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健全だったインナーチャイルド

Categoryインナーチャイルド
「さぁ、あなたのインナーチャイルドを癒しましょう」
初めてこの言葉を言われたとき
私は何のことか、さっぱり分かりませんでした

でも、スピリチュアルな世界を知っていくうちに
インナーチャイルドを愛し、癒すことは
とっても大切なことだと分かりました

はっきりと思い出せなくても
誰の心の奥底にも子供のころの感情やイメージは
潜在意識の中に刻み込まれていて
ずっと残っているものです

これがインナーチャイルドです

私の幼少期は困難な出来事が沢山ありました
(苦労自慢ではないのですが
それらの経験を乗り越えてきたからこそ
今があるのよ~と、納得していたのです

苦しかった経験があったから
何が幸せなのかが分かるし
魂の成長も出来たのだと思ってきたからです

なので、私のインナーチャイルドは
とっても深く傷ついていて
癒す必要があるに違いないと思っていたのです

ところが先日、催眠療法で
自分のインナーチャイルドと対面してびっくりしました
想像していた幼い自分とは違って
とっても元気な幼い自分だったのです!!
いじめられていても
いじめられていると感じていなくて
違うことを考えているというか
相手のネガティブな部分に全くフォーカスしていないのです

母親が食事を作らなかったり
夜に帰って来なくて
私はいつも淋しかったはずなのに
「ご飯は缶詰で大丈夫よ~
 お腹は一杯になってるよ~」と大人の私に話します

むしろ遊び歩いている母親に対して
「だって仕方がないから・・」と
まるで何もかも悟っているように
母親なりの苦悩さえ受け入れているのでした
傷つくどころか、全然元気ではありませんか・・

では、傷ついていると思っていたのは
何だったのだろう??ということになります

そう、まさかの・・「思い込み」でした
大人になった自分の知識と思考が作り出していた
傷ついたインナーチャイルドだったのです

さらに、私は気付きました
その頃の私は本質そのものでした

素直で無邪気で偏見を持たず
好奇心に満ちて損得を考えず
何もかもを受け入れ、批判せず、犯人を作りません
気持ちは常にハッピーです

ほとんどの人が大人になってからも 
傷ついた子供の頃の自分と同居したまま
日常生活を送っていると言われているので
「さぁ、あなたのインナーチャイルドを癒しましょう」
となるのです

でも、それは思い込みに過ぎないのかもしれません
一度、ゆっくりと一人静かに過ごす時間を作り
自分の内に住むインナーチャイルドに語りかけてみてください
幼い頃のあなたはどんな風ですか?
「大丈夫よ、心配しないで」と
大人になった自分を逆に励ましてくれるかもしれないのです

そんなインナーチャイルドに出会ったら
きっと何かが変わるはずです
勇気を与えられ
見失っていた自分の本質を
思い出すことが出来ると思うのです

この体験は私にとって
目からウロコの大切な出来事でした
元気だった幼い自分は最強に目覚めていたのでした

いつから私は心を閉ざしたのかなと思います
ですが、今、確かに分かっているのは
そこから、心を開く方向へと
言い換えるなら、自分の本質へと
再び歩き出しているということです
このまま行き着くところまで行ってみようと思うのでした

ではでは
今日も一日、みなさまの心が穏やかで
平安でありますように

最後まで読んでくださりありがとうございます

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