今日は、昨日完了した "ScanSnap S1500" を使っての、30ページほどの雑誌記事を "PDF 文書(書籍)" 化したもの、それを素材に、これを "ePubフォーマット" 化する作業へと進んだ。
いや、 "進んだ" と言うべきかは疑問であり、単に "こだわって" いるだけなのかもしれないが......。
昨日も書いたように、<"PDF 文書(書籍)" をさらに "ePubフォーマット" 化するという目論見は、意外と手間だけが嵩んでしまいエコノミーだとは言えないのかもしれない......>という判断も片方にあるからだ。
多機能端末 "iPod" では、 "PDF 文書(書籍)" をアプリ "iBooks" の "本棚/PDF" に格納して、"文書内検索" までをスマートにやり遂げてしまうのであるから、あえて "ePubフォーマット" 化という目論見にこだわりつつ、自前の "ePub 文書(書籍)" を "本棚/ブック" に格納しなくともよさそうだからである。
ただ、今のところ "ePub 文書(書籍)" の評価できる "メリット" はと言えば、 "ePubフォーマット" 化を行えば、 "ePubフォーマット" ファイルは "(zip)圧縮ファイル" 方式ゆえに、ファイル容量が三分の一程度で収まるということなのかもしれない。ここから、大容量の "文書(書籍)" を扱う際には、ことによったら大きな "メリット" 感が生まれるのかもしれない。
ところで、 "PDF 文書(書籍)" 化したものを、 "ePubフォーマット" 化するプロセスで使った変換ソフトツールは、< Calibre E-book management >というフリーソフトながらきわめて上質な変換ソフトである。
ちなみに、この< Calibre >は "ePubフォーマット" 変換機能だけではなく、電子書籍統合ビューワーとでも言える幅広い能力を発揮する優れたソフトだと思えた。
結論から言えば、概ね "ePubフォーマット" 変換はできたのである。 "iPod" 上の "iBooks" の "本棚/ブック" に格納することもできたし、それを "ブック" として閲覧することもできたのだから、まずまず満足すべきではある。
が、問題がひとつ生じた。何度試みても、各ページの次のページが "空白ページ" となってしまい、都合、ページ数が二倍に膨れてしまう不思議な現象なのである。
これが十分に "こだわり" を刺激したのだ。とうとう今日はこの点をめぐって右往左往することで過ぎてしまった。
途中、試行錯誤の過程で部分的に解消されることがあったが、結局、原因がわからずじまいでひとまず中断することになった。
多分、これは< Calibre >の問題だと言うよりも、この "使い方" が不慣れであることと、もうひとつは、先日も"文字化け" 問題にっいて書いたように "ePubフォーマット" 変換完了後、 "ePub圧縮ファイル" を解凍しつつ必要な "修正" 作業を行わなければならないユーザー側の問題なのだろうと了解している。(参照 < "ePubフォーマット"とは"zip"ファイルなり!/解凍すれば"XHTML"関連ファイルが! (当日誌 2010.08.11)>)
しかし、まだまだ "理解度が浅い" 自分にとっては、そう簡単にはゆかない問題だったようだ。"落ち着いた解析作業" を進めれば不可能なことではないと踏んではいるが、今日のところはお手上げ状態で終わってしまった。
結局、こだわると言えばこだわっているわけなのだが、久々に "純粋な" 技術的問題で頭が一杯になっているというのも悪くはないか......、と感じたりしている...... (2010.08.13)
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