岡崎市議会9月定例会 やなせ太 一般質問 概要
本日、岡崎市議会9月定例会にて一般質問を行ないました。
議事の概要は以下の通りです。
詳細は後日アップされる、岡崎市議会の議事録コーナーをご覧ください。
1 介護保険における要介護認定について
(1) 認定調査の状況
Q:要介護認定の結果が出るまで時間がかかりすぎているようだが、主な原因とその対策は取られているか?
A:判定結果が遅延している原因は申請者数の増加。前年22%増。対策としては、認定調査員を4月に1名、7月に2名増員し、また、認定調査委託を増やすなど調査体制の充実化に努めている
(2) 末期がん等の方への要介護認定等における留意事項
Q:要介護認定申請中に認定調査前に本人が死亡するなどし、認定結果が出せない場合の対策は?
A:申請から調査までの聞をどう考えるのかにもよるが、そもそも認定の効果は、申請時点にさかのぼるという説明が矛盾をきたすことになる。
介護給付に相当する分について、保険者が負担することも十分な妥当性を持っと考えられるので、今後検討する。
2 浸水警報装置とアラートメール配信システムについて
(1) 浸水警報装置
Q:今回のサイレンでの想定される有効範囲と発報試験の結果について
A:サイレンの有効範囲としましては150メートルほどを想定しており、現地試験の結果でも概ねこの前後の値が観測されているが、建物などの遮へい物の影響もあった。
(2) アラートメール配信システム
Q:浸水センサ-と連動した携帯電話等へのアラ-トメ-ルの配信システムの導入は?
A:9月1日から職員を防災科学技術研究所及び藤沢市へ調査のため視察に行かせている。ただちに導入するということは難しいかと思うが、是非研究を進めて参りたい。
3 図書館交流プラザ「りぶら」のコンピューターシステムについて
(1) 中央図書館蔵書検索システム
Q:今回の対応として7月にシステム改修を行ったとのことだが、その内容と費用は?
A:大量アクセスにも対応できるよう対策を施した。費用については、現在の契約の中で行なわれ、新たなものは発生していない。
Q:今の図書館システムは、23年1月に更新されるということだが、パージョンアップの重点はなにか。
A:今回のパージョンアップの重点は、個人情報保護・資料検索・返却予約・相互貸借など図書館業務の機能強化を考えている。また、業者との連絡を充分に取り、新たな技術への対応など不測の事態に備え、今回のようなことが起こらないよう配慮するとともに、利用者の方の要望も踏まえ、利便性の向上を図っていく。
(2) 新図書館システムの導入
Q:ソフトウェアに対する技術的評価を行う仕組みが必要ではないか?
A:ソフトウェアに対する技術的評価基準の作成は理想とは思うが、技術革新の早い世界であり、たいへん難しい課題と考えている。ただ、現在の図書館は昔と違い、情報システムとそれを支えるIT機器なしでは成り立たない状況であることも事実。業者の提案内容の何に着目すべきか、また何を確認すべきかについて、体系的な目安を作成する必要性は充分認識している。今後は、IT推進課等と協議し、専門的な知識の収集と活用に努める。
岡崎市立中央図書館事件については、9/1に図書館から見解が出されましたので、それを基に、主に今後の対応について質問いたしました。
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