2025-01-04

7日間くらい休んで他人との接触を最小限にする生活をしていると

ようやく自分自身というものが戻ってくるような気がする。

澱みたいなものかな。

うまくいい言葉として表現できないんだけど。

日頃、水の中を漂っている心の中の物体

わたし」なんだけれど

よそからの刺激にかき乱されずにいると

だんだんとその物体たちが沈殿していく。

だいたいは普段水の流れは疾い。

洗濯機の中の水みたいだ。

でもじっと一人でいる時間を長く保てると

その水の流れがひどく穏やかになって

ときに流れ自体ほとんどなくなるような気もする。

そうすると水の中の「わたし」は沈殿していく。

すっと底に溜まっていく。

そうすると普段、水の中の上の方流れに煽られて

「これがわたしです」ってひどく自己主張する人たちの塊が

どんどんと底に溜まっていって、うるさくなくなって

普段、底の方でじっとしていることが多い

「そこのほうのわたしと」合一する。

そのときわたしわたしと合流できる。

ようやくわたしであることができるようになる。

そのためには時間必要なんだと知る。

強い人というのは、洗濯機のような水の流れが普段生活の中でもあまり起きないのだと思う。

でもわたしはむり。

普段生活は流れが強すぎる。

次に私が私を取り戻すのは、また随分先のことになるのだと思う。

まあそういうものから仕方がない。

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