4〜5年前に転勤で仙台に住んでたんだけどさ
「地元よりずっと都会ですげ〜」
でもなんか、ふとした時に暮らしの中に震災の名残がそこかしこにあるわけ
どれって言われると難しいんだけどさ
それに気がついた時に、アホで情けないんだけど、復興の途中なんだ、終わってない話なんだってものすごい衝撃を受けた
大変なことがあったっていうのはわかってたけど、実感はなかったっていうか
募金くらいはしたけど
ここに住んでる人たちにとってはまだ全然終わってないことで、今の暮らしと繋がっている出来事なんだって、しばらく暮らすまで気が付かなかったことがすごく恥ずかしくて忘れられない
っていうのを今回の地震で思い出した
向こうの友人はみんな何事もなかったらしい よかった
仙台でそうなのだったら東京に住んでたら何もわからない 阪神淡路とか熊本とか能登とかそれ以外ももっといろいろあるんだろうな
関東大震災の名残なんてよほど記念碑でも探さんと見つからんからな
震災後に津波避難タワーってのができたんだよな 畑や田んぼのど真ん中にポツンと建ってる 海なんか見えないただっぴろい場所なのに「ここまで来たんだ」って思い知る
無職ワイにとっては餓死と隣合わせのその日暮らしの時代は終わってないんやで