poco a poco

ハウスキーパー入門

成人式の風物詩

成人の集いの各地の様子がリポートされた。
今年もお決まりのが色々と


京都三十三間堂で弓道やる人


ディズニーランドでミッキーマウスにお祝いされて笑顔の人


大阪アベノハルカスで階段登りする人


だいたい毎年こういうラインナップが成人の日の様子です。


毎年朝イチでの番組では、北九州の男子たちのド派手衣装の紹介


深夜からそれなりのヘアスタイルに仕立ててもらって、特注の衣装に身を包み、揃いの衣装グループ数人で記念写真そして会場入り。
その番組を観て、夫が渋い顔をして、「まったくコイツらと来たら何やってんだ!」と文句を言うのも毎年のお約束。
何なら楽しみにしてるのでは?とも思う。


ちょっと前までは、沖縄の校区ごとの男子グループの揃い衣装でいきがってる様子もお決まりの風景でした。
これには私もつい腹立てていた、自分の息子でもないし関係ないのに、ついね。


式場で日本酒ラッパ飲みや式典でクラッカー鳴らすとか、迷惑行為については呆れていました。
何で腹立ってかというと、あの子達のこと「成人って大人だよ、人に迷惑かけて常識ないのかい?」と自分の大人尺度に見合わない行動を批判してたと思う。


最近は、孫と言ってもイイぐらいの男子達にそうそう腹も立たない。
そもそも今の20歳は子どもだよ。
子どもがやってる事なんだから、腹も立たないし、大晦日の紅白歌合戦に小林幸子や美川憲一も出場してないんだから、その代わりと思えば、見ててけっこう面白い。


あの衣装に結構お金掛かってるらしいが、自分でバイトしたりお金を貯めてるというから感心してる。


夫は「こんな事に金使うなら、もっと他にやる事あるべさ」と。
そもそも自分の稼いだお金、何に使おうと勝手だろう。
あの衣装を晴れ着や礼装と見れないし、強いて言えばハロウィンの仮装と同じでしょう。


目立ってナンボ。


目立つための散財なら、良いお金の使い方と思う。
地元の関連業者も潤うしね。


テレビ局も、批判的な取材でなくて、ヤンチャしてたボーイズが成人の集いを機に、親に感謝する感動シーンで番組を仕立ててる。
彼らも、世間が自分たちに期待してる通りに振る舞うのも単純で純粋な感じがする。


もちろん「きちんと、普通の」スーツ着用の男子達の方が圧倒的に多いでしょう。
どちらも人間としては、まだまだ未熟な人たちですよ。


これからの人たち 頑張ってください。




どっちがいい?

地元の冬は、ものすごく寒い。
その代わり、雪は少ない。



北海道らしい大雪は今年も、岩見沢が担当してくれている。
岩見沢は空知地方という地域。
石狩平野で豊かな水と平野で農産物に恵まれている。
豊かな水は、冬の大雪がもたらせている。


石狩地方は、平野なので、早くから土地が拓けた。
札幌中心に人口が増えて都市化している。
でも雪が多くて、住むの大変そう。
でも人はそちらに流出している。



同じ北海道くくりだけど、北海道は4つに分割しても良いぐらい気候も土壌も風土も違う。
道東と呼ばれる、こちらは寒いけど雪が少ない。
めったに大雪にもならないし、猛吹雪になるのは大抵羅臼とか知床半島付近の地域。いつもすみません。


北海道の究極の選択。
大雪と寒さ。
どっちが良いですか?
もしくは、どっちが嫌ですか?


夫とよくこんな問答をし合って
「やっぱり大雪より寒さの方がマシだよね」との結果になる。
地元に住んでて良かったよ、と田舎暮らしを慰める。
たまに、札幌市内で熊が出没したニュースが出ようものなら、
「やっぱり田舎で良かったよ。人が少なけりゃ、熊も少ないんだからさ。」ともっと元気になる。


北海道民は我慢強くないと言われる。
決して寒さに強い訳ではない。
寒さが苦手だから、室内はめちゃくちゃ暑くする。
ストーブ周りだけでなく、リビングのどこに居ても、同じく暖かくないと満足できません。
なので油断すると、冬の室内は30℃になってしまうことも。
冬は意外と室内では薄着です。
娘の家を訪問した時、室内が寒く、みんながフリース状の上着を羽織ってて驚きました。
これって普通なんですかね。


さて、猛暑は嫌、大雪も嫌、我慢強くない典型的な道産子のパンダ子は、地元が大好きです。


ジリ貧なローカル線

昨日からの湿り雪が凍って道がツルツルになりました。


元職場関係のイベントに招待されてて、どうしても隣町に出かけなければなりません。
雪がなければ、時速60キロで40分も走れば着く場所ですが、ノロノロ運転でおっかなびっくり行くのもストレスです。


思い切ってJRで行くことにしました。
最寄駅までは歩いて10分ですが、列車は一時間に一本しかないので、時間に遅れないように乗り込みました。


地元ローカル線に乗るのは五年ぶりぐらいです。
降りる駅は無人駅なので、kitaca やICカードのリーダーがありません。
小銭を用意して乗り込みます。
すでに緊張状態で、ソワソワしました。


ここまで書いてて、都会の人から見ると、なんてつまんないこと書いてるんだろうと思うかもしれませんが、北海道の田舎の人間にしたらJRに乗るって、超非日常な出来事なんです。


車内はガラガラです。
学生も冬休み中なんで、地元の人はほとんどいません。


乗ってる人は、ハードスーツケースを持ったアジアからの観光客ばかりです。
車窓から見える退屈な雪原をずっと動画撮っています。


高校生達は数年で卒業して地元を離れます。
次の世代の子たちがまた利用するでしょうが、少子化で地元の子は、減少しています。
そんなこんなで、ダイヤ改正で、利用するには不便な時刻表になっていくようで、また客が減る→不便になるの繰り返しです。
私も、JRで札幌に行くぐらいなら、飛行機で東京に行く方が近いので、ほとんど利用しなくなりました。


本当は列車の旅好きなんですよ。
北海道のローカル線が廃線になる前に、乗ってみたいです。
いつかいつかと言ってたら叶いませんね。
いや! 絶対いつか!


帰り道、ツルツル道と凍てついた空気の中を、歩いていたら、近所のおじさんが「パンダ子さん、なんで歩いてるのさ!」と珍しい人を見るように聞いてきた。
超田舎は、列車利用どころか、雪道歩行も非日常的行動に思われる。


映画「孤独のグルメ」観ました

最近やたらと松重さんバラエティ出てるし
先月JALに乗った時にも機内で映画とコラボされてる映像が流れて、封切りが待ち遠しかったのです。


昨日の宣伝バラエティでは、お客さんに映画が受け入られなかったら進退を考えなくては、みたいな発言もあり、あの番組終わったらファンとしては寂しいです。


初日ちゃんと映画館で観て、動員数に貢献しました。


2時間のドラマに何食美味しいものが出てくるのかと思ったら、そういうグルメストーリーでもなくて、いい意味で裏切られました。
慎重で冷静な井之頭五郎さんが、いきなり無謀な行動に出たり、素敵な出会いと親切心から良い仕事に繋がったり。
松重さん、ご本人が監督と脚本もされてるとの事で、凄いなーと思いました。
アクションもCGも涙を誘う感動もないけれど、じんわりと良いお話で後味良かったのです。


ネタバレになるから、あんまり詳しくは言えないけど、
志高い人が挫折してクズっぽくなり五郎さんとの出会いで立ち直る役にオダギリジョーで、カムカムエブリバディを思い出しハマり役でした。


100冊読書 クスノキの番人 クスノキの女神

今年の目標 本を100冊読むこと


私もともと読書好きだったのですが、ブログを始めてからは、ついついネットであちこちお邪魔してフムフムなるほど🧐と読み歩く毎日。
iPad手にしたついでにゲームまでして、典型的な引きこもりシニアになっていました。
iPadが付近にあると、本を読んでても集中できず、読了するまで時間がかかり、図書館で借りてきても読み終えないのも数知れずでした。
新年、目標色々立てましたが、ブログを始める前のように、本をたくさん読もうと思います。


家の本棚にあった読み終えていない2冊。
最近の東野圭吾は家族や血縁の絆の不思議さをテーマに書いてる作品が多くなりました。
ミステリーなのに悲惨な殺人は起こりません。


4年前に「クスノキの番人」を購入。
ドキドキ事件が起きないので、ちょっと退屈でそのまま本棚に入れっぱなしで忘れてました。
昨年本屋さんで「クスノキの女神」を見つけて購入しましたが、一話の方を読んでないことに気が付きましたが、やっぱりそのまま。
どちらも初版です。
昔から東野圭吾好きで発行されたら初版を買うことにしていましたが、読んでもなかったとは作家さんに申し訳ない事です。
目標である100冊読書のスタートとして読み終えました。
地味なミステリーですが、温かく沁みました。