小説を書いてて時々めんどくさくなるのが男女別に単語があるやつ。
兄弟、姉妹はその典型。兄と弟と妹とか姉と弟と弟とか、単語がないんだよな。兄弟をひらいた「きょうだい」で書いてるけど、男女混合の単語があってもいいだろうと思う。
血縁関係がない若い女性を娘さんと呼んだりするけど、これに対する男性を表す単語もない。息子さんだと血縁関係あり限定だ。坊っちゃんはもっと下だし嬢ちゃんに対応する言い方だし。
男を見せろとか男になれとかもそうだ。女版がない。厳密には女になるは表現として存在してるが、性的なニュアンスが強いから使えないんだよな。少なくとも男になれとは使う場面が違いすぎ。
こういうのって自分がオリジナルな表現を作りゃいいって話じゃないからな(それだと通じない)。
あと、書き始めるまで気づかなかったけど、女性蔑視的な表現は結構多い。雄飛の反対が雌伏とか、女々しいとか女だてらにとかな。変な色つけたくないから避ける表現って多い。
兄妹、姉弟という表現をご存じない?