自分のことを知られたくない

published on2021 12 28 Tue 00:11

Category気づき

10年ほど前のお話になりますが
バレリーナの様な長くて密集しているまつ毛に憧れていた私。。。
「これだ！」と思ったのが“まつ毛のエクステ”でした
それで、当時通っていた美容室の美容師さんの紹介で
その人のサロンに行ってみることにしたのです

年齢は私よりも少し若い方で、お子さんもいて、話も合いました
何回も通っているうちにすっかり打ち解けて
施術の最中も、つい話し込み、涙が出るほど爆笑したこともあります
（エクステを付ける際、水気は厳禁なので焦りました😅）
そのうちに、一緒に食事に行ったり、ヨガ教室に通ったりするようになったのです

ある時、芸能人の話題になりました
私が「○○君って△△に似てるよね～」と少々ネガティブな内容のことを言うと
その人は、しばし間を開けて、「分かんない、分かんない」と如何にも流す感じで答えました

あらら、この人、避けている。。。
私はすぐに分かりました
その人は自分の考えを言いたくなかったのでしょうね

以来、同じようなことが、何気ない会話の中でも何回も起こるようになりました
（それまで、私が気づかなかっただけだったのかも
それとも、私、嫌われちゃってたのかな？？）

その人の仕事柄もあるかもしれませんよね
誰かの噂話や悪口の類はタブーだということです
対象が芸能人だったとしてもです
世間は狭いですからね

そんなことがあって、何となく足が遠のき
まつ毛にエクステを付けることも止めてしまいました
自分のまつ毛にかなりの負荷をかけているとも思いましたしね

所詮、その人にとって私は数いるお客の一人だっただけなのかもしれません
そう思ったら、何とも寂しくなってしまったのでした😢

人間関係というのは難しいですね
そもそも、親しくなったと喜んでいた私が勘違いしたのでしょう💦

それでも、やっぱり私は寂しかった
何が悲しいって
まともにと言うか、対等にと言うか
私自身と向き合ってもらえなかったこと。。。
これに尽きます
もしも、食事等が苦手になったら何とでも理由は作れるはず
断ってくれた方が、よっぽどスッキリするのだけれど
こちらはお客だから言いずらかったのかな🙄
いやいや、あちらから誘われたことの方が多かったよ。。。モヤモヤ

まぁ、自分のお腹の中を見せたくない人は世の中には沢山います
私の母も過去世の工作員気質が今世も残っているので
自分の生活を相手がヘルパーさんであったとしても見せたくないのです
とにかく隠したい・・・
お掃除に来てくれるのに、ヘルパーさんが来る前にできる範囲で部屋の中を片付けるので
ヘルパーさんが帰った後は、ぐったりしているのです

人付き合いでは「自分のことは極力話さない」と
母本人が宣言していました
ある意味スゴイわ😓

母の場合、相手が嫌いとか、そういうことでは無いのですよね
気質としてあるのだと思います
“自分を知られたくない”という気質がね

“言わない”というのは、“隠す”ということで
“嘘をつく”より、手強いと思います
もちろん、それは光ではありません

まつ毛の人とのことで、私は思いました
私は、私が置かれた人間関係の中で誰かに何かを聞かれたら
なるべく率直に答えようと
きちんと、相手と向き合おうと
誠心誠意という言葉もありますが
できることなら、それを心掛けたいと思ったのです
例え、相手が八百屋さんであっても、美容師さんであっても
親戚であっても、友人であっても、仕事関係の人であっても。。。です

相手が誰であろうとそうやって付き合っていきたいと思っています

そういう意味で、まつ毛の人とは関係を卒業したのでしょうね
学ばせてもらったことに感謝です

結局のところ
自分が相手にどういう風につき合って欲しいのか？ということを知った上で
まずは、自分が相手に対してそれをやる！ということが大切なのだと思います

これからの時代は、隠し事ができない時代になっていきます

自分のことを他者に知られたくないと感じている人は
どうして、自分がそうなのか。。。ということを探求していくと
もっともっと自分を知ることができると思います

自分を知ることは怖いことではなく
とっても面白いことだと思うのでした

慌ただしい年の瀬です
皆さま、何かとお忙しいとは思いますが
身体をあたためて、みかんでも食べながら🍊
元気にお過ごしくださいね

ではでは

皆さまの心が愛に溢れ幸せでありますように
そして、地球の光がすべての子どもたちに届きますように

いつも最後まで読んでくださりありがとうございます

　