好きときらい～これさえあったら～

published on2015 03 06 Fri 00:11

Category気づき

私はパン屋でパンを買うことが大好きです
新しい店を見つけると嬉しくなって中に入ります
ですが、買う段になって、色々なことを考え
悩んだ末に、選んだパンのお味が
食べてガッカリ・・ということが結構多いのです

何かを選ぶときは“直感で決める”といわれています
・・・分かっているのですが
その時のことを、よ～っく思い出してみると
太らなさそうな方・・とか、値段の割にどうなんだ・・・とか
邪念が入りまくってしまうのでしょう

完全に思考が支配しているのです
（その点、ウチの長男はハズレのない男）

頭の中で考えて折り合いをつけ、無難な方を選ぶ
結果、ハズレ。。。というパターンです

カロリーが低くて、美味しくて、安い
どれも取りたい・・というのは、欲張りです
突き詰めるなら
「これさえあったらそれで良い」という感覚を
忘れてしまうのかもしれません

「好きかきらいか」で選べばいいんだよ～と
夫がよく言います
確かにそうなのですよね
とってもシンプルです

単純に“好きな方を選ぶ”
これで、間違いありません

今日、本屋さんでこんな本を見つけました
詩人・谷川俊太郎さん/装画・安野光雅さん企画の
「すきノート」です
空いているところに自分の好きな絵を描いたり
雑誌の切り抜きや写真を貼ったりして作りあげていくノートです
完成した時は、世界にひとつだけの、お気に入りの
自分だけの一冊の出来上がり。。というわけです

あらためて“自分”に焦点を合わせることで
自分を知ることができると思います
自分を取り戻す作業になるように感じました

すきノートにあった素敵な詩をご紹介したいと思います
私は、この詩を読んで優しい気持ちになりました

・・・パンも
幾つも食べるわけではないのだから
自分が食べたいもの、たったの、ひとつを選ぶだけ！
それで充分に満足できると思うのでした

『すきっていいね　あかるいね
　すきがあるって　たのしいな
　すきってだいじな　きもちだよ
　すきだと　やさしくなれるもの

　だれもきらいは　すきじゃない
　だけどきらいも　だいじだよ
　いつかきらいが　すきになる
　それもなかなか　いいきもち』

　「すきノート」本文より　・　谷川俊太郎氏

ではでは
みなさまの心が愛に溢れ幸せでありますように
そして地球が癒されますように

最後まで読んでくださりありがとうございます

<過去関連記事>

〇愛のバッグ♪
〇暗闇の中にいるあなたへ・欲張らない選択
〇足るを知ろう♪