“親ガチャ”という言葉に見える闇

published on2021 10 07 Thu 00:11

Category気づき

誰が言い始めたのか分からないけれど
ネット上だけでなく、今やメディアでも取りあげられるようになりました
（今朝もワイドショーでやっていた）

「親ガチャ」。。。

子どもの生活を左右する親の性格、家庭環境、資産力などを指し
子どもは親を選べないということを意味します

親の立場から言うと、イヤな言葉です
第一、失礼ですよね
こっちも精一杯やっているんだよと言いたくなります
逆に、子どもの立場になってみると、そう言いたくなる時もある。。。
（何と勝手な）

今日はそんな「親ガチャ」という言葉の背景にある闇について書きたいと思います

ワイドショーを見ていて気づいたことがあります
それは、“親ガチャ”に切り離せないものがあるということ
そう、『お金』です

“親ガチャ”には、お金があるか無いかで
自分の幸せが決定づけられてしまうような概念があると感じました
学生生活も進学も就職もすべてお金がモノを言う世界に生きている前提で語られているのです

私はこれまで持っている人が持ってる闇について書いて来ました
お金を始めとする地位や名誉、その他守るべきものが沢山ある人ほど恐れも多く
幸せの道に舵を切ることが難しい・・・という内容です

お金は大事なものではあるけれど
一番大事なものではないということが
“親ガチャ”には一切関係ありません
判断の基準がすべて「お金」なのです

親ガチャを特集していたワイドショーで紹介されていたエピソードです

ある程度裕福な実家から通っているのでしょう
コロナ禍でバイトを辞めた大学生がインタビューで
「自分はまだいい方だ　友人は生活費と学費がかかっているから」
と言っていました

また、4～5人のグループでいたお嬢さんたちが
努力次第でどうにでもなるなんて、無い無い、そんなの幻想だと
笑いながら言っていました

これ、誰かと自分を比べていますよね
そして、すでに諦めてしまっているのです

さらに、番組の内容が進み、進学などの話題に移ると、今度はコメンテーターが
「若者がそういう風に考えなくていいように社会全体が変わらなければいけない」
と言っていました

つまり、番組自体が今はそういう世の中なんだということを思い込ませ
（常識という狭い世界に閉じ込めようとしている）
意識を自分の外側に向けるように誘導しているのです

覚醒する（本当の自分に戻ること）ために、最初にする作業は
自分と向き合うことです
内観とも言いますが、自分を向き合い、自分を知って
どんな自分も受け入れることから始まります

しかし、実際は真逆なことが如何にも主流だとでも言いたげに
ネットとメディアが流行らせているのです

でもね。。。
自分はハズレだったと落ち込む必要はありません
何故なら、あなたは持っている人よりも
ずっとずっと自由で広い世界の住人だからです
不幸な境遇だと親や社会を憎みたくなる気持ちも理解できますが
人生はその先が長いのです

自分の心の持ちようで、何とでも生きられます
変われるのです
自分に集中してください
好きな道が道になる時代がもうすぐやって来ます
その時こそ、あなたがあなたらしく生きられるのです
自由に広い世界で
持ってる人が経験できなかった苦労を一杯してきたあなたが報われるのです
本当ですよ
だから、腐らないで
憎まないで、責めないで、蔑まないで

その代わり、その苦労を学びと成長に変えて
ひと回りもふた回りも心を成熟させてください

親ガチャなんて言葉に逃げないで
きれいごとだとスルーしないで
どうかどうか自分の置かれた環境を学びの場にしてください

子どもは親を選べないのか？
いいえ
子どもは親を選んで生まれてきたのです

親と子は血の繋がりだけではなく魂の繋がりがあります
遥か昔の過去世から励まし合い、愛し合い、時には憎しみ合うソウルメイトです
全ては学び合いのためです
（稀に例外もありますが）

当然、カルマもあるでしょう
カルマの解消が終わったら、気持ちも楽になるでしょう
もしかしたら、親との関係を卒業できるかもしれません
だからこそ、今世、親子という縁で結ばれているのだと思います

親ガチャはそんな繋がりを放棄する概念です

あなたの覚醒を妨げる概念なんかに
どうか、翻弄されないで下さいね

ではでは

皆さまの心が愛に溢れ幸せでありますように
そして、地球の光がすべての子どもたちに届きますように

いつも最後まで読んでくださりありがとうございます

　