、商品化していくプロジェクト『CREATORS CIRCLE』

 壁紙ブランド 「WhO」が、『CREATORS CIRCLE』と題した、クリエイターからクリエイターへ紹介によって数珠のようにバトンをつなぎ、壁紙をデザイン、商品化していくリレー企画をスタートする。
 本プロジェクトは、平面表現に関わらず、立体表現、映像表現、プロダクトデザインなど様々な分野のクリエイターが参加することを考え、この企画を通してインテリア空間への新たな壁紙の創出を目指していくもので、最初のスタートは「TAKAIYAMA inc.」を主催するグラフィックデザイナーの山野英之、「一級建築士事務所 大西麻貴+百田有希 / o+h」の大西麻貴、京都を拠点に活動するグラフィックデザイナーの三重野龍の3名からスタート。その後は、各クリエイターの紹介により新たな参画者が決定し、企画全体としては年間で20~30点程度の商品化を目指していく。
 尚、本企画によって生み出されたデザインは、WhO のラインナップ「CREATORS」内の「CREATORS CIRCLE」として展開、販売される予定だ。


CREATORS CIRCLE
whohw.jp/creators-circle/



山野英之
グラフィックデザイナー。奈良県生まれ。京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。2009年、デザイン事務所 TAKAIYAMA inc.( 高い山株式会社)設立。書籍、広告、ブランドデザイン、建築サインなど、平面から空間まで、グラフィックデザインを軸に活動。個人の制作として「クソバッジ」「B.C.G」「YAMANOMAX」「UHS-α」など。

大西麻貴
建築家。百田有希と一級建築事務所大西麻貴+百田有希/o+hを主宰。公共建築から住宅、店舗やまちづくりまで、様々なプロジェクトに取り組む。主な作品に「二重螺旋の家」「Good Job! Center KASHIBA」など。著書に『大西麻貴+百田有希/o+h|8stories(現代建築家コンセプト・シリーズ)』(LIXIL出版)。

三重野龍
1988年兵庫県生まれ。2011年京都精華大学グラフィックデザインコース卒業。大学卒業後、京都にてフリーのグラフィックデザイナーとして活動開始。美術や舞台作品の広報物デザインを中心に、ロゴやグッズなど、文字を軸にしたグラフィック制作を実践。現在までなんとか生き延びている。

WhO
「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のための壁紙ブランド。2015年7月に、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開する「graf」プロデュースのもと、壁紙ブランド「WhO」が立ち上げられた。
海外ではすでにトレンドとなっている感性豊かで多様な壁紙デザイン。「WhO」は、日本における壁紙の可能性を広げながら、日本の住まいや空間に適した、日本人の感性にあうデザインの壁紙を提供している。住まい手にとってより豊かな空間を提供する手段として、個性的で表情豊かなラインナップを揃え、2016年にはグッドデザイン賞を受賞している。
デザイン性と高品質にこだわった「WhO」は、今後さらに拡大するであろう日本のリフォーム・リノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応える。