2024-04-21

anond:20240420124301

蒲鉾は竹に巻いて蒲の穂を模したものだったから「かまぼこ」と呼ばれていたのに、いつの間にか亜流の「板蒲鉾」の方が「蒲鉾」を名乗っていて本来蒲鉾区別のために「竹輪蒲鉾」→「竹輪」と変遷してるの、完全に母屋を乗っ取られた感あるよね。もはや何が「蒲の穂」なのか分からん

同じことがいま京都銘菓呼び名でも起きていて、八ツ橋はもともと琴の形状を模した堅焼菓子箏曲八橋検校あやかった名前を付けたのが始まりだったのに亜流の「生八ツ橋」に言葉を乗っ取られ、もはや「八ツ橋」でウェブ検索すると9割がた生八ツ橋で、本来八ツ橋区別のため「焼き八ツ橋」とか呼ばれる始末。検校さんも蒲の葉の陰で泣いているに違いない

竹輪蒲鉾が「竹輪」になったのをふまえると、焼き八ツ橋は何十年後かには「お焼き」と呼ばれるようになるだろう。すると、今の「お焼き」は区別のために(以下略

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