世界を見渡せば、勝つ国負ける国のパターンはわかり切っている。
国民を豊かにすることを優先し、国民の意見をよく聞く国は、結果内需で地力が育まれ、国際的な力も持つ。
一方で、国民を蔑ろにし、外国に対するマウント(軍事力)に精を出すほど地力が落ちて、結局国際的な地位が下がる。
なのに、もはや「日本を強い国にすれば」という信仰から抜け出せないので、ますます内政を軽視して、外側の見栄だけを強化して、「日本は強い国だ凄い国だ」という幻想に溺れて突き進んでいる。
日本がどこよりもヤバいのは、それを政府が力で押しつけてるんじゃなくて、一億の国民が自主的に本気で信じてることだな。
自分の目の前の生活の矛盾よりも、妄想的な「地政学的戦略」で頭が埋め尽くされてしまうのは、『オタク文化』のせいじゃないか?w
これを、私は先進国でも後進国でもない、『転進国』と呼ぶことにする。