ADSL接続のTIPS

ADSLスプリッタ複数使用問題

問題)次の接続状態において加入電話を掛けると、間違い電話となる。
   MJ1、MJ2:モジュラージャック

>MJ1 - スプリッタ - (モデム用と電話用のケーブルを使用) - ADSLモデム - PC

>MJ2 - ラインセパレータ内臓スプリッタ - 加入電話

調査)次のように変更した。

>MJ1 - ラインセパレータ内臓スプリッタ - (モデム用のケーブルのみを使用) - ADSLモデム - PC

>MJ2 - スプリッタ - 加入電話

※変更点: 1.スプリッタとラインセパレータ内臓スプリッタを交換。
          2.電話用のケーブルを外す。

この状態でLC共振が発生するかどうか、現在様子を見ている。資料や店頭の製品の説明を見ていると、これで問題が解消されているようにもとれるため。
敢えてスプリッタにラインセパレータを付加することは保留とする。

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ADSL接続始末記

1.ADSL接続を導入するため、プロバイダを探した。
直接のきっかけは下図に示すように、電話料金が上がってしまったことによる。

電話料金

朝日ネット(12Mbps)に決め掛かったが、最終的にニフティ株式会社(960Kbps)にした。色々な要素がある。

ⅰ.導入するには次の事柄を検討することになる

○初期費用------------
  ・NTT工事費
  ・プロバイダ初期手数料、開通手数料

○月額費用------------
  ・NTT回線使用料
  ・プロバイダ月額料金
  ・モデムレンタル料

当初、フレッツ・ADSLで当たったが、割高であることを知り、あらためてプロバイダ兼業型を探した。特定の通信速度(NTT収容局からの線路距離に依存)を前提として初期費用がゼロ、月額費用が最小であることがユーザーにとって望ましい。様々な業者が行うキャンペーンは初期費用と導入後しばらくの期間の月額費用を低く抑えるために苦心している。私は当初モデムを購入する積もりであったが、レンタル料ゼロとか贈与の形で月額料金に組み込まれており、費用を節減することはできなかった。導入後の安定期においてこれだけの収益を挙げたいという目算で料金設定とキャンペーン割引が行われている。私はそれに乗ってしまった。結果的に通信速度を大きく取ることより料金を少なくすることを優先したことになる。上図のRの付いた矩形で囲った山がなくなればよいのである。

ⅱ.クレジットカードの学習を必要とする

概して料金の支払いはクレジット決済によっている。振込みでも年契約の制約があり、容易に加入できないようになっている。爆発的なインターネットユーザーを取り込もうとして、インターネット界での通行手形、クレジットカードを発行する格好の機会であるのだろうか。背後に発行会社と提携会社の思惑が感じられる。そういう点でニフティは敷居が高くない。学生であればニフティに流れ込むと私は思う。クレジットカードの発行数が頭打ちになるとき、敷居は高くなくなる。

2.そのほかのこと

ⅰ.現在、無料のダイヤルアップ接続サービスを受けている。そのメールはメールソフトにおいて送信サーバーの設定をADSLのプロバイダのものにすれば問題ないことが分かった。Webメールでしかアクセスできないとの説明や噂の記事を読んだが、それを否定できて私はうれしい。

ⅱ.自宅にはモジュラージャックが2つある。分配器の直後にスプリッタを付ければよいが、便宜的に各モジュラージャックの直後にスプリッタを付けることもOKとのこと。無線の親子電話を設置する案も記されていたが、取り敢えず必要ない。

ⅲ.CheckICを用いてダイヤルアップ接続時の時間をカウントするようにした。ドライブレコーダーのような使い方である。

ⅳ.Webドキュメントを印刷している過程で次のことが分かった。

》iP4200でカラーインクを使わない方法
 Webブラウザ「Opera」の表示→スタイルを作成者モードON、高コントラスト表示(黒/白)ON、高コントラスト表示(白/黒)ONにすれば出力は2値化される。

》CutePDF Writer で書き込むときの要領
 ・色を白黒にしても2値化にはならない。
 ・シートごとのページを2にして書き込む。
 ・詳細設定でグラフィックスの印刷品質を最高4000dpiまで設定して印刷するときれいな仕上がりとなる。その逆は粗いが読めないわけではない。

以上、手探りで分かった事ばかりである。どこかに書かれていれば助かると思い、ここに記すことにした。

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高速・常時接続の夢

ダイヤルアップ接続でインターネットを利用するようになってから、月々の電話料金は平均2,194円増加した。
ADSL接続にしたときの月額料金がこれに相当するのであれば、そのメリットは応答速度だけである。数字を出してみて、私はヘビーユーザーではないことが分かった。数百円の節約を目安にADSL接続を導入することは賢明なことではなく、逆にストレスを生むことになるかも知れない。元を取ろうとして徒に時間を費消してしまう。ASAHIネットの12Mbpsのプランがリーズナブルであると感じられた。1Mbpsの従量制(SANNET)や640kbpsの低料金な(TikiTikiインターネット)サービスなど、或いはASAHIネットに拮抗したもの(So-net)など、当たってみないと知り得ないことがあった。顧客はどんな状態にあるのかを条件設定でマッチさせる。これがインターネットを利用した商売かもしれない。

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ADSL常時接続のこと

ADSL常時接続のことをここしばらく検討している。

OSをXPに切替えてから、ダイヤルアップ接続での遅いレスポンスに抵抗を感じている。MB単位のファイルをダウンロードする際、多少嫌な気分になる。時間とお金がストレスを生むようだ。

PCを買ったのは1999年10月である。電話回線用のモデムを買ったのは2002年3月である。今では、Webコンテンツに画像が多用されるようになった。ソフトウェアやファイルのダウンロード回数が多くなった。ダイヤルアップ接続でそれに対応することは不可能ではないが現実的でなくなってきた。

XPに切替えてから、Win98SEでのハングアップはすっかり解消された。やはり、OSのアップグレードが物を言うようだ。ようやくADSL接続の準備が整ったといえる。

2002年3月からlivedoorの無料サービスを利用しているため、はじめはプロバイダを選べるフレッツ・ADSLを前提とした導入を考えていたが(BB.excite、ぷらら)、フレッツ・ADSLそのものが割高であるとの記事を見て、ADSL事業者およびプロバイダ事業者のサービスを探すことにした(TikiTikiインターネット、SANNET、So-net)。

NTT収容ビルからの線路距離は2.97km、伝送損失は38dBである。12Mbps程度はOKである。640kbps以上のADSL接続用のプロバイダを設定し、現行のメールはWebブラウザによるWebメール(または通話料金負担でダイヤルアップ接続を用いてメールソフトによるPOPメール)で処理することとなる。

1MbpsのBB.excite、それに相当する費用の非フレッツ・ADSLのプロバイダを較べてから改めてADSL接続の導入を考えたい。

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